釜石の日々

鵜住居川流域

釜石は3つの湾とそれぞれの湾に注ぐ3つの川がある。その1つが大槌湾と鵜住居(うのすまい)川だ。鵜住居川流域は以前鵜住居村と呼ばれたようだ。鵜住居川には三陸の湾奥干潟群で最も淡水の影響を強く受ける干潟を有し、そこは野鳥の宝庫となっている。多種の野鳥が飛来し、愛知県にいる時わずかに観察できたカワアイサが群れていたのを見ることができた。鵜住居川上流は橋野川、青ノ木川となり、それらの川にそって35号線が走り、笛吹峠へ至る。この沿線は紅葉のこの時期すばらしい景観を見せてくれる。注意して周囲を見なければただやり過ごすことになりかねないが、川には大きな岩が沢山あり、岩の間を流れる水が白い急流を作り、その両側に紅葉が見られる。自然のすばらしい景色だ。何カ所かこうした景観が見られ、極めつけは鷲ノ滝だ。鷲ノ滝発電所という小さな発電所があり、そこへ降りる舗装道路があり、それに沿っておりて対岸に渡る橋を渡らずそのまま真っ直ぐ進むと2~3分かからず鷲ノ滝が対岸に見えて来る。岩場を流れ下る水が豊富でかなり上の方まで滝が流れる様子が見られる。ただ滝の周囲は紅葉がまだ早いようでもう1週間か10日位するといいのかも知れない。いずれにしろ人は誰もおらず、仙人峠コースよりずっと穴場だと思う。川と岩がすばらしいのだ。


ある晴れた秋の日に
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