花を求めて東大台を歩いてきました。
ビジターセンター。今年の花は遅れているそうです。
ツツジはほぼ終わり、シャクナゲが咲き始めています。
大きな葉はコバイケイソウ。
ブナがようやく新緑に模様替えです。
周遊コースの、駐車場から半周あたりの牛石ケ原にある神武天皇像。大台ケ原は
通過してないでしょう。遠征をするのにわざわざ難路をとるとは思えないからです。
新宮市や三重県南部にも上陸したという話がありますが、話が多いというのは確たる
証拠がないということでしょう。天皇と言う名も、この時代にはなく、後世に作られ
たもので、王とか大王とか呼ばれていたのではないでしょうか。なお、古代天皇は異
常に高齢者が多く、中には百歳を超える記録もあるので、多くの歴史学者は架空に過
ぎないと思っているようです。古田武彦氏は中国の文献から倭人は春と秋に歳を数え
るという記述を発見しています。してみると、150歳でも実は75歳なので、当時とし
ては長生きには違いないが、あながち無いとは言えないようです。この考えでいくと
時代も2倍になっている可能性があるので、ずっと現代に近づくことになります。
大蛇嵓に近づくとシャクナゲが咲いています。今年は外れ年だと思います。
大蛇嵓。
前日の大雨で水量が多く、見事な滝です。雨の跡にしては霞がかっています。
大蛇嵓から。
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