織内将男の山旅の記録

若かりし頃よりの山旅の記録です・・!!

尾瀬紀行(32)燧ケ岳  「御池ロッジ」

2011年07月12日 | 尾瀬
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 尾瀬紀行(32)燧ケ岳  「御池ロッジ」   ,




残雪多い「御池ロッジ」




玄関へ入ると、イキなお上さんがそれとなく・・、

どちらからお出でかえ・・? 」 とやんわり聞く。 

これは宿の記帳をする前のチョットした会話を楽しみたいようである。

神奈川の方からだけど、 今朝一に大清水から沼を回って、燧を越えてやってきました
そいつは、でえれえ強行軍でしたな。 お疲れでしたろ、サアサアお上がりになって下せえ

自分でも、そう思ってるくらいだから、そうなのであろう・・?、
相当に疲れているのは事実であるが、心配りの一言で心が和み、疲れもスーッとやわらぐのであった。

お上さんは、自分の宿のように気楽に親しみをもって案内してくれるのが嬉しい。



ところで「御池ロッジ」は桧枝岐村営の公営の宿舎であり、昭和40年前期に建てられた比較的新しい宿舎である。 
小生が訪れたこの年は、昭和48年当時である。


因みに平成8年、尾瀬御池ロッジに「ぶなの森ミュージアム」が併設せれている。

案内によると・・、
一階 尾瀬の生い立ちや檜枝岐を詳しく知ることができる資料館
二階 尾瀬に関する情報をお知らせしているインフォメーションコーナー
三階 ウオッチングルーム・ミニシアター・ジャラリーで尾瀬の魅力を満喫



今朝早く、長蔵小屋の前で盛んに「ヘリ」で物資を運んでいたが、その補給基地が宿のすぐ前であった。 

たまたま離陸するところであったので、一丁、写真でも撮ってやろうと近くまで近寄ったところ、出力が上がったせいかいきなり帽子が飛ばされた。

その様子を先ほどのお上さんがニコニコしながら見つめていた。


ホテルのような立派な部屋に、予約も無しに泊まれるのは山旅としては極めて珍しく、何か勝手が違う感じがした。 
それにしても、五月のG・W(ゴールデンウイーク)どというのに、お客はそこそこでしかないようだ。 
やはり、尾瀬の本番には未だ早く、6月の水芭蕉が咲き乱れる頃から賑やかになるのであろう。


昨夜より殆ど寝ないで、半ば強行軍の旅立ちだったので一風呂浴びたら、身体の表面に疲れがドット現われてきた。

早めの食事で、銘酒と夕食を戴いた頃には、すっかり出来上がり、さっさと床へ忍んだ。


次回、「裏燧林道




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