あれもこれも

あれもこれもやらなくちゃ...なのに遅々として進まない日々。一体どうなっているのだろう?小さな日記です。

旅行が続いて..

2013-05-09 22:00:52 | 散歩・旅行
すっかりご無沙汰してしまいました。
無我夢中で過ごした4月、絵画教室も無事開講しました。
大変なことも多かったけれど良い経験となりました。
4月は友達時間も多かったです。
沢山お喋りして楽しかった~

4月下旬には主人と北陸旅行に出かけてきました。


金沢城跡


石川県立歴史博物館(改修のため休館中)

そして..ドイツ南西部への旅行も目前です。
旅行が続きます。

15年ぐらい前だったか主人にドイツ旅行に誘われた時、
「ロマンチック街道とかノイシュバンシュタイン城ってちょっと平凡でない?
 私は東欧に行きたい~~」と言って、
その時はチェコ、ハンガリー、オーストリアへ出かけたのでした。
それから少しして友達から
ロマンチック街道やノイシュバンシュタイン城へのツアーに誘われて
あっさりOKして友達とドイツ旅行に出かけてしまった私。
主人は唖然? 茫然? 釈然としなかったみたい..

3年前に主人とドイツ旅行をすることになった時
「私は南の方にはもう行ったから旧東ドイツの辺りがいいわ」
と言い、ベルリンやドレスデンを中心に旅したのでした。

主人は優しい人です。
私は(家の中では?)我儘?
でも3度目の正直!
今回は「はーい」とドイツ南西部旅行にOKしました。
楽しんでこようと思います。

ブログの更新を休んでいるうちに書き方(感覚)も忘れてしまって..
久しぶりに書いたらなんだかヘンテコな内容になりました。
コメント欄は閉じさせて頂きますね。

鎌倉散歩・その1♪その2♪

2011-11-29 09:28:35 | 散歩・旅行
鎌倉散歩・その1
今年の台風で鎌倉の木々が塩害を受け、葉っぱが色づく前に枯れ始めている
と聞いたり実際に見たりして、とても残念に思う反面、
それでもどこかでは綺麗な紅葉が見られるのではと期待する気持ちもありました。
先週の土曜日に紅葉を訪ねて主人と鎌倉散歩しました。
歩いたのは天園ハイキングコースで、
大塔宮->永福寺跡->獅子舞->天園->瑞泉寺です。




獅子舞は紅葉の名所と言われていますが、
時期が早かったようでもあり、枯れているような木もあり、
紅葉はほんの少ししか見られませんでした。
でも、私は鎌倉の山道を歩くこと自体が好きなので、
紅葉はどうでもよくなって、落ち葉を踏みしめながら雑木林の中を歩きました。
急な斜面、細い道、ぬかるみ、いろいろあって注意は要ります。
でも、足が軽くてどんどん歩け、気分は最高、リフレッシュしました。



瑞泉寺は久しぶりでした。
静かで良いお寺と思いました。
冬枯れてはいましたが、花の寺の雰囲気がありました。
梅が咲く頃、水仙が咲く頃..と、また足を運んでいそうです。



最後は小町の甘味処「あかね」で、このお店のお勧めの煮小豆を頂きました。
主人は磯辺焼き。
このお店は夜は小料理屋さんになるそうで、主人はお友達と時々飲みに行っているみたい。

鎌倉散歩・その2
その1から2日後、
こすもすさん、shelleyさん、tocoさん、私で鎌倉&湘南タイムを過ごしました。
神戸に住むshelleyさんをこすもすさんがご案内する機会にtocoさんと私もご一緒させて頂きました。
まずはtocoさんが予約して下さったイタリアンレストランでランチ。
鎌倉宮のそばでしたが、道がホントに狭かったです。
まあ~こんなところに! ナチュラルな雰囲気が素敵!
どこかのお宅にお邪魔するみたい♪ 嬉しくなりましたよ。





私達が頂いたのは軽い方から2番目のコースで、
フォカッチャ、前菜5種、パスタ、ドルチェとコーヒー。
美味しく頂きました。



食事の後で報国寺に行きました。
竹林で有名です。
私は久しぶりでしたが、竹はやっぱり清々しいです。
ここも良いお寺です。



報国寺を見た後は、車窓から由比ヶ浜を見ながら逗子へ。
デニーズの跡地に出来た【なぎさ橋珈琲 】でお茶しました。
木立に囲まれて、葉山の海が見えて、広々とした立地が魅力的です。



日が短くて暗くなるのが早いこと!
日が長い夏がいいなあ~と思う瞬間。
でも、お寺、海、お料理、おしゃべりがぎゅっと詰まった充実した1日でした。
どの時間も本当に楽しかったです。
またひとつ思い出のページが綴られました。
こすもすさんがずっと運転して下さり、ただただ感謝です。

山陰旅行・最後に大山の秋を満喫~♪

2011-11-13 23:22:02 | 散歩・旅行


3泊4日の山陰旅行も早4日め、
出雲空港18時55分発のJALで羽田に帰ります。
この日をどう過ごすか?
主人が立て計画は「大山で紅葉を見る」
でも、私は「鳥取砂丘に行かないの? 行きたい~!」
いずれにしても、3日間島根県にいて、4日めに初めて鳥取県に入ることになります。
私達の旅行は効率が悪いと言うか一か所でゆっくりしていると言うか...
結局、予定通りに大山に行きました。
「ホントに紅葉しているの?」と私は半信半疑でしたが、行ってよかった~
色づいた葉っぱのグラデーションの美しさに思わず駈け出してしまうほどでした。↑



ところで大山へは、松江から米子までJRで行き、米子からはバスで行きました。
最初に行ったのは大山寺です。
大山寺は奈良時代に創建された天台宗の古刹だそう。
私はあれこれ見学するのを楽しみにしていましたが、
主人が言うにはそんなに時間のゆとりがないのだとか
門↑を通って本堂を見たぐらい。
奥宮↓も入口から覗いただけで残念でした。



紅葉は散策して楽しみました。
起伏のある地形(山なので当たり前ですね)が景色に奥行きや動きを与えています。
とっても素敵な眺めでしたよ。





大山寺の後は枡水(ますみず)高原へ。
天空リフトに乗りましたが、展望台までの斜面は一面のススキでした。



続いて【まきばみるくの里】へ。
大山を背にして広々とした草原から遠くに海が見えます。
子供連れで休日を過ごすのに格好の場所です。
幼い子供についつい目がいってしまいました。
牧場のレストランでランチしました。
今回の旅行で初めての洋食!?
ハンバーグ、ドリア、ソフトクリームが美味しかったです。



鳥取県西部の旧国名の伯耆国にちなんで、
大山↑↓は伯耆(ほうき)富士と呼ばれています。



大山から米子までバスに乗り、米子からJRで宍道湖(宍道駅)に戻ってきました。
今回の旅行で最後に寄ったのが【八雲本陣】です。
杏さんが「八雲本陣は良いですよ」と教えて下さいました。
閉館の10分前に辿り着き、しかも毎日オープンしているわけではないみたい。
私達は運が良かったです。



お部屋に上がって、ひとつひとつ説明して頂きました。
1733(享保)年に建てられ、歴代松江藩主の国内巡視の際の本陣宿として使われたそうです。
大正天皇が皇太子時代に昼食休憩なさったお部屋もありました。
戦後、旅館となりましたが2006年にクローズされたそうです。
今回の旅行では、石見銀山で商人屋敷や武家屋敷を、松江で武家屋敷を見学しましたが、
八雲本陣が1番見応えがありました。
旅の最後を締めくくるのに相応しい場所でした。
教えて下さった杏さんには感謝です。



八雲本陣から出雲空港までタクシーであっと言う間でした。
空港のお蕎麦屋さんで温かい出雲そばを食べてみました。
やっぱり、あんまり美味しくなかったけれど、段々好きになりそうにも感じました。
なんとはなしに時間が過ぎて、飛行機は出雲空港を飛び立ちました。

 想像以上に楽しい旅行となりました。
島根県には地味な印象をもっていましたが、認識不足&認識違いでした。
歴史と文化のある豊かな県でした。
私は松江のお菓子が好きになり、これからはネットで注文してしまいそうです。
アルバムも作って、ブログも書いて、山陰旅行、無事終了です。
いつもブログを読んで下さりありがとうございます。

山陰旅行・3日目は足立美術館へ♪

2011-11-10 01:38:42 | 散歩・旅行
●3日目は
午前中は足立美術館に行きました。



松江から安来までJRで行き、駅前から美術館のシャトルバスに乗りました。
安来は【げげげの女房】で奥さんの実家のある場所としてよく耳にしたので、
駅に降り立った時はなんだか嬉しかったです。



足立美術館は噂通りの庭園の美しさで、
館内に足を踏み入れた途端「わあ~綺麗」と立ち止まったり写真を撮りたくなります。
1階でお庭を見て2階で絵を見るようになっていますが、
庭園もまた一幅の絵画であるという開設者・足立全康の言葉を知って、
1階も展示室であり、庭園と言う絵画を見ていることに気づきました。
足立美術館では、庭園と絵画は同列なのだと私なりに理解しました。



お庭は亀鶴の滝、苔庭、枯山水庭、白砂青松庭、池庭などコーナ毎にテーマがあります。
アップした写真はその一部ですが、どこがどこだか混乱中..
↓は池庭です。



2003年から2010年まで8年連続で庭園日本一に選ばれているそうです。
2011年はどうなったのか気になります~



一方、絵画の方..
日本画の収集と言うコンセプトが明確でインパクトがありました。
横山大観の作品を堪能してきました。
日本画の他では北大路魯山人の陶芸が心に残りました。
去年オープンした新館の展示も雰囲気ががらりと変わってなかなかよかったです。
足立美術館の滞在は約3時間でした。



帰りもシャトルバスに乗り、安来から松江までJRで帰ってきました。
昼食は【みな美】で頂きました。
ランチタイムの終わりの方だったので空いていて、お庭の見える良いお席に案内されました。
でも、頂いたのは1番安い鯛めし御膳。↑
夜に旅館で過剰な食事が出てくると思うと、夕ご飯に備えてお昼は軽くと思ってしまいます。
でも、結構お腹いっぱいになりました。
鯛めしが美味しかったです。



昼食の後は島根県立美術館に行き、
そこで太陽が宍道湖に沈んでいくところを見ることになっていました。
ところが..曇っています。
前日はお天気がよかったのに~~
でも、美術館で絵を見たりカフェでお茶したりしながら日没(17時13分)を待ちました。



晴れた日の日没とは程遠いと思いますが、
空と湖を淡いピンクに染めながら太陽が沈んでいく光景に感動しました。
私は一瞬も目を離せなくて最後の最後までじっと見ていたのだけれど、
主人はなんだかあっさりと見ていました。
気持ちを表情と行動に出さない人なので実は感動していたのかも。



夕ご飯は旅館のお部屋で頂きましたが、牛肉をメインに次々と出てきて、
その内容も日本人の好きなものオンパレードみたいでした。
どれも美味しいのですが、3晩とも和食で飽きて、
「ひと晩ぐらいは外で洋食を頂くプランにすればよかったわね」と主人と話しました。


山陰旅行・2日目は出雲大社と松江城へ♪

2011-11-07 21:50:56 | 散歩・旅行
●2日目
旅行中はお天気に恵まれ気温も高かったですが、この日は暑いと言ってもいいほどでした。
午前中に出雲大社に行き、午後は松江城周辺を観光しました。
まずはJR温泉津(ゆのつ)駅から山陰線に乗って出雲市駅まで行き、
一畑(いちばた)電鉄に乗り換えて出雲大社駅に行きました。



改札口を出て、
神門通りを右に5分ほど歩くと出雲大社が、左に10分ほど歩くとJR旧大社駅↑があります。
JR旧大社駅は駅舎が保存されたものですが、純日本風の木造建築は見応えがありました。
昔の駅の雰囲気をよく伝えていて、ふっとタイムスリップしたような懐かしさを覚える場所です。
出雲大社とは反対方向に歩くので少し面倒ですが、頑張って行ってよかったです。



JR旧大社駅を見た後、神門通り↑をまっすぐ出雲大社に向かって歩きました。
途中に大鳥居↑があり、さらに進むと正面鳥居があり、そこからが出雲大社です。



松並木の参道↑を歩いていきますが、
地形が緩やかにアップダウンしているのが眺めをより魅力的にしていました。



本来ならこれからどんな建物が現れるのかわくわくするところですが、
出発の直前になって出雲大社が「平成の大遷宮」中であることに気づき、もうがっくり
御本殿を囲む一体は2013年4月頃まで立ち入り禁止なのです。
御仮殿(遷宮期間中、大国主大神が仮住まいされている)↑には参拝出来るので、
一応、お参りしたことにはなりますが、なんだか忘れ物をしたようで納得感がなかったです。
やっぱり御本殿とその周辺を見たかった~!



お昼は、地元の人のお勧めのお蕎麦屋さん【かねや】で。
主人は4段、私は3段にしました。
出雲そばは旅館などでもちょこっと出て何度か頂きましたが、
いつどこで食べてもお蕎麦があまり美味しくなかったです。




出雲を後にして向かったのは松江宍道湖です。
一畑電鉄に乗って行きました。
湖畔の旅館に荷物を置いてから松江城周辺の散策へ。
船に乗ってお堀を巡り、松江城に上り、【塩見縄手】を散歩しました。↑
【塩見縄手】は内堀沿いにある【日本の道100選】にも選ばれた風情のある通りです。
江戸時代には武家屋敷が並んでいたのだとか。
今も白い壁が続いて武家屋敷時代の面影が残っています。
松江城とその周辺、すばらしかったです。
松江には老舗の和菓子屋さんが多く、品の良い銘菓がいろいろあります。
私は松江が大好きになりました。



夕ご飯はお部屋で松茸会席♪
松茸のすき焼き、松茸の天ぷら、焼き松茸、土瓶蒸し、松茸の釜めし等々。
釜めしが美味しくて全部食べたので苦しかったです。
旅行中は毎晩、普通の食事の2回分ぐらい食べていた気がする..
あまり体重計に乗らない私ですが、もしかしたら太っているかも

山陰旅行・1日目は石見銀山へ♪

2011-11-04 20:14:42 | 散歩・旅行
3泊4日で山陰旅行に出かけてきました。
主人が計画して私は参加するだけ。
事前に渡されていた計画表をほとんど見ていなくて、
行きの飛行機の中で一夜漬けならぬ一時間漬け!
それで突然意見を言い出す私、心の中では悪いと思っているのだけれど。
急遽変更&追加して貰ったこともありますが、基本的には主人の計画通りに見て回りました。

1日目は世界遺産の石見銀山へ。
羽田から出雲空港までJALで飛び、空港からバスや電車を乗り継いで行きました。
まずは石見銀山世界遺産センターで予備知識を得て(?ちっともインプットされず)、さあ~出発!
と言ってもお昼時間だったので先に昼食を頂きました。




【咄々庵(とつとつあん)】↑は国指定史跡の武家屋敷「渡辺家」を改装した和食のお店です。
私達はここで昼食を頂くことに決めていましたが、
そうでなくても佇まいに心惹かれて足が止まったと思います。
主人は季節のせいろ蒸し膳、私は田舎御膳、
素材が豊かで家庭的な温かさがあり、とても美味しく頂きました。




石見銀山では坑道(間歩:まぶ)が600近く見つかっているそうです。
そのひとつ【龍源寺間歩】が公開されているので見学に行きました。
その辺り(銀山地区)は車の進入禁止なので、
徒歩、レンタサイクル、ベロタクシー(電動アシストモーター付き自転車タクシー)などで行きます。
私達は行きはベロタクシー(ノロノロで歩いた方が早い!?)、帰りは徒歩でした。
深い山里の風景が素晴らしく、銀山の史跡があり、新しく整備された部分もあります。↑
トンネルの入り口のよう写真が【龍源寺間歩】の入口です。
暗闇閉所恐怖症の私も問題なく通り抜けることが出来ました(公開されているのはほんの一部)。



銀山地区を見学した後で大森地区へ。
大森地区には銀山で栄えた街並みが残っています。
街並みには電信柱がなく(去年工事が完了したそう)自動販売機は木枠で覆われていて、↑
世界遺産の誇りと責任が感じられました。



大森地区には古い建物を利用した雰囲気のあるお店がぽつぽつと並んでいます。
↑写真は【群言堂】【カフェ カリアーリ】。



最後は五百羅漢へ。↑
鄙びた雰囲気がとてもよかったです。
この後、1日目の宿泊地の温泉津(ゆのつ)温泉に行きました。
五百羅漢も温泉津(ゆのつ)温泉も世界遺産地区に含まれています。
こじんまりした良い旅館でした。
お部屋で海の幸を満喫。量が多過ぎ~!
シャワーが3つだけの小さな温泉を独り占めして温泉タイムを楽しみました。

石見銀山は地味で分かり難い部分もありますが、
銀山として歴史の中で果たした役割の大きさや自然と調和した史跡や街並み等、
人類の遺産に違いないと思いました。
登録された当初は観光客が多かったそうですが、最近は落ち着いているみたいです。
行ってよかった~です。

寺社特別拝観めぐり~鎌倉の世界遺産候補地を訪ねて~建長寺

2011-10-05 20:24:48 | 散歩・旅行
寺社特別拝観めぐり~鎌倉の世界遺産候補地を訪ねて~
5日間(5コース)の初日に参加しました。
建長寺(三門、鐘楼、西来庵、昭堂、仏殿、法堂、方丈、禅居院)を巡るコースでした。
三門(内部)、西来庵、昭堂、禅居院は通常非公開の場所です。
事前に参加申込みが要り、定員40名とのことでしたが、
実際には60人以上が来ていました。
全員当選になったみたい。



参加の注意事項の服装の箇所で考えてしまいました。
三門(↑)は急な階段ですので、スカートはご遠慮下さい。
建長寺の三門ってフラットな場所にあるし、
あの辺りでどこに急な階段があるのか..合点がいかないまま寝て、
朝起きて「そうか..三門を外から見るのではなく中に入れるのだわ
と気づきました。
年々、頭の回転が悪くなります。
その他、服装の注意で
運動着(ジャージ)での参加はご遠慮下さい(ただし、正装の必要はございません)
とあって、なんだかウフフと可笑しくなりました。



禅宗の始祖とされる達磨大師の命日(10月5日)を翌日に控え、
三門は5色の布で飾られていました。
三門の階段は急でした。
でも、門の内部に入れたのは嬉しかったです。
上層内部には、釈迦如来坐像、五百羅漢、十六羅漢像などが安置されていました。
上層の回廊をぐるりと歩きました。↓



西来庵(僧堂)は門を入ると
左に食堂、右に座禅堂があって、奥に昭堂がありました。
心静まる空間で見ることが出来たのはよかったです。

仏殿には江の位牌がありました。
江の位牌だけでなく、どの位牌もとても大きかったです。

禅居院の僧侶はいかにも高僧と言った感じでした。
品がよく、ざっくばらんで、朗々とした声でお話下さいました。
ただ..最後に禅居院に行ったのですが、
そこに辿り着くまでの講師のお話が長くて、
禅居院に着いた時は既に予定時間を超えていたため、
高僧のお話を少ししか聞けなかったのは残念でした。

この日、4時間近く立ちっ放しだったので、私としてはかなり疲れました。
普段見られない場所を見ることが出来たのはよかったですが、
お話を聞き続けるのは結構つらくて、
私は歴女でも寺女?でもないことが判明!
猫に小判..だったような気がします。

主人は
昨日、覚園寺~永福寺跡~瑞泉寺のコースに参加し、
明日、寿福寺~浄光明寺のコースに参加します。
昨日は主人も疲れた~って言っていましたが、
主人は私よりは楽しんでいるみたいです。




↑これは別の日ですが、
北鎌倉駅前の光泉のいなりずしを久しぶりに買いました。
美味しかったです。

ポルト空港からフランクフルト経由で帰国

2011-08-21 22:08:05 | 散歩・旅行
●7月12日(火)


地下鉄駅のアズレージョ。 どの駅もそれぞれのアズレージョで飾られていました。

2週間はあっと言う間に過ぎて日本へ帰る日となりました。
ポルトの北約11kmの場所にフランシスコ・サ・カルネイロ空港という国際空港があり、
私達はそこからフランクフルトまでルフトハンザに乗って、フランクフルトからはJALに乗ります。
フランクフルト着は14時55分、
フランクフルト発は21時05分。
乗り継ぎが短いのは心配ですが、6時間はいくらなんでも長過ぎます。
でも、どちらも1日に1便しかないのです。

「フランクフルトの街に出て美術館でも行こうか」
と相談していたのですが、手荷物もあり、
なんだか面倒になってフランクフルト空港でなんと言うこともなく過ごしてしまいました。
主人は去年からノートパソコン(と携帯端末EMOBILE)を持参しているので、
空き時間も苦にならないようでパソコンタイムを楽しんでいました。
私はひたすら人間ウォッチング。
時々、ショップをのぞいたり、カフェでお茶したり。
飽きなかったです。

JAL408便は定刻に飛び立ちました。
空いていました~~
ほとんどの人が3人掛けを独り占めしています。
夫婦や仲良し2人組は3人掛けに2人。
私はなんとなく不満な気持ちが..
私も3人掛けを独り占めしたい! 主人にどこかに移ってほしい!
自分が別の席に移動するという発想は全くなかったです..
いつしか周りを見るとほとんどの人が3人掛けに横になっていて、
主人もやっと納得して、別の空き席に移ってくれました。
3人掛けを独り占めした途端、私は深い眠りに落ちて、
目覚めた時、飛行機は成田に近づいていました。
空いている飛行機は乗る側は楽ですが、
JALや旅行業界にとっては危機では?と心配にもなりました。
ほぼ定刻(7月13日の15時25分)に成田に着き私達の旅行は終わりました。

旅行記..簡単に書くつもりが長々となってしまいました。
読んで下さって有難うございました。 コメントもありがとう~
今回も良い旅が出来ました。
ポルトガルに行ってよかったです。
時間があり、気力も体力も残っている今だから出来た旅だと思います。

お土産のことなども書けたらいいのですが、
いつからかシンプルライフの私、旅行でお買物はそんなにしないのです。
思い出と写真が残ってそれで十分です。

旅行記を書き終わって旅が本当に終わったことを感じます..
次回からは又日々の生活を綴っていこうと思います。
スロー更新になるかもしれませんが、これからもよろしくお願いいたします。


ベネトンショップの踊り場のアズレージョ。

ポルトからコインブラへ

2011-08-19 12:08:20 | 散歩・旅行
●7月11日(月)
観光最後の日です。
私達の旅行は同じホテルに長く泊まって、そこを起点に行動しているので、
楽ではありますが効率は悪いです。
この日はコインブラに行ったのですが、ポルトからリスボン方向に戻ることになります。
コインブラはポルトガルで、リスボン、ポルトに次ぐ第3の都市です。
コインブラ大学は1290年に創設され、拠点をリスボンとコインブラ間で行ったり来たりさせながら、
最終的には1537年にコインブラに落ち着いたそうです。
世界で3番目に古い大学です。

 

↑ コインブラ大学・旧校舎の鉄の門(左上)は【無情の門】とも言われています。
右上は旧校舎の図書館の入口です。
図書館の内部は、壁も天井も本棚も凝った作りで、
その重厚さ煌びやかさは王宮の一室と言った雰囲気でした。
天井までぎっしりの本棚は2階建の作りで、本を取り出すのが大変そうでした。
気になったのは図書館の内部の地下牢です。どんな目的で使われたのか?
【無情の門】、窓のない地下牢..当時の学問への道の厳しさを感じました。



大学の内部(壁にはもちろんアズレージョが)↑
大学生が語らう傍を観光客が通ってもそれはごく普通のことで気にもならないようでした。



↑ 大学の回廊からの眺め、川(モンデゴ川)がある眺めはやっぱり素敵でした。




お昼は旧校舎のカフェで頂きました。
日本の大学の広々としたカフェと比べると、とてもこじんまりとしていました。
ハンバーガーが出来上がるまでにものすごく時間がかかって、
作って下さってありがとう~の気持ちでしたが、お味は..いま一つでした。



大学を見た後、旧カテドラルに行き、街を少し歩き ↑、その後は、
暑いし、もうポルトガル観光は十分したし、意欲も減退してカフェでお茶したぐらい。
電車を乗り継いでポルトに帰ってきましたが、
乗り継ぎが悪くて、行き帰りに結構な時間がかかりました。
以前は海外で列車に乗るのが負担でしたが、最近は慣れて
隣の(たぶんポルトガル人の)オジサンにもたれかかって寝てしまったりも。
「いいよ、気にしなくても」と言う表情が日本のオジサンそっくりで温かかったです。
(この時、主人は少し離れた席に座っていました。普通は隣は主人なのだけれど)



夕食は「ポルトガル最後の夜だから日本食でいい?」と又変なことを言う主人!
私は食べたくてまだ食べていなかった魚介の蒸し煮料理があったのですが、
まあ~いいかと賛成しました。
急いで予約したのが【御所】というレストラン。
(レストランと道路を挟んで立派な家が並び、ブーゲンビリアが見事でした)
【御所】のお料理は新感覚なのですが、日本の美味しさは引き継がれ、
内装も雰囲気も接客もよく素敵なレストランでした。
値段は高めですが、接待、デート、家族の集いなどポルトガル人が次々とやってきました。
私達もいろいろ注文して最後はお寿司を頂きました。
デザートは私はクリームブリュレ↓、主人は日本のスウィーツ盛り合わせ、
日本のスウィーツ盛り合わせには餡は一切使われていなくて、
わさびのアイスクリームが日本的と言えるぐらいでした。




ホテルに帰り、最上階のバーに行って、ポルトの夜景を眺めました。
思ったのはただひとつ「今回も良い旅だった、ポルトガルを旅してよかった」です。
明日は帰国の途につきます。
あと1回、ポルト空港から日本に帰るところを書いたら旅行記も終わりです。


ポルトからブラガとギマラインスへ

2011-08-17 22:13:57 | 散歩・旅行
旅行記を2回お休みしましたが、また復活です!
読んで下さる方々には心から感謝です。
実際に観光したのはこの次の日(11日)まで。
旅行も旅行記も終わりに近づいてきました。

●7月10日(日)
この日はまず、列車に1時間40分ほど乗ってブラガという街に行きました。
ブラガは【祈りの町】と言われています。
日曜日だったので、教会へ行くところか教会から帰るところか、
土地の人はきっちりした格好をした人が多かったです。



駅からバスに乗り、ケーブルカーに乗り継いで、ボン・ジェズス教会に到着しました。
高台にあるので眺めがよく、教会のある環境そのものが美しく、
どこを向いてもすばらしい景色が広がっていました。
お土産やさん(入口のアズレージョ↑)は品数は少ないけれど良い品揃えでした。
ポルトガルはアガパンサス↓がとにかく多く、景色と調和し景色に彩を添えていました。



行きはケーブルカーに乗りましたが、帰りは階段を下りました。
五感の階段、三徳の階段があり、それぞれの踊り場に噴水(合計8個)があります。
ブラガは【祈りの町】+健康の町?と思うぐらいジョッキングの人が多かったです。
どこかきちんとして健康的で綺麗な街と思いました。

この日、午後にはギマラインス(世界遺産)に行くことになっていました。
ブラガから【Lousado】駅まで行き、そこでギマラインス行きに乗り換えます。
ところが..予定していたギマラインス行きが土日祝は運休なことが判明!
次の列車が来るのは1時間45分後です。
【Lousado】駅周辺は何もなく途方に暮れました。
ひとつ嬉しかったことは、
時間潰しに近所を散策していた時に素敵な丘を見つけたことです。↓




マリア様のアズレージョの門をくぐると白い小花が咲く丘があり、
上っていくと建物が見えてきて、前に回るとアズレージョで飾られた小さな教会でした。
新しいものですが、なんとも可愛い丘と教会でした。




ずいぶん遅れてしまいましたがギマラインスに着きました!
ギマラインスはポルトガル初代国王の生まれ故郷です。
「Aqui Nasceu Portugal (ここにポルトガル誕生す)」の 文字が城壁に刻まれています。
ブラガンサ侯爵館は15世紀に建てられ、いったん廃墟になり、
その後改修され、現在は公館としていろいろ使われているようです。
私達が行った日は芝居や踊りなどが発表されていました。
レンガの煙突が何本も立っていて、煙突の眺めがなんとも魅力的なのです。

この後、ギマラインス城に上ったりしましたが、
全体的に時間が足りず、ギマラインスがよくわからなかったです。
今回の旅行で9つの世界文化遺産を訪ねましたが、
世界文化遺産って何なのだろう..と何度か考えてしまいました。
歴史的意味、残された建造物、両方で評価されるものと思いますが、
観光客はまずは説得力のある景観を期待するものと思います。
歴史的意味の方が大きいと少し戸惑ってしまいます。
すばらしい景観があって、それを知識と想像力をもって見ることが出来たら、
はるか昔に生きた人の思いがぐっと近づいてくるような気がしました。

帰り道、駅への道に迷い、人に聞くこと3度! やっと辿り着きました。
乗り遅れたら次の電車はなんと2時間後!
間にあって本当によかったです。




夕ご飯はホテルのレストランで頂きました。
このホテルのレストランは外部の人は入りにくい作りで、お客さんは私達だけでした。
食べてあげてよかった~ 私達も外に行く手間が省けてよかった~
食後のコーヒーもゆっくり飲んで静かな時間を過ごしました。

ポルトからサンティアゴ・デ・コンポステーラへ

2011-08-10 06:18:19 | 散歩・旅行
●7月9日(土)
国境を越えてスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラに行きました。
サンティアゴは、エルサレム、バチカンと並ぶキリスト教三大巡礼地のひとつで、
サンティアゴへの巡礼路は世界遺産に登録されています。



今回の旅で2回めのツアー参加です。
何人ぐらい参加するのか見当もつかなかったのですが、
参加者はベルギー人の若い4人家族と私達だけでした。
運転手はガイドを兼ねるポルトガル人の若い女性でした。
ポルトからサンティアゴまでひたすら北へ一直線、いつ国境を越えたのかもわからず、
トイレ休憩で立ち寄ったのはスペインのヴィーゴという村でした。
ヴィーゴのお土産や兼コーヒーショップは活気があり、
「やっぱりスペイン!」と(固定観念も手伝ってか?)思いました。




ヴィーゴからサンティアゴ・デ・コンポステーラまではあっと言う間。
突然の喧噪..
巡礼地に辿り着く人々の歓喜の声だったのか、足音だったのか。
大聖堂の前は人がいっぱいで、
観光、礼拝、巡礼、結婚式などが同時進行で進んで交錯してパワーに溢れていました。



大聖堂に入ると信者さんと観光客でいっぱいで
ボタフメイロ(大香炉)の儀式が行われるところでした。
大香炉が大きく揺れる様子をテレビでは見たことがありますが、
実際に見られるとは思っていなかったです。
この儀式は不定期に行われるそうで本当にラッキーでした。
長い道を歩いてきた巡礼者達の体臭を緩和する為に始められた儀式だそうです。



このツアーはサンティアゴに着いたら自由時間で、
大聖堂見学、ランチ、ショッピングなどはそれぞれで楽しみます。
運転手兼ガイドさんから
「午後はシェスタでお店がお休みになるからランチよりお買物を先にした方がよい」
とアドバイスがありました。(ポルトガルもシェスタの国です)
でも主人は「観光客相手のお土産さんはお昼寝しないから大丈夫だよ」と言い、
私は「そうかしら? でも、どちらにしても私達はそんなにお買物をしないから」と言い、
先にランチとなりました。
気楽そうなレストランに入ったのですが、英語のメニューがなくて、
お店の人が英語が全くわからなくて困りました!
メニューを指さして「フィッシュ?」と聞いたらイエスみたいだったのですが、
骨付きポークが出てきました。
ベルギー人の家族は「お昼はタパスバーに行った」と言っていました。
タパスとは小皿料理の総称みたい..残念! そちらの方が美味しかったかも。



帰りは道を変えて、バレンサ・ド・ミーニョという村に立ち寄りました。
ポルトガルの北端の村です。
城塞が続いていて眺めもすばらしかったです。



ミーニョ川(スペインとの国境を流れる川) ↑



最後にヴィアナ・ド・カステロと言う街に寄りました。↑
この街では毎年8月にロマリア祭(嘆きの聖母祭)が開かれ、
民族衣装で着飾った人々が街に溢れるそうです。



思ったより早くポルトに帰ってきたので、また、ポルトの街を散策しました。
ありました~ アズレージョの教会(アルマス教会)、見たかった教会です。
この日は、街でコロッケやパン、果物などを買ってきてホテルで夕食を頂きました。

ポルト・雨の1日、でも..♪

2011-08-08 21:50:22 | 散歩・旅行
●7月8日(金)



ポルトのホテルの朝ご飯。
リスボンのホテルとほとんど同じですが、こちらのホテルは
デニッシュペストリーが美味しく形も小さくて気に入って毎日食べていました。
豆料理ときのこ料理もありそれも嬉しかったです。
この日の予定は、ポルトの街散策(カテドラル、クレリゴス教会)、
ワインセラー見学、ドウロ川クルーズ、夜のファドなど。
ただお天気は生憎の雨時々曇りでした。



歩き始めてまず目に止まったのがアズレージョの壁を持つ教会、↑
コングレガドス教会です。
今回の旅、アズレージョを見つける度に、見つけた~ あった~ と嬉しくなりました。



ポルトとドウロ川を挟んで対岸はヴィラ・ノヴァ・デ・ガイアと言う別の市になります。
ワインセラーは対岸にあり、高台の地域から川岸まで坂道を下って行きます。
ロープウエイで下りることも出来るので乗ってみました。
かつての日、樽詰めのワインを運んだ船が並んでいました。↓



私達は【サンデマン】と言うワインセラーに行くことに決めていて
12時頃に訪ねてみました。
次の英語ツアーは15時からとのこと、なんと3時間後です!
仕方がないので先にドウロ川クルーズを楽しみました。
乗った船です。↓
雨は降っているし寒いので、ずっと屋根の下の椅子に座っていました。



ドウロ川クルーズを終えてもワインセラー見学までまだまだ時間があります。
カフェ【マジェスティック】に行ってみました。↓
【マジェスティック】は1921年創業の人気のカフェです。
主人はハンバーガー、私はホットドッグを頂きました。
お味は普通と言うか、マックやモスのお味が恋しかったです。




やっと時間になってワインセラー【サンデマン】を英語の説明を聞きながら見て回りました。
【サンデマン】のポスターはとても洗練されていて、時代毎にデザインが違っていて、
ポスターを見るのも楽しかったです。
説明して下さった方はポスターと同じような格好をしていました(黒のハットに黒いマント)。
試飲したポルトワインは「とても濃厚!」と主人が言っていました。
私も少しだけ頂きました。




ワインセラー見学の後は一旦ホテルに戻り、
20時半頃にタクシーを呼んでもらってファドレストランに行きました。
まずはお食事、
ポルトガルではパンと共に少しの前菜が出てくることが多く(断らないとたぶん有料)
でも、私達にはそんなに魅力がなく、頂かないことの方が多かったです。
ここではコロッケ類、チーズ、サーモンのペーストなどが美味しそうで、
あれこれつまんだら、これだけでなんだかお腹がいっぱいな感じも
メイン料理は、前日に食べたタコのグリルが美味しかったので
また食べたくて頼んでみたら、ここのタコは普通に歯ごたえがありました。
5分の1ほど食べて終わり!
21時半頃から歌が始まり、2時間ほど聴きました。
オーナーが心からファドを愛しているという感じで良いお店でした。
雨の1日でしたが、ポルトらしい1日を過ごせたと思います。




リスボンからポルトへ♪

2011-08-06 07:32:37 | 散歩・旅行
●7月7日(木)
6月28日に日本を発ってから10日め、
9泊したリスボンを後にして列車でポルトに向かいました。
車窓から見たポルト..初めて見たポルトは、
川に向かう傾斜地に家々がびっしりと縦に横に並び、とても雰囲気がありました。
いいなあ~と一目で気に入ってしまいました。
ポルトの歴史的地区は世界遺産に登録されています。



タクシーでホテルに向かい、荷物を置いてすぐに散策に出かけました。
まず目に飛び込んできたのがこの教会(サント・インデフォンソ聖堂)↑
周りに高い建物はなく広々空間にすくっと立って、姿も美しいですが、
何よりも建物とアズレージョとの調和がすばらしかったです。
アズレージョの柄と色合いが背景の空と雲とも調和して、
今まで見たことがない美しさに出会った気がしました。
いつまで見ていても見飽きない思いでした。



次に見たのはサン・ベント駅のアズレージョ。
わぁ~~ ホールの三方の壁がアズレージョで飾られています。
ポルトにまつわる歴史的な出来事が描かれていて、
駅、アズレージョとも20世紀初めの作だそうです。




サン・ベント駅にはポルト滞在中に何度も立ち寄りましたが、
行く度に、わぁ~~と嬉しくなりました。




サン・ベント駅を見た後で川(ドウロ川)の方に歩いていきました。
リスボンのテージョ川はただただ広くてまさに海、近づきがたい感じがしましたが、
ドウロ川はこじんまりとして生活感があり親しみを感じる川でした。




川べりには沢山のレストランが並んでいましたが、
1番手軽そうなお店で簡単ランチを頂きました。
サーモンのグリルとイワシのグリル(イワシの塩焼き)、どちらも美味しかったです。
付け合わせはジャガイモと生野菜..ホントにシンプル




夜はポルトガル料理のレストラン【アバディア・ド・ポルト】に行きました。
タコのグリル、アローシュ・デ・マリシュコ(シーフードリゾット)を中心に
前菜とデザートなどを頼みましたが、どれもとても美味しかったです。
特にタコのグリルが(箸で切れるほど?)スプーンで切れるほど柔らかくて、
もう少しもう少しと大きな足を2本、主人と食べてしまいました。
お腹がいっぱいになって、ポルトの1日めは過ぎていきました。

リスボン・イワシの塩焼きにやっと♪

2011-08-04 08:07:30 | 散歩・旅行
●7月6日(水)



リスボンでの8回めの朝ご飯。↑
飽きましたが自分で作らず頂くだけなのはやっぱり楽です。
帰ってからつくづくそう思いました。
この日はリスボン観光の最後の日でした。
予備日と言ってもよく、楽しみだったのはイワシの塩焼きを食べることぐらい??



まずはサンタ・ジェスタのエレベータへ。
このエレベーターはつくづく不思議です。
下から見上げると展望台があるだけに見えますが、
上ると高台の地域に見事につながっていて、
低い土地から高い土地へ上る交通手段(有料)になっています。
下から見上げると空があるだけで、どうしても高台の地域が見えない! 不思議でした。




次にサン・ロケ教会へ。
ここは天正遣欧少年使節団が苦難の航海を乗り越えて辿り着いたリスボンで
最初のひと月を過ごした教会です。
教会の前を何度か通りましたが、中に入ったのはこの日が初めてでした。
外側の簡素さに比べて内部の装飾の精密で豪華なこと!
圧倒され少し怖かったです。



ビッガのケーブルカーにも乗りました。
下っていくとその向こうはテージョ川です。
↑左側の写真は私が写したもの、右側は主人が写したものです。
モタモタしていたらケーブルカーが通り過ぎてしまいました。




お昼は【カルヴォエイロ】で。
野菜サラダ、イワシの塩焼き、
干しダラと玉ねぎとじゃがいもの玉子とじ(バカリャウ・ア・ブラーシュ)をシェアし、
デザートは私がチェリー、主人がチョコレートケーキを頼みました。
イワシの塩焼きはまさに日本と同じで、
バカリャウ・ア・ブラーシュはとても美味しくて誰もが大好きなお味と思いました。
チェリーは量が多くて、主人にずいぶん手伝って貰いました。
とても良心的で好感が持てるお店でした。



午後はテージョ川クルーズ(1時間)をすることにして
チケットを買ったら出発は16時半とのこと。
ええっ~~ なんと3時間後です。
日本だったら1時間間隔どころかもっと頻繁に船が出ているような気がします。
仕方がないので地下鉄に乗ってデパートに行き、
孫のお土産をちょこっと買ったりして、荷物を置きに一度ホテルに戻りました。
↑は船からの眺めです。
右側の写真はクリスト・レイ。
キリスト像が両手を広げている姿を見る度に見守られている気持ちになりました。



夕食は「リスボン最後の夜だから和食にしよう」と主人が言い
(普通はリボン最後の夜だからリスボンでしか食べられないものを食べよう..ですよね)
日本食のお店【ぼんさい】に行きました。
しめサバ、揚げ出し豆腐、ナスの田楽、ハマチのカマの塩焼き、豚カツなどを頼み、
最後はおにぎりとお味噌汁を頂きました。
スタッフさん全員が日本人で(たぶん)、
厨房の中から「出来たよ~」と聞こえる若い男性の声がさわやかでした。
お料理は美味しいのですが、まだ成長中みたいな感じもしました。

リスボンから世界遺産トマールへ

2011-08-02 08:04:06 | 散歩・旅行
●7月5日(火)
この日はリスボンから列車に2時間ほど乗ってトマールに行きました。
トマールのキリスト修道院は、ポルトガルでは1番早く1983年に
ベレン地区と共に世界遺産に登録されました。
主人の計画にはトマールが入っていなかったのですが、
世界遺産って価値があるものから登録されていくと思うけど..
1番早く認められた場所に行かないなんて変~~!
トマールを計画に入れて
 とお願いしました。
私達の旅行は結構効率の悪いことをしていて、
トマールは実は前日にツアーで行った場所とかなり近いのです。
でも、前日はバスツアーで、この日は列車で2人と言うことで気分も新たに出かけてきました。

 

キリスト修道院は12世紀にテンプル騎士団によって建設され、
約400年に渡って作られたそうです。
山道を登っていきます。



姿を現した修道院は寂寥感が漂い(人がいないせいかも)、
上手く言えないのですが、瞬時に私の心を捉えました。
1番の見どころは【テンプル騎士団の円堂】
外側が16角形、内部の礼拝堂は8角形と言うことで、
どこがどうなっているのか真剣に確認してしまいました。
円堂内の彫刻や壁画が細かくてすばらしかったです。
(良い写真が撮れなくて残念でした)



円堂の周りには、墓地の回廊、沐浴の回廊、ジョアン3世の回廊などが配置されていて、
回廊巡りも楽しみました。
それぞれの回廊にはそれぞれの歴史があり、私としては珍しく想像力をかきたてられました。
修道士の個室が両側にずらっと並んだ場所もありました。



修道院の一角にカフェがあり↑私達もここで一休みしました。



お昼はレプブリカ広場に出てレストラン【タブレイロ】で。
私はスープ(サラダにすればよかった~)と
シーフードリゾット(アローシュ・デ・マリシュコ)を頼みました。
大ぶりのお魚が沢山入って美味しいこと!
主人はメニューを眺めて結局はお肉料理を注文するのです..
せっかくお魚が美味しい国に来ているのにネ。



トマールは水(ナバオン川)と緑に恵まれた美しい街でした。
キリスト修道院を見てランチを頂いたら、特に行くところもなく街を散策しました。
なんとも気持ちの良い眺めです。



暑い日でしたが木陰は涼しくて、公園の奥のホテルでティータイムを過ごしました。



トマールは、4年に1度開催される【タブレイロスの祭り】が有名です。
今年はそのお祭りの年に当たり、開催時期はなんと7月の初めとのこと、
私達が行った時も街やウィンドウが可愛らしく飾られていました。↑
数日後にお祭りのクライマックスのパレードがあったみたい。
どうせならそのパレードの日に行きたかったけれど、
華やかなパレードや人混みでトマールの印象が変わったと思います。
パレードを見られなかったのは残念ですが、
静かなトマールとキリスト修道院を見ることが出来、それはそれでよかったです。
私はトマールが気に入りました。