その蜩の塒

徒然なるままに日暮し、されど物欲は捨てられず、そのホコタテと闘う遊行日記。ある意味めんどくさいブログ。

山吹の里「金足」を歩く(6)

2009年09月24日 | ウォーキング


 後半の道のりは、黒川~峠越え~山岸→小泉→船橋→龍毛→豊川油田→ブルーメッセ(道の駅しょうわ)でした。


 経済産業省管轄で2007年11月に、全国で575の近代化産業遺産が認定されました。その中の11項目「北日本石油」ジャンル豊川油田関連遺産として、天然アスファルト採掘跡、採油井、ナショナル式ポンピングパワーユニット、コンプレッサー、事務所が認定されています。あくまでも私見ですが、戦争においては燃料供給基地として負の側面もあるわけですけれども。。

 わが北秋田市でも、09項目「東北鉱山」ジャンルで阿仁銅山関連遺産として阿仁銅山跡が認定されています。



 現在も毎日稼動しており、この日もベルトが回っていました。機器は高いので、北海道から中古のを購入したそうです。

 原油採掘よりもここはむしろ天然アスファルト採掘現場として、縄文時代から有名だったそうです(槻木遺跡群)。土器破片の接着剤や石器の結び目の補強材として使われてたようです。東北一円はもとより北海道からも来ていたとは、縄文時代の情報網もすごいですね。



 よく見ると水たまりには油が浮いているのが見えます。場所はブルーメッセの裏手で、車だとそこから5分ほどです。興味のある方は見に行かれては?


 水心苑~ブルーメッセ22kmを完歩。朝方の土砂降りからは想像も出来ない天気でした。2、3度降ってきましたが、幸い傘をさすほどではありませんでした。ということで昼食はブルーメッセの芝生の上で。いつもながら色々と頂戴しましたが、このシソを揚げたのが一番でした。

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