釜石の日々

内陸の秋

遠野を抜けて283号線を宮守方向へ向かうと柏木平があり、そこから283号線は左へ大きく坂を上りながらカーブする。この坂の途中から見える猿ケ石川とその南に見える景色は雄大ですばらしい。坂を上った凌沢の交差点に店が有り、ここに車を止めて歩道を引き返して眺めていると時間を忘れる。交差点にある店も産地物や農家の古道具、鹿の剥製、熊の毛皮など珍しいものをおいている。ほおずきと木の実で痛み止めを作ったりもしていた。東和から高速で盛岡へ向かい、雫石を抜けて小岩井の1本桜から岩手山を望む。雪を冠して荘厳な佇まいを見せる。最初は人がわずかだったが次々にやって来る。岩手公園に向かい、盛岡城趾を散策する。1本の楓が色付き見事で人が集まりシャッターを押している。葉にほとんど傷がなくそれだけきれいに見える。落ち葉も沢山下に落ちていて余計に風情を醸し出している。池のそばを通り石垣に近い所に紅葉の椛を見つける。まだ少し早いが緑と黄色と赤のグラデーションが見事だ。城跡の一番高い所は銀杏もまじり日射しを受けて赤や黄色に輝いている。ただ全体にもう少し時間が立つと色付きが最高になるのではないかという印象だった。


盛岡城趾の紅葉
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