気まぐれ鳥見

天候に任せ、また珍しい鳥の情報を聞きつけては出かけて行ったバードウォッチングのノートです

葛西臨海公園へ

2011年07月17日 | 探鳥記録
 10日にはアカガシラサギが居たという情報があったので、未だ居るかもしれないと思い出掛けて行きました。着いて直ぐにその場所に行きました。幸運なことに丁度出て来た所でした。大きな魚を咥えていました。呑み込んだ後居なくなってしまいました。


暗い所だったので再度明るい所で撮りたいと思いました。待っている時間が長いので一回りすることにしました。擬岩観察舎からはイソシギとコサギだけでした。水門に居たのはカイツブリの幼鳥と思われます。


他の観察舎からはコサギが魚を追っかけて右往左往する様を見ました。


干潟は未だシギ、チドリが来ていないので蟹の天国です。


コチドリの幼鳥が何羽か居ました。


セイタカシギは親子で採餌していました。


他に鳥は見当たらず、西渚に行きました。ロープで囲われた中でコアジサシが営巣中です。雛が孵っているのも居ました。


デコイの横で抱卵中の者もいました。口を開けてハーハーしている様子でした、暑さで大変だろうと思います。


交代したら水浴びです。私も飛び込みたい位です、大変気持良さそうでした。


さっぱりして飛んで行きました。


アカガシラサギを探しに戻って行きました。運河の向こうにディズニーランドのシンデレラ城が見えます。今日も大勢の人で賑わっていることでしょう。


カルガモの雛が暑さで参ったのか、親の陰に潜り込んでいました。


アカガシラサギは居ましたが又暗い日陰です。


何故かカルガモが邪魔に思ったらしく威嚇して行きました。


この剣幕にカルガモもあわてて退散です。


安心して餌探しです。


首を伸ばすと体の長さが倍になります。


今日は魚を獲っていましたが、昨日はヘビを獲っていたそうです。


又大きな魚を獲りました。


オオヨシキリの幼鳥と思われます。


魚を食べた後又暗い所に入ってしまいました。充分見られたので帰途に着きました。ネムノキが空に向かって淡い綺麗な花を咲かせていました。


@見聞きした鳥♪
シジュウカラ、キジバト、アカガシラサギ、イソシギ、コサギ、ダイサギ、コチドリ、カイツブリ、ツバメ、セイタカシギ、ムクドリ、スズメ、カルガモ、コアジサシ、ウミネコ、オオヨシキリ、ハクセキレイ、ヒヨドリ(18種)

大庭の自然アルバムへ

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旭岳温泉~苫小牧~大洗へ

2011年07月09日 | 探鳥記録
 今回はギンザンマシコをはっきり見たいと思い時期を選んで来ましたがまたしても霧に行く手を阻まれました。朝5時にロープウェー乗り場に行きましたが濃厚なガスのため2時間ほど様子を見ていました。一向に霧が消える様子が無いため諦め下りることにしました。忠別川に立ち込める霧の様子です。ずっと奥が旭岳になります。


仕方が無いので苫小牧に向かい、途中ウトナイ湖に寄りました。遊歩道を歩いていくとキビタキの囀りが聞こえ、虫を咥えたキビタキが居ました。


他に声はするのですが木々の葉に邪魔をされ姿が見えません。アカゲラだけが確認できました。


次に北大演習林に行きました。綺麗に整備され青々とした芝生が広がっています。アカハラが沢山居ます。これは虫ではなく何かの木の実のような物を咥えていました。


こちらは2羽ともミミズのようなものを咥えていました。


こちらは蛾のような昆虫を咥えています。


アオジだけは元気に囀っていました。


ゴジュウカラが居ました。


ゴジュウカラの幼鳥ではないかと思います。


ヒガラも幼鳥のようです。


カケスも幼鳥のようでした。


コゲラは成鳥でした。


北海道らしい鳥が見られないままに時間が来てしまいました。北海道には梅雨が無いと思っていましたが、ずっと梅雨のような天候でした。探鳥には時期が遅かったようで山野の鳥は殆ど見ることが出来ませんでした。しかし丁度花の咲く時期でしたので草原の鳥にはいい時期だったと思います。あのサロベツ原野の延々と続く黄色い世界が見られたのは幸せでした。
翌10日のフェリーは好天に恵まれたものの鳥影は殆ど有りませんでした。流木に羽を休めるウミネコやセグロカモメです。


時々オオミズナギドリが飛んで行きますが遠い所ばかりです。


茨城県沖になると少し近くを飛ぶのも現れました。


しかし群れを見かけることは有りませんでした。


たまにフルマカモメがビックリして飛び立ちます。
14時に無事大洗港に着きました。


@見聞きした鳥♪
センダイムシクイ、ゴジュウカラ、アカゲラ、トビ、アカハラ、キビタキ、シジュウカラ、アオジ、エゾセンニュウ、ヒヨドリ、ヒガラ、コゲラ、ニュウナイスズメ、カワラヒワ、カケス、ヤブサメ、キジバト、ウミネコ、セグロカモメ、オオミズナギドリ、フルマカモメ(21種)


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サロベツ~富良野へ

2011年07月08日 | 探鳥記録
 今朝は昨日とは大違い、今にも雨が降りそうな曇天です。しかし今朝でサロベツを去らなければならないので気を取り直して出発です。サロベツ原生花園は昨日と同じくツメナガセキレイが目立ちます。


もう当分の間見られないと思うとバシャバシャと撮ってしまいます。


花柄に止るツメナガセキレイ。


たっぷりと撮らせてもらいました。


オオジュリンの♀は遂に見かけませんでした。


今日は空がやけに賑やかです。最大7羽のオオジシギがディスプレイ飛行をしていました。


尾羽を広げて急降下し大きな音を出します。


最後は草原に消えて行きました。


ノビタキの幼鳥だと思います。


ノビタキもたっぷりと撮らせてもらいました。


ノビタキ♀だと思いますが、幼鳥かも知れません。


この光景にノビタキがピッタリ合うような気がします。


木道を歩いていて枯れ木に飛んで来て止ったのはアリスイでした。ホオアカはもともと横枝に止っていました。


シマアオジの気配がしました。一瞬囀りも聞こえましたが見失ってしまいました。暫く経って遠くに止っているのを見つけました。


直ぐに見えなくなりましたがもう一度と思い待っていました。暫くして今度は虫を咥えて戻って来ました。


待っていましたがもう出てきませんでした。次の目的地に向かう時間が来たので元のセンター跡に寄ってみました。バス停にオオジシギが載って鳴いています。


このバス停は未だ使われているのでしょうか、オオジシギのいいソングポストになっています。


サロベツを後にし、旭岳温泉に向かいました。途中富良野に寄りました。こちらは朝のうち大雨だったそうです。止んでて良かったですが空が暗いです。


ファームから見下ろした富良野です。ラベンダーの時期はもう少し後のようです。


別のファームです。色とりどりの花が模様を描いてとても綺麗です。


周りをバギーで走りながら楽しめるようになっています。休日や夏休みは大賑わいになるのでしょう。


@見聞きした鳥♪
アオバト、オオルリ、スズメ、キジバト、モズ、ノビタキ、アオジ、ノゴマ、カッコウ、ニュウナイスズメ、ツツドリ、オオジシギ、ウグイス、エゾセンニュウ、アオサギ、クイナ、オオジュリン、コヨシキリ、ホオアカ、アリスイ、ツメナガセキレイ、シマアオジ、ホオジロ、ヒバリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(26種)


コメント (2)
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サロベツ~宗谷岬へ

2011年07月07日 | 探鳥記録
 今朝は気持のいい晴天です。急いでサロベツ原生花園へ向かいます。写真では霞んで写っていますが、木道から利尻富士がよく見えます。延々と何処までもエゾカンゾウの黄色い花が続いています。


花に止る鳥が撮りたかったのが実現しました。


花柄に止るノビタキ。


ノビタキはあちこちに居ていい被写体になってくれます。


ノビタキ♂が幼鳥に餌をやっていました。


オオジュリンも居るのですが直ぐに草に潜ってしまいます。


ホオアカは囀りっ放しでした。


やっとエゾカンゾウに止ってくれましたが一寸遠かったです。


次はツメナガセキレイです。


サービスがよくいろんな所に止まってくれました。


それも長い間止まって居てくれます。


やっとエゾカンゾウに来てくれました。


チュウヒが原生花園の上を長い間飛んでいました。時々足を下ろしホバリングしていましたが獲物は無かったようです。


原生花園にトキソウの花が咲いていました。


期待した鳥が見つかりません。仕方が無いので兜沼に向かいました。途中の電線にベニマシコが止っていました。


アオジは元気よく囀っていました。


時期が遅いからでしょう、鳥影がほとんどありません。ニュウナイスズメ、センダイムシクイが居たのみです。ツツドリやアオバトの声がしていましたが姿は見えませんでした。


最北端の宗谷岬に向かってオロロン街道を北上して行きました。利尻島はよく見えますが、礼文島は霞んでいました。


先ずノシャップ岬に寄った後、宗谷岬に行きました。宗谷岬に近い海岸にゴマフアザラシと思われる海獣が約100頭近くノンビリと横たわっていました。


日本最北端の地です。


又サロベツ原生花園に戻ってきました。木道周りは代わり映えしないので、以前センターが有った所に行きました。駐車場だった辺りが掘り返され池になっています。ツメナガセキレイが3羽いました。


気持良さそうに水浴びを始めました。


少し離れた所ではコヨシキリが綺麗な声で囀っています。


砂利のある所でヒバリが砂浴びをしています。べったりとしゃがみ込み体全体を砂に擦り付けていました。


宿に向かう途中キタキツネに会いました。近すぎて画面いっぱいになってしまいました。


@見聞きした鳥♪
コヨシキリ、ノビタキ、ツメナガセキレイ、カワラヒワ、ホオアカ、カッコウ、チュウヒ、オオタカ、オオジシギ、ツバメ、ハクセキレイ、スズメ、ベニマシコ、ノスリ、ツツドリ、アオバト、ニュウナイスズメ、ムクドリ、シジュウカラ、トビ、アオサギ、アカエリカイツブリ、アオジ、ウミウ、オオバン、ウミネコ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、コルリ、オオルリ(30種)


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天売島~サロベツへ

2011年07月06日 | 探鳥記録
 昨晩大雨の音がしていましたが今朝は晴れています。早速食事までの間、天売島散策です。バス道路を上って行きました。この道はノゴマ街道と言っていいほどノゴマが多く居ました。


右の枯れ木の上や葦の中、左の青々とした木の上や花の上などあちこちで囀っています。


少し上に行くとシマセンニュウが囀っていました。


アオジやカワラヒワも居ました。


コムクドリが番で居ました。♂が小さな餌を咥えていました。


食事後観光バスで島内を回りました。ウトウの巣穴があります。ノンビリ屋のウトウが居ました。


以前はウミネコの大繁殖地だったそうですがウトウに土地を奪われてしまったそうです。今では細々と繁殖しているとか。ウミネコの雛が2羽土の上に居ました。


いろいろな花が沢山咲いています。エゾスカシユリです。


エゾフウロと聞いたように思います。


島内一周観光後、羽幌港に戻りました。今日の船は静かでした。サロベツに向かってオロロン街道を北上します。海岸にはハマナスが綺麗に咲いています。


遠くにかすかに利尻島が見えます。


海岸沿いの草原にはノビタキが沢山居ます。


ハマナスとかエゾカンゾウに止って欲しいのですが。


オオジュリンもよく見かけます。


やはり安定しているから止りやすいのでしょうね。


ツメナガセキレイも居ました。


珍しくツメナガセキレイとノビタキのツーショットです。


ショウドウツバメが飛び交っている所がありました。


近くに巣がありました。


幌延ではアカエリカイツブリが抱卵中です。


サロベツ原生花園のセンターの場所が変わっていて探してしまいました。ここは何処を向いてもエゾカンゾウの世界です。


木道を歩いて行きました。やっとエゾカンゾウに止るノビタキが見られました。しかし少し遠いです。


手前にノビタキの♀、奥に♂です。


ここでは多くのノビタキが繁殖しているようで餌を運ぶのに大忙しのようです。


貴重な晴れなので利尻島と沈む夕日を見てから宿に向かいました。


@見聞きした鳥♪
セグロカモメ、オオセグロカモメ、ウミネコ、ウミウ、トビ、アマツバメ、ノゴマ、アオジ、コヨシキリ、シマセンニュウ、ウグイス、ツツドリ、コムクドリ、カワラヒワ、キジバト、ノビタキ、オオジュリン、ツメナガセキレイ、ショウドウツバメ、アカエリカイツブリ、チュウヒ、モズ、エゾセンニュウ、シマアオジ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(26種)


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朱鞠内湖~天売島へ

2011年07月05日 | 探鳥記録
 7月5日どんよりとした曇り空でした。名寄より朱鞠内湖に向かっていると薄日が差してきました。先を見ると薄いですが虹がはっきりと見えました。幸先がいいことを願って走って行きました。


しかし山の中に入るとガスがかかりおまけに雨まで降り出しました。朱鞠内湖に着いて雨の止むのを待っていました。1時間くらいして雨も止み少し明るくなりました。キバシリやゴジュウカラが群れで飛んでいました。


中の道を歩いて探しましたが目的の鳥の気配が有りません。管理している方に聞くと暫く前から居ないとのこと。諦めて羽幌に向かうことにしました。途中の草原には赤、黄、紫の花が咲き乱れていました。


ベニマシコが枯れ枝に飛んできました。


ホオジロが電線で囀っていました。


羽幌港で連絡船を待っていました。ターミナルの屋根にセグロカモメの巣があり雛が3羽居ました。


親が補修のためか、又は巣を大きくするためでしょうか巣材を取って運んできました。


天売島への航海は海が荒れていたため船が大揺れして、デッキから写真を撮るつもりが全く出来ませんでした。早めの夕食を済ませ、バスでウトウの集団営巣地に行きました。今日はガスがかかり暗いので帰巣が早いとの予報どおり、バスが着く頃には次々に帰ってきました。しかし視界が10m位しかなく大群で飛んで帰るところが見られませんでした。


大きなカタクチイワシを咥えて戻ってきました。これ以上居ると道路がウトウでいっぱいになり走れないとかで宿に戻りました。


@見聞きした鳥♪
ハクセキレイ、ニュウナイスズメ、ハシボソガラス、アカハラ、ノビタキ、ウグイス、コルリ、ヒガラ、カワラヒワ、キクイタダキ、キバシリ、コゲラ、ゴジュウカラ、キジバト、トビ、ツツドリ、センダイムシクイ、イソシギ、ホオジロ、ベニマシコ、ハシブトガラス、ウトウ、ウミウ、ウミネコ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、(26種)


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大洗~苫小牧~名寄へ

2011年07月04日 | 探鳥記録
 7月2日夕方、大洗港より夏の北海道へ向けて出航です。明日の早朝より海を眺めていようと早めに就寝しました。
7月3日起きて外を見てビックリしました。濃いガスが立ちこめ何も見えません。時おりガスの切れ間がありましたが、鳥影は有りませんでした。ウミネコが飛んで行くくらいでした。津軽海峡に入った頃からたまにフルマカモメが見られました。


ガスがかかり暗いので細かい特徴が分りません。多分フルマカモメだろうと思います。


苫小牧港に着く頃には雨が降ってきました。今日の宿は岩見沢市内なので野幌森林公園に寄って行きました。市街地にある大きな森で「昭和の森」に指定され保護されているようです。


この時期は木々の葉が繁り見通しが利かないので、いろいろな声が聞こえてきますが姿を見ることが出来ません。ツツドリの声が大きくなったと思ったら松の木の天辺に止まっていました。


喉をいっぱいに膨らまして「ポポッ ポポッ」と鳴いています。


アオジが目の前に現れ囀り始めました。入口近くの短いコースを歩いただけでした。もっと早い時期に時間を掛けて歩いてみたいと思いました。


7月4日、外では雨の音がしています。今日は利根別原生林に行く予定でしたが諦めサンル牧場に向かいました。草原ではルピナスが満開です。


電柱の上で囀っているオオジシギを見つけました。


大きな声になると嘴が曲がってしまいます、大丈夫なのでしょうか。


正面側から見てみました。


サンル牧場を歩いてみましたが、聞こえるのは遠くの林からのみです。広いし雨がパラパラなので切り上げて朱鞠内湖へ向かいました。朱鞠内湖近くに草原がありました。近くの電線に止っているのは殆どがノビタキです。


稀にモズも止っています。


イタドリの上に止ったのはベニマシコです。


ニューナイスズメは警戒心が強いです。


朱鞠内湖に着きました。ふと湖を覗くとカワアイサが雛を8羽連れて泳いでいました。


遠くの松の木の天辺でアオバトが鳴いています。


林の中ではセンダイムシクイが虫を咥えて飛んで行きました。着くのが遅くかったし雨がぱらついているので明日に期待し宿に向かいました。


@見聞きした鳥♪
7/3 ウミネコ、フルマカモメ、セグロカモメ、ツツドリ、クロツグミ、アオジ、ヤブサメ、センダイムシクイ、ウグイス、アオバト、ヒヨドリ、キビタキ、ヒガラ、コゲラ、キジバト、ハシブトガラス、シジュウカラ、(17種)
7/4 ノビタキ、オオジシギ、モズ、トビ、ヒヨドリ、ツツドリ、ウグイス、キビタキ、ヒガラ、カッコウ、アオジ、センダイムシクイ、アオバト、ニュウナイスズメ、キジバト、カワアイサ、イソシギ、キセキレイ、コゲラ、キバシリ、コルリ、アオサギ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(24種)


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