織内将男の山旅の記録

若かりし頃よりの山旅の記録です・・!!

霊峰・日光の山々(50)男体山 「八合目・滝尾神社」

2013年03月10日 | 男体山
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 霊峰・日光の山々(50)男体山 「八合目・滝尾神社」 




7合目避難小屋



7合目避難小屋内部


さて、崩壊しやすい観音薙を、ジグザグに登って行くとトタン屋根の休憩所が出てきて、ここが七合目である。
避難小屋のそばで休憩。

涼しいで風が抜ける七合目で少し長めの休憩を取ってから、なお険しい道を八合目へと向かう。 ただ、七合目の避難小屋は破損が進んでいて、使用には難があるようだ。
相変わらず急坂が続くが、考えてみたら急坂で一気に標高を上げてくれるし、短時間で山頂まで行けるんだよね。 でも、やはり辛いか・・!!。
30分ほどで八合目の瀧尾神社に到着。

ここにはお社がある。
赤い鳥居を過ぎると小さな社務所のある八合目・滝尾神社となる。
ここは二荒神社の別宮で、ここの本社は無論、日光東照宮の脇に鎮座している。




八合目鳥居



滝尾神社は、先にも述べたが、女峰山の麓、二荒山神社本社の西、約1キロの山中に鎮座している。

参拝者で賑やかな日光三山(日光東照、日光山輪王寺、日光二荒山神社本社)エリアと異なって、極めて静寂な地、霊域漂うところに最古の神社として佇んでいる。
祭神は大己貴命の妃神・田心姫命である。

弘仁11(820)年、弘法大師が滝尾の霊区を開き、女峰山を拝して田心姫命をまつった社で、女体中宮と讃えられている。

この社に参るには、白糸ノ滝からうっそうとした樹林の間の坂道を登り、「運だめしの鳥居」をくぐると、やがて滝尾神社の美しい楼門に出る。
門額に「女体中宮」とある。


楼門をくぐると拝殿・唐門・本殿があり、いずれも重要文化財に指定されている。
本殿裏には「三本杉」の巨木が立ち、石鳥居や石灯籠-いしどうろう-を建てて石柵を巡らした一画がある。 滝尾の大神(田心姫命)の降臨したところと伝えられている。
御神徳の高い妃神の信仰は厚く、境内には滝尾稲荷をはじめ、子宝が授かるという「子種石」や「縁結びの笹」 などがある。


この社務所・・?小屋の裏側には鎖場があって、これを登れば、ほんのちょっとだけショートカットができる。 
別に難しくもないので、せっかくだから鎖場から行きましょう。
八合目から先は、いよいよ岩場も減ってきて、周りの木も低くなってきます。
かなり掘り込まれた道筋で、土砂の流出防止の土留が丁寧に置かれていた。 それが九合目直下まで続いた。






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