おうちパン屋

八ヶ岳の麓で、田舎暮らし16年目。ママパン屋しています。

田んぼに恩返し

2010-10-03 21:25:01 | 田舎暮らし
次男くんの通う清里の保育園では、
年長さんになると田んぼでお米を育てます。

長男のときもそうでしたが、
「田んぼの日」と園の行事予定で見るだけで
どんなところでお米が育っているのか
全然知りませんでした。

でも写真で見るとメチャクチャ楽しそうなんだな~。
畦道から飛び込んだり、トンボや蟹を捕まえたり泥んこになった笑顔はとってもいい!

今年は次男くんも最後の年。
園と田んぼと、支えてくださっていた方々への恩返しができればと
子供たちが稲刈りがしやすいように
草刈りに行って来ました。


年長さんが植えた稲には一人一人の名前と
かわいい絵が描かれた看板が立っていました。

みんなでワイワイ植えたのかな?泥んこだったな・・・
なんて思い出して涙が出そうでした。
こんなに立派にお米を付けたよ。良かったね!

来週の稲刈りの日は晴れるといいです。


来年の種を選ぶ「抜き穂」の作業もさせて頂き、
来年またこの稲の命が続いていきますようにと願いを込めて選びました。

田んぼは自然学校の方々が有志を募り大切に育てて10年近くになるそうです。
遠く静岡から来てくださった方も・・・
その一部分で園の子供たちが育てる場を提供してくださっていました。

夏場は毎日水の管理など
自然学校のスタッフだけでは大変なこともあるそうです。
でも生産性を求める田んぼじゃなくて、自由に使える田んぼがあってもいいんじゃない?
いろんな体験が出来る場に・・・といろんな方々の思いがあってあることを初めて知りました。

次男くんは今年で最後だけど、稲の命も、園の子供達も
来年もまた続いていくのですね。
毎年のこの営みが続くように、
ほんの少しのお手伝いをこれからも出来たらいいなと思いました。

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