気まぐれ鳥見

天候に任せ、また珍しい鳥の情報を聞きつけては出かけて行ったバードウォッチングのノートです

大久保農耕地・葛西臨海公園へ

2007年07月22日 | 探鳥記録
 小雨の降る中、早い時間がいいとのことだったので5時に出掛けて行きました。途中ザーザーと降ってきましたが朝のうちとの予報を信じて行きました。大久保農耕地に着くと雨は上がり良かったと思ったところ、又降りだしたので傘をさしての観察となりました。最初はバンの幼鳥が農道に出てきました。


シロハラクイナも時々チラッと姿を見せるのですが道には出てきません。ヨシゴイが左に、右に飛んで行きます。セッカも囀りながら急に田んぼの中に消えます。遠くでカッコウも鳴いています。


出たとの声を聞き見るとシロハラクイナの幼鳥が農道に出てきました。行きつ戻りつしているうちに全部で雛が4羽出てきました、最後に親が出てヒナは駆け足で反対側の田んぼに飛び込みました。一番小さい子は未だ産毛のようです。




雨も上がり、親子5羽揃った所を見届けて大久保農耕地を後にし、葛西臨海公園に行きました。


夏休みに入ったためか、混んでいます。船着場の水路にはカルガモとイソシギくらいしか見かけませんでした。


汽水池にはセイタカシギと幼鳥が3羽居ました。元気よく走り回り、勢いよく水浴びしていました。




キアシシギが幼鳥に近づくと親が追い払いに行きました。コチドリは足で地面を叩きながら採餌していました。




ササゴイが大きな魚を次々と丸呑みにしていきます。
2時近くなり休みモードに入ってきたようなので淡水池へ行きました。
道路脇にキジバトが2羽、近づいても逃げず採餌しています、どうも幼鳥のようです。


水門でホシゴイが何かを狙っています、暫く様子を見ましたが動く様子が無いので諦めました。


カワセミが棒杭の上に止まっていて、オオヨシキリが2羽ヨシで戯れていました。歌舞伎顔のカイツブリの幼鳥が1羽、親に餌を捕って貰っていました。


西渚にも寄って見ましたが、人出が多く沖にはカワウの大群が居ただけでした。東渚には驚くほどの鳥が居ましたが、遠いのとカモメ類は苦手のため早々に引き上げ帰途に着きました。

@見聞きした鳥♪
バン、シロハラクイナ、ヨシゴイ、オオヨシキリ、セッカ、ダイサギ、カッコウ、キジ、ツバメ、スズメ、
セイタカシギ、キアシシギ、イソシギ、コチドリ、シロチドリ、ゴイサギ、ササゴイ、カルガモ、ホシハジロ、スズガモ、コサギ、ダイサギ、アオサギ、オオヨシキリ、セッカ、ムクドリ、キジバト、カンムリカイツブリ、カワウ、ウミネコ、セグロカモメ、カイツブリ、ツバメ、スズメ 他



逗子・鎌倉へ

2007年07月16日 | 探鳥記録
 台風4号が通り過ぎ、台風一過の爽やかな天気を期待して出かけて行きました。林道はあちこちで湧き出した水が流れ、水溜りになっていて非常に歩きにくいです。足元を気にしながら歩くと周りが見えなくなってしまいます。高い杉の木の上からオオルリの囀りが聞こえてきましたが姿は確認できませんでした。少し遠くでホトトギスが鳴いています。目的のサンコウチョウは大分先です。ここは蝶が多いので、蝶を見ながら歩いて行きます。ルリシジミが沢山飛び交っていて綺麗です。カーブの所に大勢の人がいました、サンコウチョウです。場所を教わって観察すると、♂が長い尾羽を垂らして温めています。10~20分置きに交替しているようで、次に♀がやって来ました。♂の尾羽は垂れているだけかと思っていましたが真っ直ぐに伸ばしたり、上に反らしたりと出来るのが分かりました。








道に吸水に下りたナガサキアゲハ、ルリシジミです。




花の蜜を吸っているスジグロシロチョウです。


バス停で待っていると近くの家の軒先で残されたツバメの雛が1羽、身を乗り出して親を待っていました。



逗子を後にし鎌倉へ行きました。大きなタブの木がありアオバズクが居ます。今日は1羽しか見かけませんでした。最初は眠っていましたが、直ぐ傍にカラスが来たので警戒しているようで大きな目を開き見上げていました。




台風一過の爽やかな天気とはならずに蒸し暑い一日でした、昼過ぎにはどんよりした雲に覆われてしまいました。

@見聞きした鳥♪
サンコウチョウ、オオルリ、センダイムシクイ、ホトトギス、シジュウカラ、ヤマガラ、コゲラ、ウグイス、カワラヒワ、スズメ、トビ、ヒヨドリ 他