凛太郎の徒然草

別に思い出だけに生きているわけじゃないですが

旅心さそわれて

2004年12月03日 | 都道府県見て歩き
 旅の話を少しづつ書いていこうかと思う。

 そもそも、旅行のHPを作りたいが為にタグなんぞを勉強したはずだったのだが、スキャナを買って過去の画像を取り込もうと画策しているうちにヘルニアを発症してしまって、作業を伴うHPづくりは無期限延期の状況になっている。
 旅ネタがダブるのは良くないので、別HPが出来るまでは、ここの親HPであるlintaro's barのBOYAKI(現在閉鎖)でも旅の話はなるべく避けてきた。しかし僕の「書きたい欲求」はどうにもしがたく、しょうがないのでブログ開設をキッカケに少しづつ書いていこうと思う。旅行というのは非日常の出来事であるからして、「ねぇ聞いて聞いて」という感情は誰しも生まれてくるでしょう? まあそんな感じなのである。

 別HPは一応、時系列的に扱うことにしており、随想的な各論とセットにしようと思っているので、ここでは都道府県別に扱おうと思う。ネタは無限と言っていいほどあり、都道府県別と考えるだけで連載50回は考えられるので、週一回アップしたとしても一年はかかってしまう。ちょっと気が遠くなるが、やりたくてやっているので苦にはならない。全部見てくれる方がいるとは予想できないのでやはり虚空に向かって叫ぶことになるけれども、好きでやること、自己満足とは言え愉悦である。

 旅を始めたのは自転車がキッカケである。チャリンコ好きで、人力移動に憧れ高校時代から友人を誘っては日帰りないしは3~4日の旅に出ていた。大学に行く頃になるとみんな呆れて一緒に行ってくれなくなり、一人自転車旅を始めた。最初は19歳の時の、住んでいた京都から日本最北端北海道宗谷岬まで走ろうという当時としては冒険的旅行だった。
 しかし実際やってみると冒険どころか実に楽しい旅であって、味をしめた僕は翌年は最南端鹿児島佐多岬を目指し、それが終わるとさらに行ってない土地にも自転車を走らせたくなり、また道が続いていない沖縄の島々などにも足を伸ばし、そうしているうちに自転車にこだわらなくなってきて冬の北海道などにも行ってみたくなり、列車の旅もおもしろそうなのでしたくなり、そうこうしているうちにあらゆるところに行きたくなり、社会に出ても時間があればすぐ夜行列車に乗り、どんどん深みにはまっていったのが実情。
 既に学生の頃に全都道府県に足を踏み入れてはいたが、そのうち全都道府県で宿泊経験も持ち、旅先で「呑む」ことも覚え、歴史散策、文学散歩、スタンプラリー、あらゆることに手を染めていった。海外には出ず日本ばかりだったが、日本の深みにどっぷりつかり、所帯を持ってからも嫁さんが同じ趣味の人間であり(旅先で知り合ったのだから当然だが)、さらに拍車がかかるようにあちこち出かけるのを常とした。

 趣味欄には「読書と旅行」と常に書く。実に平凡な人間だといつも思われる。かまうものか。本当のことなのだから。

 うーむ。今回はどうも、「前書き」のようになってしまった。次回からは「都道府県見て歩き」を始めよう。自分でもどうなるのか予測がつかないのですが。


※追記 別HPなど彼岸のことになってしまい、ブログの更新もやっとの状況。時系列的に旅の話を書くことも難しくなりました。まあこんなのは60歳過ぎたらやることにします。書きたい内容はこの「見て歩き」を充実させて、県別に分類できない話は別カテゴリ「旅のアングル」を始めたのでそこで書きます。うーむ。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 以来ずっと呑んでいる | トップ | 吉田拓郎「大阪行きは何番ホ... »

コメントを投稿

都道府県見て歩き」カテゴリの最新記事