最近は食品の製造年月日や消費期限・賞味期限などがよく話題に出ます。家電製品はどこかに「○○年製」と書かれていることが多いです。では、プラモの場合はどうでしょう?
ご存知の方も多いとは思いますが、最近のバンダイ製キットのランナーを見てみると、タグの部分に数字が丸く並んだ部分があるのが分かります。これが製造年月を表しているらしいのです。
これはHGUCアッガイのランナータグです。ダイヤル状に数字が並んだ二つの円がありますが、「00」という数字が近くにある方が「製造年」、もう一つの円が「製造月」を表しているのだと思います。
右側のダイヤルの「00」は「2000年代」、「0~9」が2000年代の下1ケタ(あるいは2ケタ)を示し、左側のダイヤルの「1~9」が「1月~9月」、「X~Z」が「10月~12月」を示しているということです(このダイヤルは左右が逆になる場合もあります)。矢印が指している数字を見てみると、このHGUCアッガイの製造年月は「2007年4月」ということになります。
これは現在製作中の「1/144モビルフラット」のタグです。製造年のダイヤル横に「90」の文字が入っています。これで1990年代の製造であることが分かります。このキットは1999年7月製造、「恐怖の大王」が空から降って来る予定だった月ですねぇ(汗)。
いつの頃からこの製造年月表示のシステムが採用されたのかは分かりませんが、発売当初はランナーに表示がなかったキットでも再販分になるとランナーに表示が追加されているようです。
これは最近再販された「1/100V2ガンダム」のモノです。一見、製造年のダイヤル横に「90」の文字があるので「1996年4月製造」に見えますが、90の近くに三角形のモールドがあります。これは1990年代に製造された金型を2000年代に入って使用する際に追加されたモノだと思います。というわけで、このキットは2006年4月の製造と考えられます。
初代ガンプラのような歴史のあるキットにも再販分にはこのシステムが導入されています。これは「1/144ジュアッグ」のランナータグですが、2005年7月製造の表示があります。
これはジュアッグの説明書の一部ですが、製造物責任法(PL法)の導入に伴って取り扱い注意の表示が補強されたバージョンのようです。「1995年9月」にマイナーチェンジしたものと思われます。
これもジュアッグの説明書ですが、バンダイのロゴの周辺に不自然な空白があります。ひょっとしたら昔のロゴマークから変更した際に開いた空白なのかもしれませんねぇ…。
説明書といえば、初版の製造年が分かるようになっています(写真はMGザクver2.0)。キットの箱のスミの方にも書いてありますねぇ。部品注文カードにも初版の製造年月が書かれています。
食品などと違い、プラモデルには消費期限はあまり関係無さそうですが(水転写デカールなどにはある程度鮮度がありますけどね…)、興味のある方はご自分の手持ちのガンプラの製造年月を調べてみてください。けっこう面白いですよ!
そうそう、ランナーの刻印といえば、材質の表示もありますねぇ。これについては別の機会に…。
ご存知の方も多いとは思いますが、最近のバンダイ製キットのランナーを見てみると、タグの部分に数字が丸く並んだ部分があるのが分かります。これが製造年月を表しているらしいのです。
これはHGUCアッガイのランナータグです。ダイヤル状に数字が並んだ二つの円がありますが、「00」という数字が近くにある方が「製造年」、もう一つの円が「製造月」を表しているのだと思います。
右側のダイヤルの「00」は「2000年代」、「0~9」が2000年代の下1ケタ(あるいは2ケタ)を示し、左側のダイヤルの「1~9」が「1月~9月」、「X~Z」が「10月~12月」を示しているということです(このダイヤルは左右が逆になる場合もあります)。矢印が指している数字を見てみると、このHGUCアッガイの製造年月は「2007年4月」ということになります。
これは現在製作中の「1/144モビルフラット」のタグです。製造年のダイヤル横に「90」の文字が入っています。これで1990年代の製造であることが分かります。このキットは1999年7月製造、「恐怖の大王」が空から降って来る予定だった月ですねぇ(汗)。
いつの頃からこの製造年月表示のシステムが採用されたのかは分かりませんが、発売当初はランナーに表示がなかったキットでも再販分になるとランナーに表示が追加されているようです。
これは最近再販された「1/100V2ガンダム」のモノです。一見、製造年のダイヤル横に「90」の文字があるので「1996年4月製造」に見えますが、90の近くに三角形のモールドがあります。これは1990年代に製造された金型を2000年代に入って使用する際に追加されたモノだと思います。というわけで、このキットは2006年4月の製造と考えられます。
初代ガンプラのような歴史のあるキットにも再販分にはこのシステムが導入されています。これは「1/144ジュアッグ」のランナータグですが、2005年7月製造の表示があります。
これはジュアッグの説明書の一部ですが、製造物責任法(PL法)の導入に伴って取り扱い注意の表示が補強されたバージョンのようです。「1995年9月」にマイナーチェンジしたものと思われます。
これもジュアッグの説明書ですが、バンダイのロゴの周辺に不自然な空白があります。ひょっとしたら昔のロゴマークから変更した際に開いた空白なのかもしれませんねぇ…。
説明書といえば、初版の製造年が分かるようになっています(写真はMGザクver2.0)。キットの箱のスミの方にも書いてありますねぇ。部品注文カードにも初版の製造年月が書かれています。
食品などと違い、プラモデルには消費期限はあまり関係無さそうですが(水転写デカールなどにはある程度鮮度がありますけどね…)、興味のある方はご自分の手持ちのガンプラの製造年月を調べてみてください。けっこう面白いですよ!
そうそう、ランナーの刻印といえば、材質の表示もありますねぇ。これについては別の機会に…。
さっそく気になって、今作ってる「MG ザクⅡ シン・マツナガ大尉機」のランナーを調べましたよー
(少しずつ完成に近づいてきました!!)
んで、僕の持ってるヤツにも、三角形がありました。(90もありましたよー)
多分、2002の5月生まれの模様。
僕の誕生月と一緒だったんで、ちょっと愛着湧きました^^
かめッチさんのトリビアのおかげで、ちょっぴりハッピーな感じでございます!!
品質保証タグやPL法にまでご見識がおありなんですね。
私は…仕事柄なんですが(笑)
品質保証タグやラベルに付いてる日付は
万が一…があった場合に、その製造ロットを
特定するためのものだと思います。
工業製品をよく見てみると…
実はいろんなところに、トキには
メーカーさんご自身しかわからないような
表示だったりします(笑)
私自身は、こういうところをついつい見てしまい…
あるイミ職業病みたいなもの(笑)って思ってましたが
ちょっと見方を変えると…なんだかとても面白いですね。
ちなみに…私は昔のバンダイさんのロゴの方が好きです。
(>▽<)ふひゃひゃ♪そー言えばそンなの流行ってましたね!今ではそれ系の本出版されてた方達見掛けなくなってしまいましたが一体どこに行ってしまわれたのでしょう…。
取説と言えばこないだ壊してしまった部品の発注をしたのですがその時バンダイさんからこんなサービスして頂きましたョ~!
http://blogs.yahoo.co.jp/nezumi20jp
こちらが当方のブログです、今夜行っているデカール貼りの写真もアップしてますのでよろしかったらど~ぞぉ。(^^)ゞ完成間近でるんるんです♪
http://www.bandainamco.co.jp/releases/2007060501.html
再販品も、新しい生産年月のタグのみになるのかと思ってました。
そういえば、バンダイのガシャポンのフィギュアにも製造版数目印があるのは知ってました?
フィギュアのどこかに小さい穴が4つ並んで開いているのがあります。初版だと4穴、1回目の再販だとひとつつぶされて3穴になってます。
製作もかなり進んでいるようで、完成が楽しみです。そうそう、使用しないランドセルやヒートホークの赤ですが、せっかく赤の成型色を使うんだったらバックパックの上部にある四角いノズル(?)を別パーツにして色分けを再現する設計だったら良かったのにと思いますねぇ…。
Shiroさん:>品質保証タグやPL法にまでご見識がおありなんですね。←いえいえ、とんでもないです(汗)、ただの好奇心ですよぉ~。
万が一のための表示:確かに表示があるとメーカーさんに説明しやすいし、メーカーさんとしてもどのロットで問題が発生しているか分かるので対応しやすくなりますねぇ。
そういえばさっきマグカップの底を見ると、ガンプラのタグの表示とソックリなダイヤル状の表示がありました。どのような方式で表示がなされているのかを調べてみるのも面白そうですね!
筆者も昔のバンザイマークの方が好きです。ウチのブログのデザインはバンザイマークに似たものを使ってるぐらいですから…(笑)。
デモっちさん:ノストラダムス研究家の皆さんは、あれ以降ホンマに見かけなくなりましたねぇ。でも、たまに「あの予言の1999年は、本当は20××年を意味していた!」とかいう本が出ていたりします(笑)。
デモっちさんもブログ開設されたんですねぇ! おめでとうございます。またお邪魔させていただきますので、よろしくお願いしますね~!
子持ちさん:放映前発売ですか♪ 今回も1/144はコレクションとHGの二本立てになるんでしょうかねぇ(汗)。ガンダムエクシア、脚がスリムなデザインなんですねぇ。ゼータのようなスネだと想像していましたから…。
びといんさん:はじめまして!(←ですよね?) コメントありがとうございます。
ガシャポンフィギュアの裏面に付いているBCG予防接種の跡(←と、歳がバレるぅ…:汗)のようなポツポツに、そんな意味があるとは知りませんでした。再販の度に穴が追加されるのではなく、減っていくというのが珍しいですねぇ。塩ビの成型についてはあまり分からないのですが、金型を削って穴を潰しているんでしょうねぇ。ためになるお話、ありがとうございます♪
今後も気楽に遊びに来てくださいね! びといんさんのブログにもお邪魔しますので、今後もよろしくお願いします!
>でも、たまに「あの予言の1999年は、本当は20××年を意味していた!」
(--;)ずっとやってなさい!
当方もこないだ部品初めて頼んだのですが小為替なんてこれまで生きてきて活用したことがなかったので戸惑いました…対応してくれた郵便局員さんもこんな活用の仕方は初めてだって言ってました。
銀行振り込みが一般的ではあるものの部品1個に掛かる手数料としてはこれが一番安上がりなのではないか?って局員さんは申しておりましたw。
磐梯山の静岡部品センターさんがどのくらいの人員を配置しているかにもよりますが処理が一番確実な方法を選択していらっしゃるのかもしれませんね。
磐梯山いつもありがちうゥゥ…(T^T)。
おそくなりましたが、こちらこそよろしくお願いします。
こちらのブログを知ったのは、ちょっと前の記事「無塗装の場合の表面処理」です。
俺もほとんど無塗装素組なんですが、ザクVer.2.0の仕上げを、かめっチさんの真似をしてメラミンスポンジで施したら、かなりいい感じになりましたよ!
今までは1200番ペーパーで最終仕上げしてたんですけど、メラミンスポンジだと、擦りムラがほとんど目立たず良いですね。自由にカットできるので細かい部分にもまんべんなくかけられるし。
こんなに手軽に、無塗装ツヤ消し仕上げが味わえるなんて、感動ですよ。
別記事の話題で失礼しました。
デモっちさん:小為替って普段は使いませんからねぇ(汗)。大昔に他のメーカーの部品請求で切手を送ったことはありましたが、ランナー単位での請求だったので、金額的にはキットを新たに買い直した方が良いのではと子ども心に思ったもんです(キットが200円、送った切手が300円ぐらい:汗。でもキットが売り切れてたもので…)。
バンダイさん、小額ならオマケしてくれるんですねぇ。太っ腹ぁ~♪
びといんさん:ウチの記事を製作の参考にしていただき、ありがとうございます!
実はメラミンスポンジは某掲示板で話題になっていたのを参考に使ってみたのですが、使ってみると実に良い感じでした。耐水ペーパーでは届かないような部分にまで使えるのが良いですねぇ。最近では安価なモノが普及していますので、フトコロにも優しいですし…。
でも、スポンジ&プラスチックの粉が出ますので、健康のために吸わないように気を付けてくださいね。