12月3日。
31年・・・・31回。ロストもここから声がかかり、出演し続け、たぶん15回ぐらいになるかもしれない。
地元で使ってもらえるのは、フィールドフォーク冥利に尽きるのである。
10月から出番が続いて、曲も断続的に練習しているので、いい感じで望めた。
MCで、今ロストは歌う機会があると「沖縄と原発」は必ず歌うという話をメインに据えた。
沖縄と原発というフィルターを通してこの国を眺めると、その貧しくいやらしい姿が見え、この国を危険な方向に持ってゆこうとする、自民や公明や維新らの政治の姿が、浮き彫りになるからだ。
北朝鮮がロシアの力を借りて、衛星を打ち上げた。12月には「衛星から嘉手納基地の写真を撮った」などと、談話をする。自衛隊も、中國への圧力のため、沖縄へと部隊を移転させる。
誰も居ない山林原野に、ミサイルは撃ち込まれないのだ・・・・基地があるから狙われ、戦争に真っ先に巻き込まれると、はからずも「北の将軍様の談話は教えてくれる・・・そんな話をしながら歌った。
そして、こうした動き・「国民の命を守る気がない」政治に対し、無名の民が持つ大きな武器は「憲法」だ・・などと話した。
①歌を歌ってる②までいな村③君よ5月の風になれ・・・・この3曲で勝負!だった。
前座のロストが終わり、メインの講演会が始まった。
「NPO法人医療制度研究会理事長。」1979年から36年間外科医として勤務。15年に外科医は引退し、医療、日本再生のための市民活動が今の彼のようだ。
本田 宏・・・・・話は上手、要領を得た内容。今の国の政策が「医療崩壊」の原因であり、それに加担するメディアという姿が、浮き彫りになる講演だった。
天晴な講演だぜ!お近くで聴く機会があったら、是非ぜひと、お勧めする。
講演ののっけから、前座の僕らの歌について、とっても褒めていただいたことは、一応書いておく。
「全国で1700回以上、このような講演会を行っているが、こんなすばらしい前座の出る講演会は今までなかった・・」などと、おだててもらったよ。
ロストも、充実のステージだったな。
また、地元で呼ばれると、それは嬉しいことである。
次週「歌に願いをこめてLIVE2023」(佐野・風の子保育園)も続きますが…よろしくお願いします!