音楽をやっている人ならみなさんご存知と思いますが、
f(フォルテ) と p(ピアノ)
教育的には、
f(フォルテ)は、強く
p(ピアノ)は、弱く
と教えることになっています。
私は、小学生の頃、ピアノの先生に
フォルテは、大きく、ピアノは、小さく
と教わりました。
その先生は、
「フォルテは強く」と言うと、ピアノを強く叩くように弾いてしまう、
「ピアノは弱く」と言うと、ふにゃふにゃの音で弾いてしまうから、
強く、弱くという言い方ではなく、大きく、小さくと教えているということでした。
それが印象に残っているので、私も、どちらかと言うと、大きく、小さくと説明することが多いと思います。
今日、生徒さんの楽譜に「p」とあったので、
「これ、なんだっけ?どういう意味だっけ?」
と質問したら、
「しずかに」
と答えてくれました。
素敵!!
「弱く」や「小さく」より、表現として素敵ですね。