~The Night Shadow Allows You~

月の水面に 映りし君の 愛でき姿は 己が命の 容なるかな

サタンを自称する者

2009年12月27日 | sub-culture
ファミコン版「女神転生」は原作のそれと違ったテーマで以て進行していた。
今回、ふと気になった事柄は、このシリーズ二作目のモチーフについてである。

二作目において、あるルートを選択する事によって、「サタン」が、ルシファーの、かつて配下の者であるという事が判明する。
そして問題は、この「サタンを自称する者」が一体誰であるかという事である。

因みに、「サタン」は固有名詞ではない。
エジプトの「セト」を示す(セト-アン)という話もあるようだが、基本は「神に敵する者」である。
となると、サタンであるルシファーがこの「サタンを自称する者」を卑下するのはおかしい。

さておき、ルシファー配下の下で「サタン」を自称出来る実力者は無数に存在すると考えられる。
そしてこれは「Y.H.V.Hを自称する者」という新たな命題を含んだ問題へと発展してゆく。

自由未来

2009年12月24日 | lyrics
12月の冷たい風は淋しく過去を思い出させる。

あの時光の中にいた君は白く細長い指をもじもじさせながらささやかな自由未来の希望を語っていた。

君を乗せる鉄馬は見つかっただろうか?
そのか細い躯でそれを支えられるかそんな事で笑っていたね。

君と僕の関係なんて他愛のない一瞬一瞬のものだったけど僕にとってそれは永遠のものになった。

今僕は本当の未来が見たくなってきた。
痛切に生きていると感じられる未来。

今度出会った君はそれを僕に望ませるのか。
奇魂、幸魂の望むまま。

僕は舞い続けよう。
神代より続くその神舞いを。

ルドルフとアドルフ

2009年12月20日 | diary
「やあ戦友(とも)よ、薔薇と十字を讃えよう!」
「やあ戦友よ、薔薇と十字を讃えよう!」
「さて、君と僕とは大いなる太陽の秘術のために、僅かに時違えて地上に降りる事になったが、君はどんな使命を帯びる事になったんだい?」
「おお戦友よ、よく聞いてくれた。
千年期を経て、地上も大分、様変わりしてきた。
そのため、これまでの偉大な導師(グル)の教えを受容出来る人間も降り立つ事が可能になった。
しかし問題は、鋼鉄の掟が、彼らを支配している事にある。
そのため、僕の使命は鋼鉄を柔軟に加工しうる方策で以て、彼らに伝える必要がある。」
「成る程、これは素晴らしい使命だ!薔薇と十字の方法も遡及的にならねばならない。そのための方策は、きっと多くの存在に偉大なる太陽の光を反映させるだろう。」
「有難う、戦友よ!
しかし君の使命というのは、何と患難の多い事か!
獣の数を背負う事で、君は十分に高みに登るであろう。
だがしかし、これから降る君の王国にはもはや太陽が存在しない。
というより、太陽なき獣を演じる事にどんな使命があるというのか?」
「それはね君、僕は未来の帝国の器を容作る事にあるんだ。
因みに、僕はそこで敗れるが、だが無意味ではない。
何故なら、僕の雛型が僕らの同士達に、本来の太陽存在を想起させるヒントを与えるからだ。」
「ヒント?」
「太陽無しでは世界は分裂する。
僕の未来を目指す王国は、共に戦う国々と一緒に敗北する。
しかし、分断されるのは太陽の光の無い国だけだ。
分断するのは、太陽の存在を損ねる者達だが、やがて彼らは寒さに気が付く事になる」
「成る程、そうなのか。
ともあれ、時間が来たようだ。
とりあえず、ここで別れる事にしよう。」
「そうしよう。」
「君の引き受けるものは、僕にとって大変忌むべきものになる。
しかし、使命を終えたら、またここ野の花の咲く場所で再会しよう。」
「ああそうしよう!
君の使命が完遂される事を心から祈っておくよ、戦友よ!」
「また会おう、戦友よ!
薔薇と十字の名の下に!」
「また会おう、戦友よ!
薔薇と十字の名の下に!」

荒魂

2009年12月18日 | diary
地震の影響は少なからずとも私にはあったようだ。
というか、ここ数日の連続した思い行かずな出来事はこれの前兆であったか。
どうも荒魂の活動が活発である。