おうちパン屋

八ヶ岳の麓で、田舎暮らし16年目。ママパン屋しています。

ドイツ菓子セミナー

2012-03-14 09:58:47 | その他
日本パン技術研究所の「ベーカリーのためのドイツ菓子セミナー」に行ってきました。
定員80名は階段状の椅子に座り手元はモニターなどを見ながら講義を聞きます。
実技は全てスタッフの手で行われていきます。


ここを知ったのは、
以前一緒にパン作りを学んでいた同期の方に教えてもらったのです。

私がドイツに惹かれるのはなぜだろう。。?
やっぱりマイスター(職人)の世界だからかな。

セミナーの講師は

根岸先生
若く小柄なのにエネルギッシュで素敵な女性でした。
大学でドイツ語を学び、菓子作りが好きだからと実務経験なしでドイツのケーキ屋さんに
飛び込んだという行動派の方です。

会場はベーカリーが多いかと思ったら、半数くらいは個人参加の
方でした。趣味の域にしては凄すぎると思うのですが。。
後はスーツ姿の男性陣も。。会社命令で参加なのでしょうか。。?

内容は16アイテム。
全て6時間のセミナーの中で作っていきます。
16アイテムのレシピが同時進行で、行ったり来たり。頭が絡まります(@_@。
ドイツ語の説明や、どんな風にドイツでは食べられているのかなど詳しい説明もあり
本当に勉強になりました。



写真見たら食べたくなっちゃうかな~?

Donauwellen(ドナウヴェレン=ドナウ川のさざ波)黒と白の境が波ったっているように見えるから


Obstkuchen(オプストクーヘン=果物のケーキ)


Mohnkuchen(モーンクーヘン=けしの実のケーキ)


Nussecken(ヌスエッケン=ヌスは胡桃などナッツ。エッケンは角、ひとかけらの意)



Mutzenmandeln(ムッツェンマンデルン=マンデルンはアーモンドの意
ドイツでは謝肉祭の2月頃、断食に入る前に栄養価が高いアーモンド型に揚げたムッツェンマンデルンを食べるとか)

用意してくれたランチ♪ドイツパンもレンズ豆のスープも美味しかった~
発酵生地を使った惣菜ケーキ(キッシュに近いかなぁ)の
Zwiebelkuchen(ツヴィーベルクーヘン=玉ねぎのケーキ)とバリエーション。
ツヴィーベルクーヘンも、その年の新しいワインができる9~10月頃に
ワインと付け合せで食べるために出始めるとか。


季節を感じるパンや焼き菓子の食べ方。理想とするところです。
実際おうちパン屋の季節パンは、野菜の収穫時期が食べごろ時期なので
畑に無くなったらお終いという潔さで入れ替わります(笑)
そうそう先日、「さつまいも植えるよ~」「桜摘みにいくよ~」など
食べたい方から自主的採取のご提案が(笑)そんなパン屋もいいのかもしれないです( ^∀^)

「ベーカリのための・・・」というように、基本1鉄板で大きく焼き上げる菓子が多く
材料も製パンの中から用意できそうです。
でも。。。甘い(~_~;)。毛穴から糖が出そう。。(汗)
だから保存が効くのもあるかもしれないが。

ドイツ菓子の佇まいは大好き!素材の組み合わせもワクワクします。
おうちパン屋らしく取り入れられたらいいかなと思います(#^.^#)










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2 コメント

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Obstkuchen (Jackie)
2012-03-16 12:13:53
ドイツパン屋さんのケーキ懐かしいです。写真見たら食べたくなりました。
特にObstkuchen、季節によってアプリコットやプラム、ダークチェリーがのっていた記憶があります。甘~いのは無糖のホイップクリームで中和させながら食べました。生クリームはパン屋さんでのせてくれるのですが、持ち帰るときは四角い紙皿にケーキとホイップをのせて、わら半紙で包んで渡してくれるので、買ったら家に直行でした
美味しそうですね♪ (カエ)
2012-03-18 11:18:17
Jackieさん、お久しぶりです。
なるほど!!無糖の生クリームと合いそうですね♪

果物、ナッツが豊富に採れるドイツならではの
焼き菓子レシピが多かったです。
Obstkuchenはいろんな果物の組み合わせで作れそうですね♪
山梨も果物の産地だからいろいろ作れそうと思いました。

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