今日は雨
のち曇り
。←昨日ですw
ジメジメした1日です。
本州の方は、北海道に梅雨(つゆ)はないと思っている方が多くいますが、残念ながら北海道にも蝦夷梅雨(エゾつゆ)という言い方があり、僅かな期間ですが、梅雨っぽい時期はあります。
節電!節電!と叫んでいる時期ですが、北海道は涼しくて過ごしやすいですね。
ぜひ、涼しい北海道へ観光でお越しください!
さて、今日は原子力資料室が掲載している「放射能ミニ知識」から、原子炉が生み出す放射性物質を追加します。
詳しい内容は直接HPをご覧になってください。
http://cnic.jp/modules/radioactivity/(『放射能ミニ知識』原子力資料情報室)
・トリチウム:H3(12.3年)―β→He3:ヘリウム ⇒リチウムのような軽い元素と中性子の反応および三体核分裂により生成。
・炭素:C14(5730年)―β→N14:窒素 ⇒炭素・窒素・酸素などと中性子の反応により生成。
・マンガン:Mn54(312日)―軌道(γ)→Cr54:クロム ⇒軽水炉では一次冷却水配管(鉄)で生成し一次冷却水の中にある鉄からも生成。
・コバルト:Co60(5.27年)―β→Ni60:ニッケル ⇒軽水炉では一次冷却水の配管と冷却水の中に入っているコバルトから生成。
・クリプトン:Kr85(10.76年)―β99.6%・γ0.434%→Rb85:ルビジウム ⇒使用済核燃料を再処理により放出。
・テクネチウム:Tc99(21万1100年)―(β-)→Ru99:ルテニウム ⇒前回の種類(1) ・モリブデンを見よ!
・ネプツニウム:Np237(214万年)―α→プロトアクチニウム:Pa233(27.0日)―γ?→ウラン:U233(24.5万年)―?→ビスマス:Bi209
↑※
・ウラン:U235(7億400万年)―二重中性子捕獲→Np237 ※
・ウラン:U238(44億8千万年)―速中性子照射→U237(6.75日)―β→Np237 ※
・プルトニウム:Pu239(2万4100年)―二重中性子捕獲→Pu241(14.4年)―?→アメリシウム:Am241(433年)―?→Np237 ※
・プルトニウム:Pu238(87.7年)―α→U234(24万5000年)
↑※
・ウラン:U235(7億400万年)―二重中性子捕獲→Np237(214万年)―中性子捕獲→Np238(2.12日)―β→Pu238 ※
・プルトニウム:Pu239(2万4100年)―α→U235(7億400万年)
↑※
・ウラン:U238―中性子捕獲→U239(23.5分)―β→Np239(2.36日)―?→Pu239 ※
<プルトニウムの種類>※%は2年間運転した電気出力100万kWの軽水炉の中にあるプルトニウム1kgに対する値。
・プルトニウム:Pu238(87.7年) 1.8%
・プルトニウム:Pu239(2万4100年) 59.3%
・プルトニウム:Pu240(6560年) 24.0%
・プルトニウム:Pu241(14.4年) 11.1%
・プルトニウム:Pu242(37万3000年) 3.8%
・アメリシウム:Am241(433年)―α→Np237(212万年) ※上記Pu239――Np237の生成過程を見よ!
「放射能ミニ知識では、全体的に崩壊過程が略されていますので、そこは当分<?>としてあります。
今回提示した放射性物質の種類は、見ずらいと思う向きがあると思います。
しかし、放射性物質は様々な崩壊過程を経て安定的な物質へなるのですし、その崩壊過程が<問題となる放射線>を放出するわけです。
ですから、崩壊過程をある程度把握していくことは重要なことだと思います。
さて、原子炉が生み出す放射性物質について調べていくうちに、福島原発から放出された31の放射性物質について掲載しているブログを見つけました。
「usacoのお家 マクロビオティック自然生活」というブログにAERAに掲載された記事の抜粋があり、記事の中身を読むと原子力安全・保安院がだしたデータだということがわかります。
推計とはいえ、政府は放出した核種の内容を把握しているということで、「調査してない」とか「分からない」というのは大嘘だということでしょう。
内容について詳しくは、下記のブログをお読みください。
http://ameblo.jp/halo-usaco/entry-10933226935.html
<公表された31種の核種と放出量>
①危険度1位・キュリウム242(1602.8日)―α→Pu238 放出量:1000億ベクレル。
②危険度2位・プルトニウム(放射線の種類はα線)
・プルトニウム238 放出量:190億ベクレル。
・プルトニウム239 放出量:32億ベクレル。
・プルトニウム240 放出量:32億ベクレル。
・プルトニウム241 放出量:1.2兆ベクレル。
③危険後3位・ヨウ素(放射線の種類はヨウ素131がβ線。それ以外はβ線とγ線。)
・ヨウ素131 放出量:16京ベクレル。
・ヨウ素132 放出量:470兆ベクレル。
・ヨウ素133 放出量:680兆ベクレル。
・ヨウ素135 放出量:630兆ベクレル。
④危険度4位・テルル(放射線の種類はβ線)
・テルル127m 放出量:1100兆ベクレル。
・テルル129m 放出量:3300兆ベクレル。(109日)
・テルル131m 放出量:97兆ベクレル。 (30時間)
・テルル132 放出量:760兆ベクレル。
⑤危険度5位・イットリウム91(放射線の種類はβ線とγ線) 放出量:3.4兆ベクレル。
⑥危険度6位・ストロンチウム(放射線の種類はβ線)
・ストロンチウム89 放出量:2000兆ベクレル。
・ストロンチウム90 放出量:140兆ベクレル。
⑦危険度7位・モリブデン99(放射線の種類はβ線) 放出量:8800万ベクレル。
⑧危険度8位・バリウム140(放射線の種類はβ線) 放出量:3200兆ベクレル。
⑨危険度9位・パラセオジム143 放出量:4.1兆ベクレル。
⑩危険度10位はアンチモン(放射線の種類はβ線)
・アンチモン127 放出量:6400兆ベクレル。
・アンチモン129 放出量:160兆ベクレル。
⑪危険度11位・ネオジム147(放射線の種類はβ線) 放出量:1.6兆ベクレル。
⑫危険度12位はセシウム(放射線の種類セシウム134がβ線とγ線・セシウム137がβ線)
・セシウム134 放出量:1.8京ベクレル。
・セシウム137 放出量:1.5京ベクレル。
⑬第13位・ネプツニウム239(放射線の種類はβ線) 放出量:76兆ベクレル。
⑭危険度14位はセリウム(放射線の種類はβ線)
・セリウム141 放出量:18兆ベクレル。
・セリウム144 放出量:11兆ベクレル。
⑮危険度15位・ジルコニウム95(放射線の種類はβ線) 放出量:17兆ベクレル。
⑯危険度16位・キセノン133(放射線の種類はβ線) 放出量:1100京ベクレル。 希ガス(不活性ガス)
⑰危険度17位はルテニウム(放射線の種類はβ線)
・ルテニウム103 放出量:75億ベクレル。
・ルテニウム106 放出量:21億ベクレル。
前回のデータと比較してみると、前回の資料ではキュリウム242、テルル127m、テルル131mが抜けています。
本当にきりがないくらいありますね。
こうしてみると、4~5個の核種で騒いでいても始まらないということがわかります。
現実とはこういうものなのですね![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_5.gif)
それでも貴方は原子力発電に賛成でしょうか?
一刀斎は原発の全面廃止を支持します!
長くなりましたが、記入ミスもあるかと思います。ミスは随時訂正していきます。
では、またお会いしましょう。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/dododo.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_rain.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyoko_cloud.gif)
ジメジメした1日です。
本州の方は、北海道に梅雨(つゆ)はないと思っている方が多くいますが、残念ながら北海道にも蝦夷梅雨(エゾつゆ)という言い方があり、僅かな期間ですが、梅雨っぽい時期はあります。
節電!節電!と叫んでいる時期ですが、北海道は涼しくて過ごしやすいですね。
ぜひ、涼しい北海道へ観光でお越しください!
さて、今日は原子力資料室が掲載している「放射能ミニ知識」から、原子炉が生み出す放射性物質を追加します。
詳しい内容は直接HPをご覧になってください。
http://cnic.jp/modules/radioactivity/(『放射能ミニ知識』原子力資料情報室)
・トリチウム:H3(12.3年)―β→He3:ヘリウム ⇒リチウムのような軽い元素と中性子の反応および三体核分裂により生成。
・炭素:C14(5730年)―β→N14:窒素 ⇒炭素・窒素・酸素などと中性子の反応により生成。
・マンガン:Mn54(312日)―軌道(γ)→Cr54:クロム ⇒軽水炉では一次冷却水配管(鉄)で生成し一次冷却水の中にある鉄からも生成。
・コバルト:Co60(5.27年)―β→Ni60:ニッケル ⇒軽水炉では一次冷却水の配管と冷却水の中に入っているコバルトから生成。
・クリプトン:Kr85(10.76年)―β99.6%・γ0.434%→Rb85:ルビジウム ⇒使用済核燃料を再処理により放出。
・テクネチウム:Tc99(21万1100年)―(β-)→Ru99:ルテニウム ⇒前回の種類(1) ・モリブデンを見よ!
・ネプツニウム:Np237(214万年)―α→プロトアクチニウム:Pa233(27.0日)―γ?→ウラン:U233(24.5万年)―?→ビスマス:Bi209
↑※
・ウラン:U235(7億400万年)―二重中性子捕獲→Np237 ※
・ウラン:U238(44億8千万年)―速中性子照射→U237(6.75日)―β→Np237 ※
・プルトニウム:Pu239(2万4100年)―二重中性子捕獲→Pu241(14.4年)―?→アメリシウム:Am241(433年)―?→Np237 ※
・プルトニウム:Pu238(87.7年)―α→U234(24万5000年)
↑※
・ウラン:U235(7億400万年)―二重中性子捕獲→Np237(214万年)―中性子捕獲→Np238(2.12日)―β→Pu238 ※
・プルトニウム:Pu239(2万4100年)―α→U235(7億400万年)
↑※
・ウラン:U238―中性子捕獲→U239(23.5分)―β→Np239(2.36日)―?→Pu239 ※
<プルトニウムの種類>※%は2年間運転した電気出力100万kWの軽水炉の中にあるプルトニウム1kgに対する値。
・プルトニウム:Pu238(87.7年) 1.8%
・プルトニウム:Pu239(2万4100年) 59.3%
・プルトニウム:Pu240(6560年) 24.0%
・プルトニウム:Pu241(14.4年) 11.1%
・プルトニウム:Pu242(37万3000年) 3.8%
・アメリシウム:Am241(433年)―α→Np237(212万年) ※上記Pu239――Np237の生成過程を見よ!
「放射能ミニ知識では、全体的に崩壊過程が略されていますので、そこは当分<?>としてあります。
今回提示した放射性物質の種類は、見ずらいと思う向きがあると思います。
しかし、放射性物質は様々な崩壊過程を経て安定的な物質へなるのですし、その崩壊過程が<問題となる放射線>を放出するわけです。
ですから、崩壊過程をある程度把握していくことは重要なことだと思います。
さて、原子炉が生み出す放射性物質について調べていくうちに、福島原発から放出された31の放射性物質について掲載しているブログを見つけました。
「usacoのお家 マクロビオティック自然生活」というブログにAERAに掲載された記事の抜粋があり、記事の中身を読むと原子力安全・保安院がだしたデータだということがわかります。
推計とはいえ、政府は放出した核種の内容を把握しているということで、「調査してない」とか「分からない」というのは大嘘だということでしょう。
内容について詳しくは、下記のブログをお読みください。
http://ameblo.jp/halo-usaco/entry-10933226935.html
<公表された31種の核種と放出量>
①危険度1位・キュリウム242(1602.8日)―α→Pu238 放出量:1000億ベクレル。
②危険度2位・プルトニウム(放射線の種類はα線)
・プルトニウム238 放出量:190億ベクレル。
・プルトニウム239 放出量:32億ベクレル。
・プルトニウム240 放出量:32億ベクレル。
・プルトニウム241 放出量:1.2兆ベクレル。
③危険後3位・ヨウ素(放射線の種類はヨウ素131がβ線。それ以外はβ線とγ線。)
・ヨウ素131 放出量:16京ベクレル。
・ヨウ素132 放出量:470兆ベクレル。
・ヨウ素133 放出量:680兆ベクレル。
・ヨウ素135 放出量:630兆ベクレル。
④危険度4位・テルル(放射線の種類はβ線)
・テルル127m 放出量:1100兆ベクレル。
・テルル129m 放出量:3300兆ベクレル。(109日)
・テルル131m 放出量:97兆ベクレル。 (30時間)
・テルル132 放出量:760兆ベクレル。
⑤危険度5位・イットリウム91(放射線の種類はβ線とγ線) 放出量:3.4兆ベクレル。
⑥危険度6位・ストロンチウム(放射線の種類はβ線)
・ストロンチウム89 放出量:2000兆ベクレル。
・ストロンチウム90 放出量:140兆ベクレル。
⑦危険度7位・モリブデン99(放射線の種類はβ線) 放出量:8800万ベクレル。
⑧危険度8位・バリウム140(放射線の種類はβ線) 放出量:3200兆ベクレル。
⑨危険度9位・パラセオジム143 放出量:4.1兆ベクレル。
⑩危険度10位はアンチモン(放射線の種類はβ線)
・アンチモン127 放出量:6400兆ベクレル。
・アンチモン129 放出量:160兆ベクレル。
⑪危険度11位・ネオジム147(放射線の種類はβ線) 放出量:1.6兆ベクレル。
⑫危険度12位はセシウム(放射線の種類セシウム134がβ線とγ線・セシウム137がβ線)
・セシウム134 放出量:1.8京ベクレル。
・セシウム137 放出量:1.5京ベクレル。
⑬第13位・ネプツニウム239(放射線の種類はβ線) 放出量:76兆ベクレル。
⑭危険度14位はセリウム(放射線の種類はβ線)
・セリウム141 放出量:18兆ベクレル。
・セリウム144 放出量:11兆ベクレル。
⑮危険度15位・ジルコニウム95(放射線の種類はβ線) 放出量:17兆ベクレル。
⑯危険度16位・キセノン133(放射線の種類はβ線) 放出量:1100京ベクレル。 希ガス(不活性ガス)
⑰危険度17位はルテニウム(放射線の種類はβ線)
・ルテニウム103 放出量:75億ベクレル。
・ルテニウム106 放出量:21億ベクレル。
前回のデータと比較してみると、前回の資料ではキュリウム242、テルル127m、テルル131mが抜けています。
本当にきりがないくらいありますね。
こうしてみると、4~5個の核種で騒いでいても始まらないということがわかります。
現実とはこういうものなのですね
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_5.gif)
それでも貴方は原子力発電に賛成でしょうか?
一刀斎は原発の全面廃止を支持します!
長くなりましたが、記入ミスもあるかと思います。ミスは随時訂正していきます。
では、またお会いしましょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/dododo.gif)
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