おしゃべりな猫

英語・音楽・演劇・絵画etc
大好きなものが、たくさんありすぎて・・・
そんなミーハー猫のdiaryです。

コドモのコドモ

2008年06月19日 | 映画&テレビ

と言う映画が公開されるらしい・・・内容を読んでビックリ。小学生が出産!?フィクションと解っていても何だかなぁ・・・(苦笑)

杉田かおるさんが15歳の母を演じたのが28年前だったかな?当時は、「愛があるのだから」と幼い少女が出産することを良しとするストーリーに、何の疑問を感じていなかったなぁ・・・同世代で母親なんて、非現実的だったけど、困難を乗り越えて同級生同士が卒業式に教室で結婚式を挙げるシーンに感動したっけ。それから30年近くたって・・・

世間と言うものを知ると、この手のドラマを作る大人って、何だかアザトイ気がしてしまう。ショッキングな内容は、間違いなく人の目を惹くだろう。だけど、安易に出産=素晴しいこと、産めば結果オーライ的な内容って、どうなんだろう?

そもそも・・・産んだ後って、この手のドラマや映画ではあまり出てこないんだよなぁ。出てきてもキレイごとが多くって・・・

と、まだ公開されていない作品に、ここまでネガティブな感想を書くのもどうかと思うのだけども、未成年のさまざまな問題が伝えられる今日この頃、もう少し慎重になっても良いと思うのでした。

←クチコミblogランキングに参加しています。よろしければ、クリックお願いします。


梅雨が来た・・・

2008年06月19日 | ひとりごと

今日、北陸地方は梅雨入りしました。と言っても、本日の天気は晴れ時々曇り!?なんとなくピンと来ないんです。(苦笑)

梅雨が明けると待ちに待った夏。これまた・・・意外でしょ?思いっきりインドア派だもんね。地元友達の突っ込む顔が目に浮かびます。(爆)

へへへ・・・「夏」じゃなくて、「夏の」遠征が待ち遠しいだけです。(照)

←クチコミblogランキングに参加しています。よろしければ、クリックお願いします。


1人暮らしと風邪

2008年06月10日 | ひとりごと

1ヶ月ほど前のこと。

病み上がりの友人Kちゃんとこんな会話をしてました。

Kちゃん「今は、親がおかゆを作ってくれるんですけどね・・・親がいなくなったら私どうなるんだろう?

私「えぇ~おかゆぐらいなら作りに行ってあげるし、そんな暗いこと考えなくても良いじゃん。」

真面目なKちゃんと脳天気な私らしい会話だったんだけども・・・1ヵ月後に、自分がもっと暗いことを考えるとは・・・(苦笑)

久しぶりに熱を出しました。1人暮らしをしていると、病気した時、半端じゃなく凹みます。凹むと、とんでもなく暗い妄想をしてしまい・・・

「あぁ・・・このまま誰もいない部屋で孤独死とかするんじゃなかろうか?」とか、「腐乱死体になったらどうしよう?」とか・・・

まぁ~腐乱する前に、机の上の書類を何とかしろと、上司が怒って飛んできそうですけど。(あわわ)

親が、「誰か良い人見つけろ」と五月蝿い理由が、ちょっぴりわかる期間限定の気弱な娘です。(苦笑)

←クチコミblogランキングに参加しています。よろしければ、クリックお願いします。


エミリー・ウングワレー展

2008年06月02日 | アート・文化

10年ほど前のこと。同じ職場のオーストラリア人女性のこんな言葉に、違和感を感じたことがありました。

「私は、人種にはこだわらない。アボリジニの友人だって、黒人の友人だっている。」

「本当にこだわっていないなら、友人をそんな風に分類(?)しないんじゃないかな?」と思ったのは、きっと、その少し前に、ニューヨーク出身の同僚のこの言葉があったから。

「本当の国際交流ってのはね・・・私が、ここで誰かに紹介される時に、アメリカ人の○○さんと言われなくなる日が来ることだと思う。」

なるほどなぁ・・・と思いました。人種のるつぼと言われるNY。白豪主義が長く続いたオーストラリア。活字では何度も読んでいても、何と言うか、初めて、リアルに「何か」を感じた瞬間でした。

今回の東京行きで、このエミリー・ウングワレー展を見たいと思ったのは、私自身のこの経験からです。

1970年代に、移民政策に大きな転換があったオーストラリア。しかし、長く続いた政策だけに、人々の心が、政策の転換と同時に変われたとは考えにくいと思います。元同僚も、人種差別がいけないことは十分に解っていたと思います。ただ、その転換期の真っ只中に生まれた彼女の周囲では、まだまだ差別が残っていたことは想像に難くないし、だからこそ、良くも悪くも、何かにつけて「意識して」マイノリティーと接してきたのでしょう。実際、一緒に仕事をしている時も、ふとした瞬間にそのことを感じました。

話をエミリー・ウングワレーに戻すと・・・

オーストラリアの砂漠地区で生まれた彼女が、絵筆を持つきっかけとなったのは、政府が進めていたアボリジニに対する教育プログラム。教育プログラムと言えば耳障りが良いですが、生まれ故郷を離れ、政府が決めた地区に住むことを強制され・・・後に生まれ故郷に戻ることが出来るのですが、作品からあふれる彼女への故郷への熱い気持ちに接すると、その時の彼女の苦しみを思い、複雑な気持ちになりました。

どの作品からも、「力強い」とか「熱い」と言うありきたりの言葉では表せない、とてつもなく大きなエネルギーを感じることが出来ます。自然と一体化した作品の数々は、見る人々の心を揺さぶる力を持っています。

お時間のある人も、そうでない人も・・・この展覧会は、ぜひぜひ見てください!

←クチコミblogランキングに参加しています。よろしければ、クリックお願いします。


薔薇空間@Bunkamura

2008年06月01日 | アート・文化

さてさて、仕事を終えて、時計を見ると飛行機まで、ちょっと時間があるし・・・じゃないですね。最終便を予約した確信犯。今回も、出発前に美術館情報をチェック♪

Bunkamuraで開催中のこの展覧会は、フランス革命の動乱期にマリー・アントワネットやナポレオン妃ジョゼフィーヌに仕えた宮廷画家ピエール=ジョゼフ・ルドゥーテを中心に、アルフレッド・パーソンズや日本のボタニカル・アートの草分け的存在である二口善雄・ 写真家齋門富士男の作品のうち、「薔薇」をテーマにしたもののみを展示したユニークなもの。さらに、会場では、パフューマリー・ケミスト蓬田勝之氏の協力により薔薇の「香り」の演出も!まさに「薔薇づくし」です。(笑)

一口に薔薇と言っても、こんなにも色々な種類があるんだぁ!?と言うのがシンプルだけど一番の感想。どの作品も、リアルにその一輪一輪の特徴を捉えています。改良を重ねて作られた女王のように気品あふれる花を描いたものもあれば、素朴な中にも可憐さがただよう少女のような野薔薇を描いたものもあり、遠い昔から、人々が、この花にどれほど深く魅了されてきたのかが伝わってきました。

Bunkamuraのザ・ミュージアムへ行くのは、これで3回目。前回のルノアール×ルノアール展の時も感じたのですが、上野の国立や都立の美術館で開催される展覧会とは一味違ったものが多いですよね。ザ・正統派の展覧会も大好きですが、こういったユニークな視点から作品や作家を紹介する展覧会と言うのも楽しいものです。

話は展覧会からずれるのですが・・・遅めのランチを「ドゥ・マゴ・パリ」でいただいたのですが、東京とは思えないお値段にビックリ。1,050円でスープ・パスタ・パンにデザートとコーヒーですよ!?しかも、とっても美味。今度はディナーを食べに行きたいな♪

←クチコミblogランキングに参加しています。よろしければ、クリックお願いします。