郎女迷々日録 幕末東西

薩摩、長州、幕府、新撰組などなど。仏英を主に幕末の欧州にも話は及びます。たまには観劇、映画、読書、旅行の感想も。

スーパーミックス超人「龍馬伝」

2010年11月06日 | 幕末大河ドラマ
 「龍馬伝」に登場! ◆アーネスト・サトウ番外編の続きです。
 続きっていいますか……、書く予定はなかったんですけど、もう、笑い転げて涙が出まして、ちょっとつぶやかねば、笑いがとまらない勢いでして。
 「スーパーミックス超人龍馬伝」とでも、題名を変えた方がいいんじゃないんですかねえ、このドラマ。
 アーネスト・サトウ登場!に引かれて、見たんです、再放送を。
 ギャグもここまできますと、りっぱな学芸会です!

 大政奉還だ、オー!
「オー、がんばれえっー! 運動会かよ。ひー、けらけらけら」

 なに? このパークス。机も叩かないし、大人しいよ。かわりにサトちゃんが怒鳴ってら。
 「パークス! もっと気張れや! ひー、けらけらけら」

 なんで、この時期の長崎奉行でもない朝比奈さんが、長崎で水戸黄門の悪代官みたいなのやってるの?
「おー! 捨て台詞かっこいいぞお! ひー、けらけらけら」

 なにを悲壮な顔して逃げてんの? お元ちゃん。
「ここで逃げるかよ! ひー、けらけらけら。浦上四番崩れは、フランスカトリック教会の神父が、堂々と信仰表明すべき、とたきつけたから起こったんだろうがよ。ひー、けらけらけら」

 「パークスさんが家を用意していてくれるきに」「マリア様の拝める国へ行きます」
「も、もう、もうだめえ!!! ひー、けらけらけら。居留地の教会は日本人に伝道をしない約束なのに、その約束を公然と破ったフランスのカトリック教会に、イギリスは批判的だったんだけどねえ。しかも、よりにもよってイギリスが、マリア様の拝める国だって!!! ひー、けらけらけら。パークスちゃん、聞いてる? 怒鳴ってやってよ。ひー、けらけらけら」

 「アーネスト・サトウと龍馬暗殺」で書いておりますが、土佐にかかった犯人疑惑がなんとかおさまったのは、あきらかに、薩摩藩がイギリス公使館に働きかけたから、です。
 要するに、「西郷隆盛のやったことも、五代友厚がやったことも、後藤がやったことも、ぜーんぶ龍馬がやったことにして、しかも西郷も五代も、裏の裏を読んでイギリスに対していたのに、土下座と自慢話で相手を催眠術にかけるスーパーミックス超人龍馬ギャグをやりたいわけね。ひー、けらけらけら」

 やっぱ、このシナリオライター、頭に蛆がわいていますわ。少なくとも、数千匹は。

 つーか、こんな甘ちゃん学芸会歴史ドラマをNHKが作っているよーだから、どーしようもない甘ちゃんたちが政権とって、現場の苦労はそっちのけの勘違いした「柳腰」芸者右往左往のきちがい沙汰になるんでしょうか。
 「がんばれえ!!! 流出尖閣ビデオ。YouTube万歳!!!」(笑)

 (追記)「がんばれえ!!! テキサス親父、平成のエドウィン・ダン。愛してるよ!!!」(笑)


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