goo blog サービス終了のお知らせ 

ガンプラ秘密工場(仮)

ガンプラ他、プラモデルを限られた環境下(ノンシンナー)で楽しもうというブログ
 

第49回全日本模型ホビーショーレポート(その8 マテリアル編)

2009年10月12日 | 臨時ニュース・その他
 ホビーショーレポート、今回は素材編です。

 これはホビーベースさんの「ロールスイングジョイント」です。詳しくは「エプロンの人 模型制作日記」の9月22日に載っているチラシ画像の図をご覧ください。ロボットの肩付け根関節のせり出し可動に向いているようです。


 こちらは長谷川さんのトライツール、各種仕上げ用シートです。「ミラーフィニッシュ」など、金属光沢を表現するものは現在発売中ですが、今後は別の素材や塗装を表現するシートが発売されるようです。
 
 これは「カーボンフィニッシュ」の使用例です。
 写真左:1/24スケールぐらいの自動車モデル用の目の細かいもので、貼り付けた後にクリアーの塗料でコーティングしてあります。
 写真右:1/12スケールなど、大スケール用の「カーボンフィニッシュ」です。こちらはクリアー塗料によるコーティングを施していない状態です。炭素繊維の凹凸がリアルです。写真のモデルはアンフィニRX-7のリアスポイラーですが、こんな曲面にも貼り付けることができます。



 素材が伸びるため、曲面にも貼り込むことができるトライツールのシートですが、より模型表面にフィットさせるための「軟化追従促進剤」が開発中、参考出品されていました。

 次はGSIクレオスさんです。



 パステルカラーを4色ずつセットにした「みるきぃぱすてるカラーセット」です。パステルカラーの12色色相環を構成できる色が揃っています。カスタムカーのボディー塗装やフィギュア、ロボットなど、いろいろと使えそうです。 



 こちらは「Mr.カラー」の調色用原色 「色ノ源(いろのもと)」です。「Mr.カラー」に加えて色を調整するための添加剤だそうです。


 これは「みるきぃぱすてるカラー」と「色ノ源」を組み合わせた色見本です。


 「ガンダムマーカー」の新色、「Gラメパールマーカーセット」です。予想以上に上品な色合いと光沢で、BB戦士以外にもいろいろと使えそうです。

 
 「Gラメパールマーカーセット」の色見本。左側が水性トップコートの「光沢」でコーティングしたもの、右側が「半光沢」でコーティングしたものです。どちらも良い感じの色ツヤに仕上がっていました。

 GSIクレオスさんでは、他にも「Mr.カラー」用の新しいフラットベース(つや消し剤)や、瓶の中で固まってしまった塗料を復活させるための溶剤が展示されていました。これについても詳しくは「エプロンの人 模型制作日記」の9月22日をご覧ください。
 GSIクレオスのブース担当の方に話をうかがうことができました。ガンダムマーカーの「ガンダムメッキシルバー(現在は製造中止で入手困難)」について質問したのですが、担当の方も「なんとか復活させたい」とのこと。絶版ではないそうです♪ あと、「メッキゴールドは実現可能か?」との質問には「メッキのような質感にするためには、真鍮ではなく18金を使用しなければならないので、値段はすごく高くなります」とのことです。

 こうして新しい素材が次々と開発されているのを見ると、どんどん模型表現の幅が広がっていくのが想像できます。なんだかワクワクしますねぇ♪


最新の画像もっと見る

1 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (コジロウ)
2009-10-13 13:02:44
何度の失礼致します。

長谷川のカーボンフィニッシュは喜んでる方が多いのでは?カーボン表現は塗装では難しいですからね。ガンプラではアクセントに使えませんかね。

『みるきぃぱすてるカラーセット』と『色ノ源』は面白いですね。調色が手軽にできそうで試してみたいです。メッキシルバーも絶版ではないようで安心しました。

前回の記事でMG Vガンダムのランナーの話は期待したいですね♪
パケ絵では襟(肩)のダクトは白ですね。新設定ですかね?あー発売が待ち遠しいです。
返信する