京呉服わき ごふくや日記

着物って楽しい!
呉服屋の女将の独り言?楽しいことや裏話、思うままに・・・

銘仙展 まずは滋賀近江八幡の尾賀商店にて

2016-09-22 14:38:39 | 催し
先日、お知らせしました通り、10月は1日から三日間滋賀で
そして、7日からいつも通り東京の店で催しをさせて頂きます。

東京の皆様にはおなじみの新啓さんの秩父銘仙、もうすでによくご存じかと思いますので
今日は、滋賀・近江八幡の「おしゃれなきもの展ー特集・秩父銘仙」の
お知らせをメインにさせて頂きます。


三年前から、故郷の滋賀で催しをはじめました。
その頃から、東京のお客様にご覧いただいている着物や帯を滋賀のみなさんにも
「ご覧いただきたい・・」というより
「見て!見て!こんな着物もあるの!」というほうが私の気持ちとして正しい感じ。

今年は5月の、竺仙の浴衣も、
滋賀ではあまり手に取ってみる機会もないらしいので・・と
ぜひ見ていただきたかったのです。

そして、今回の銘仙もその一つ!
東京では、何度も皆さんにご覧いただいて、新啓さんの銘仙は私も大好きな品です。
「銘仙、滋賀で見せたい」非常にお客様には失礼な言い方ですが、私の気持ちそのまま
「こんな素敵で、おしゃれな織物があるの、見て~」です。




銘仙は独特の工程があり、荒く仮織りした糸の状態で型をおいて染め
織るときに、その仮織りを、ほぐしながら織機で織っていくため「ほぐし織り」とも言います。
ずいぶん前に、新啓織物の新井さんとお話ししていて、このほぐしながら織る方法が
滋賀の麻の織物と通じているらしく、新井さんもとても親近感を持ってくださいました。

滋賀の麻の織物で、夏の布団カバーや座布団カバーの柄、同じ手法らしいです。




銘仙の特徴なのですが、見る方向によって色が微妙に違って見える不思議?や
出来上がるまでの染や織りの工程など
尾賀商店での催しでは、詳しくご説明させて頂きます





銘仙というと、
古着やさんで見かけるアンティークな感じや普段着のイメージがあるかもしれませんが
銘仙の中でも新啓さんの銘仙は、とても洗練された新鮮な織物です。

新井さんに、伺ったところ、問屋さん経由はほとんどないので
やはり関西方面では、目に触れていないとのこと

滋賀の皆さまはもちろん、お近くでご興味がおありでしたら
ぜひぜひ、10月1日~3日まで、近江八幡・尾賀商店までお出かけくださいませ。


また、特集は銘仙ですが
いつもの「わきごのみ」ご覧いただきますので
そちらもどうぞお楽しみに・・・




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