進め!認知症防衛軍!

いつまでもぼやいてもしかたないので!認知症の姑『ばば』マイペース妖怪『のらりじじ』と暮らすree、今日も戦っています!!

仏さまのご飯

2006-04-19 07:48:39 | 言動
うちには仏壇がある。
爺が長男なので、立派な仏壇と、都内にちゃんとしたお墓もある。
この辺は爺と婆を尊敬している。
決して裕福でなかった爺がこつこつ働いてきたお金を、婆が息子(旦那)を幼稚園から私立にいれながらそこまで貯めた婆。
旦那いわく、『見栄っ張りのくせにものすごくけちだった。』とのこと。
でも、そうでなければ『お墓と仏壇』なんてムリムリムリムリ・・・

ところが私の実家の両親は次男坊。
当然仏壇もなく、そのお作法(?)が全くわからない。
お盆の飾りつけも日常のお線香のあげ方も・・・。
今年のお盆も、周りに聞きまくり結果、爺の弟の奥様の「確かいつもこんな風にしてあったよ」という意見に従って飾ってみた。
でも私の記憶ではやっぱり「きゅうりのウマとなすの牛」なので、それもつくった。この家のやり方が継げないのは悲しいけど、これも仕方ない。みんなわかってくれるだろう。

そして、日々のこと。
朝、ご飯をあげてお水をあげてお茶あげて。
お線香は毎日二本。(これは婆がそうしていたのでたぶんそうなんだと思う)
で、そのご飯。
半日くらい置かれたそのご飯は一体どうするもんなんでしょうか??
捨てちゃってるんですが、どうももったいない気もするし。
婆の気持ちもそういうのがあるようで、捨てちゃってるときと大事にとっているときがある。
まあ、そのとっておき方が婆らしいんだけど。

想像してください。

醤油の小皿に仏さまのご飯を2つ、積み重ねる。(さいの河原の小石みたい・・・
その上にティッシュに(ラップではなく!)包んだおしんこ。
それを伏せたコップで隠す!!

一見、
半か、丁か~!
という感じです。
 
コップに詰めてひっくり返したのではなく、うまく積み上げてコップで隠すところがミソ。
改めて婆の発想力に脱帽、な出来事でした。