織内将男の山旅の記録

若かりし頃よりの山旅の記録です・・!!

尾瀬紀行(46)尾瀬ヶ原 「温泉小屋」

2011年07月29日 | 尾瀬
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 尾瀬紀行(46)尾瀬ヶ原 「温泉小屋」  ,




さて、この後、尾瀬ヶ原の一角である温泉小屋、赤田代に向うのである。
平滑ノ滝展望台からは早速、急な木製階段を上ることになる。 
次に、大きな岩の間を抜けるような道に変わる。

相変わらず、雪道とはいえ木の根が所々で張り出しており、つまずかないように気を付けながら歩く。 
後は赤田代に向かって次第に上ってゆく。

これから先は、穏やかなブナを主体とした広葉樹の森となり、道も大きな起伏もなく歩きやすい木道になっている。


凡そ20分、約1km、よう様にして尾瀬ケ原の赤田代地区に出た。 
林から抜けるといきなり小屋が現われた。 
山小屋は尾瀬でもめずらしい温泉に浸かれる元湯山荘や温泉小屋が並ぶ。
しかし、両小屋共冬季の休業のままで、周囲は閑散としていた。


この辺りは未だ60~70センチの積雪があり、特に、小屋の北側は屋根からの落雪もあって、小山のように大量の雪が積もり上がっている。

温泉小屋の従業員らしい人が二人いて、小屋の様子の見回りか下見に来ていたらしい。
小屋の外には見晴らしのいいベンチ休憩所らしいのが既に開かれていて、ザックを下ろして久しく大休止をとる。

お昼に近い時間帯でもあり、周辺の雪を溶かし込んで水を作り、持参してきたインスタント・ラーメンと菓子パンを食す。 
御池ロッジより購入して、はるばる運んできたビールが火照った身体にしみこむ。
喉も身体も久しぶりに人心地がついた。 



気が付くと左足の関節痛もたいしたことは無さそうで一安心である。
小屋の人に何気なく話しかけてみた・・、

こんちわ、小屋の下見ですか・・?」


まあ、そんなところだわ。 何処を回って来なすった

昨日、大清水から燧を越えて、今日は御池より裏燧を回って来ました。 ところで、今年の雪はどうですか・・?」

おお、それは難儀だったね。 雪はいつものとおり、平年並みやろ。 これから一気に溶け出すでね

はあ、小屋が開くのは何時からですか・・?。」

何時ものことで、20日過ぎになるじゃろうかね


次回、 「尾瀬ヶ原の温泉



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