京呉服わき ごふくや日記

着物って楽しい!
呉服屋の女将の独り言?楽しいことや裏話、思うままに・・・

12月は「大バーゲン」です!

2021-11-30 17:55:49 | 催し

急に寒くなりました・・・

そうでした、明日から12月ですものね。

早くお知らせしないといけないのに・・・

12月3日から年末の感謝「大バーゲン」をさせて頂きます。

取り急ぎ、お知らせです

 

今回も何か楽しいことを・・と考えました。

商品、基本15%オフは間違いなく

さらにくじを引いていただいて+5%、10%、15%と最大30%オフまで

割引率が上がります

 

一年間の我慢の生活、少し、お楽しみをいかがでしょう?

 

今年もコロナに翻弄され・・・緊急事態宣言中はジッと我慢が続きました。

秋になって、すこ~し感染者数も落ち着き始め

七五三のご相談や着付けの予約が入りかけ・・・、

また皆さんの着物への気持ちが戻ってきますように・・・と願いながら

今年最後のバーゲン。

コロナでしばらくお顔の見えないお客様も、

どうぞ今年最後にお顔だけでも

お会いできればうれしいです。

 

 

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七五三のママに着てほしいな・・・

2021-11-18 15:45:45 | わきごのみ

このところ、七五三のお着付けやご相談で30~40代くらいのお客様が

たくさんお越しくださいます

七五三のお子さんたちを見ていて、もはやこのくらいの孫がいても・・・

少々複雑な思いも抱きながら、若いお客様を相手に楽しくお仕事させて頂いてます。

そういえば、お子さんの着付けをしていて「おばちゃん」と

呼ばれるのに少々抵抗のあった若い頃もありましたが

最近はいつ「おばあちゃん」とお子さんたちに呼ばれようになるか・・・

とドキドキ(笑)

 

そんな若いお母さんたち、ちょうどフォーマルのお着物を揃えるには

とてもいいタイミングだと思います。

 

七五三、入学式卒業式と一揃え自分のお着物があれば安心です。

その度にレンタルして、違う着物を着たい

手入れが面倒なので・・・

という考え方もあるかと思いますが

レンタルと自前のお着物はいろんな点でやっぱり違います。

 

私がお勧めするのはこんな一枚。

優しい色合い、どなたが見ても上品で

飽きの来ない手描きの附下です。

袋帯も、菱取りのオーソドックスなものを。

個性的ではないですが

どんなお着物でも合わせやすく、一本持つならこんな袋帯が間違いないです。

当店、楽しいおしゃれな着物も好きですが

フォーマルなお着物は、こんな感じに、控えめな上品系がお勧めのラインです。

ご予算もお聞かせいただければ、その中で最もいいものをご提案します。

呉服店、入りにくい印象があるかもしれませんが、決して無理強いなどしませんので

どうぞ気軽に覗いてみてください。

ネットやテナントのチェーン店も覗きやすいかもしれませんが

おじさん、おばさんのいる街の呉服屋もお付き合いしてくださると

なかなかいいものですよ

 

 

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関東巻きと関西巻き

2021-11-10 16:58:51 | 着付あれこれ

気持のよい気候になってきて、七五三や結婚式のお着付けをさせて頂く

事が増えてきました。

 

先日、お着付けをさせて頂いたお客様の袋帯を締めたときに気が付いて

参考になるかと、お話ししておきたいと思います。

花喰い鳥の刺繍のステキな帯です。

下の部分がお太鼓、左側半分に柄のある部分が前になります。

 

刺繍の帯や本つづれの帯は、このように片側だけについていることも多いです。

表だけでなく体の側、つまり見えない部分には柄が入ってないのです。

手刺繍や爪掻きつづれ帯だと、裏にも柄を入れると手間がかかり価格もアップする事

刺繍が擦れて痛むなどの理由です。

 

っていうと、上の写真の帯も普通なのですが、

こちらの帯は普通に右から巻いていくと柄が出ません。

この位置に柄があると、左から巻いていく事になるのです

知らないでいつも通りに締めると、あれ?柄が出ない!って

慌ててしまうことがあるかもしれないので、覚えておいていただければ・・

 

この帯は店で扱っている商品なのですが、柄は刺繍で、ビーズがついていて

立体的なので、片側にしか柄が入っていません。

こちらは、右側に柄が入っていますので、普通に右から巻いていくと

柄が出ます。

 

右利きだと右から帯を回した方が力が入れやすく、最近は一般的になっています。

右から回していく巻き方を関東巻き、逆を関西巻きといいます。

関西では左から巻くのが普通だったのでしょうか・・、深いことは不勉強で申し訳ありません

本つづれの織り元さんからは、誂えで織るときにはお客様がどちらの巻き方をされるかお聞きして

柄の位置を決めると聞いています。

 

関西巻き、関東巻きがあるという説明でしたが、

確かに右利きだと、右巻きの方が締めやすいのですが

逆巻きもできると楽しい!という事をさらに今日はお伝えしたかったのです

 

ここからは私の普段よく締めている帯ですので、使っている感があって

ちょっとお見苦しいかもしれませんが、お許しください

この帯はお太鼓の右に縞が入っている柄で

それが半分になって前柄になりますので、関東巻きすると右側の縞が前に出てきますが

関西巻きにするとシンプルに四角い柄が出てきます。

ずいぶん感じが変わると思いませんか?

 

こちらも右が黒猫、左が街灯の柄。

その時の気分で使い分けています

こちら、「KISS」という名前の付いた帯です。

前の柄、男の子がのぞき見している方が関東巻き。

でも私は相合傘の柄の方がスキなので、よく関西巻きしています

 

ここまで柄が違う帯でなくても、反対側に巻くと印象に変わる帯がありますので

お手持ちの帯、一度よく見てみてください。

そして着物に合わせて、関東巻きと関西巻き、使い分けてみるとまた楽しくなると思います

 

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振袖を7歳のお祝い着に・・・続き

2021-11-02 17:34:03 | 仕事

先週の続きです。

総絞りのお振袖を7歳のお祝い着にお直しした後、

振袖、長襦袢、丸帯それぞれに残り裂がありました。

私の作ったお細工物を見てくださってご存じだったお客様は

「残った布を使って、7歳のバックを作ってもらえないかしら?」と

自分の好き勝手に作っているので、別注は気が重いのです・・・私。

でも

いつでもいいから、任せるからとおっしゃいます。

お客様の人柄を知っているので、どんなものができてもたぶん受け入れてくださるだろうと

お受けすることにしました

 

お受けした物の、かなり悩み、考えました(笑)

7歳用の袋物です。

 

右がベースになったお細工物の風船袋。

その型紙を7歳用に大きくして・・・

白地に紫の絞りの生地だけではかなり地味になりそうなので

手持ちのピンクの絞りを合わせ、さらにアクセントに赤のちりめんを挟み込みました。

裏地は華やかなものをつけようかと思ったのですが

お客様の生地を活かすことも大事なのでピンクの長襦袢の残布を使いました。

 

そしてこの袋も考えてる時間が長かったのですが

お客様用にもう一つ、丸帯を使って何か作らねば・・・

鮮やかな朱に金糸の入った帯・・・思いつきません・・・

コロナの自粛期間で時間はあったのに、かえって発想が出てこないものです。

一年くらい放置状態・・・

やっと思いついたのが「バラのモチーフ」を使う事

アクセントに深い緑の帯地を足して・・・

表と裏でバラのポイントの位置を変え、裏地は鮮やかなグリーンにしました。

やっと1か月ほど前にお客様に「できました」と連絡したのでした

 

まだ、残布は少し残っていますが

これでお客様の、余すことなく何かにしたいというご希望は

少し叶えることができたのでしょうか・・・

 

 

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