前田拓郎ピアノリサイタル♪

前田拓郎ピアノリサイタル　～２００９．６．１３～

～プログラム～

☆モーツァルト
・サリエリの主題による６つの変奏曲K.１８０
・ソナタ第４番K.２８２

☆シューマン
・子どもの情景

☆ショパン
・ノクターン第７番Op.27-1
・ノクターン第８番Op.27-2
・スケルツォ第２番Op.３１
・ピアノソナタ第２番作品３５

アンコール：英雄ポロネーズ（ショパン）・アラベスク１番（ドビュッシー）

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とても自然な、心地よい演奏でした。
自分も毎日ピアノを触っているのですが、こうして演奏会を聴きに行くと、
「ピアノっていいなぁ。」と改めて思います

良い意味で力が抜けて、よくまとまった演奏で、
自分もこんなふうに弾きたいと思いながら聴いていました。

また機会があれば聴きたいと思うピアニストです。

集中力♪

辻井伸行さん～バン・クライバーン国際ピアノコンクールで快挙～の話題が
ニュースでもたくさん取り上げられています。

その演奏に、驚きました。

生き生きとしていて、自然で、心から楽しんでいる
そして、その集中力！


何事もそうですが、集中して練習するのと、惰性で練習するのでは、
その内容は雲泥の差。
改めてそんなことを感じました。

音楽に集中するには…。
「自分はこう弾きたい。」という意志を持つこと。
「できる。」と信じること。


さぁ。集中して練習しよう～♪

辻井伸行さん快挙♪

世界的演奏家を多く出している「バン・クライバーン国際ピアノコンクール」の結果が７日、米テキサス州フォートワースで発表され、東京都在住の上野学園大３年、辻井伸行さん（２０）が中国人ピアニストの張旻辰(ちょうびんしん)さんと並んで１位となった。

辻井さんは全盲で、国際的なピアノコンクールを全盲ピアニストが制覇したのは極めて異例。

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私が高校生の頃、全盲のピアニスト梯剛之さんの演奏会で、
その繊細な表現に驚いたことを、今でもよく覚えています。

目が見えないってどんな感じなんだろう…。

目をつぶってみると…
いつもと違う世界。

五感と言われる感覚の、
視覚以外の感覚（聴覚・触覚・嗅覚・味覚）が意識される。

とても新鮮

ひとは、視覚以外にもこんなにいろいろな感覚があるのに、
日頃、ほとんど視覚に頼っているのだと感じる。

ピアノを弾くとき、
音をよく聴いて、音に集中しているつもりなのに、
目をつぶって弾いてみると、全然違う。

「ひと」の能力ってすごいなぁ

「自分は能力がない」なんて言う人がいるけど、
みんな気づいていないだけ。
生かす方法を知らないだけ。

そんなふうに思ってみたりする。