たわしもこんなにきれいなのがある。
これは私の実家の母がいつも送ってくれる野菜(自分たちで食べる分だけ育てている、ありがたいおすそ分け)の隙間埋めに入れてきたものだ。
早速、使うことにして流しにおいてみた。
案の定、婆にはこれがたわしに見えない。新品だからなおさらだ。
私「お母さん、最近のたわしはこんなんなんだよ~、きれいだね~使うのもったいないね~」
婆「そうだねえ、色がちょっと派手すぎるねえ」
とってもきれいなオレンジ色だ。
婆「ちょっと胸につけらんないね、あたしみたいなバーサンは」
コサージュ・・・?
まあ、見えなくもないか。
そのうち慣れるだろ。
しかし、そのたわしがたわしらしく、くたびれてくるまでにはまだ時間がかかる。
それまでになくならなきゃいいけど。
そんな矢先。
たわしが見当たらない。
台所を見渡すと、布巾かけの裏に透けて見えるオレンジ色。
あったあった。
しかしそれは大切にラップで包まれ、はじを爪楊枝で止められ壁に留められていた。
まるでお花を飾るように。
うんうん。
今度は造花に見えたんだね。
ホコリがかからないようにラップで包んで飾られた、オレンジ色の花。
それにしても、表から見えないように爪楊枝で止める、なんて頭いいなあ・・・
これは私の実家の母がいつも送ってくれる野菜(自分たちで食べる分だけ育てている、ありがたいおすそ分け)の隙間埋めに入れてきたものだ。
早速、使うことにして流しにおいてみた。
案の定、婆にはこれがたわしに見えない。新品だからなおさらだ。
私「お母さん、最近のたわしはこんなんなんだよ~、きれいだね~使うのもったいないね~」
婆「そうだねえ、色がちょっと派手すぎるねえ」
とってもきれいなオレンジ色だ。
婆「ちょっと胸につけらんないね、あたしみたいなバーサンは」
コサージュ・・・?
まあ、見えなくもないか。
そのうち慣れるだろ。
しかし、そのたわしがたわしらしく、くたびれてくるまでにはまだ時間がかかる。
それまでになくならなきゃいいけど。
そんな矢先。
たわしが見当たらない。
台所を見渡すと、布巾かけの裏に透けて見えるオレンジ色。
あったあった。
しかしそれは大切にラップで包まれ、はじを爪楊枝で止められ壁に留められていた。
まるでお花を飾るように。
うんうん。
今度は造花に見えたんだね。
ホコリがかからないようにラップで包んで飾られた、オレンジ色の花。
それにしても、表から見えないように爪楊枝で止める、なんて頭いいなあ・・・