前に母親と「タバコを吸う人」について語り合う事があった。
押井守と鈴木敏夫のイノセンス対談を観ながらであったが、母親の言葉がが印象的だった。
「この人達って、何かしら恰好をつけないとタバコが吸えない。というか寧ろ、恰好を付けないとタバコが吸えないほど内面的なものがあふれ出てる」
という感じだった。
さて昨今、禁煙ブームである。
いや、寧ろそれがエスカレートして嫌煙ブームにまで発展しているようだが、上述のこういった類の人からも喫煙を奪うのは如何であろうか?
別に私は喫煙を推奨する云々の話をしているわけでは無い。止めようと思えば止めれば良い。
私も喫煙者だからといって、そこら辺を擁護する氣は全くない。
ただ私の問題とするのは、行き(生き)場所の問題である。
ある予言に「2つの太陽」を示唆する事柄が伝えられている。
平たく云えば、この兆しが見えたときに氣を付けろ、といったものだが、近時の動向を看るに、あながち外れでは無いと思うところがある。
2つの太陽・・・これと思われる事柄は次のようなものがある。
1:幻日(げんじつ)
・・・太陽と同じ高度の太陽から離れた位置に光が見える大気光学現象のことである。 なお、月に対して同じような光が見える場合もあり、この場合は幻月 (げんげつ) と呼ばれる(wikipediaより引用。以下wiki)。
(photo from wiki)
これは割と多く見られる自然現象であろうか。
なので、これが兆し云々とか云うつもりは無いが、こういった「2つの太陽」がある。
但し、そうとも思えないような奇妙な幻日もある(→参考サイト『中国の不思議な「2つの太陽」』)。
2:超新星の爆発
こういった話がある↓
『2012年ベテルギウス大爆発か? 2つ目の太陽となる可能性も』(fromロケットニュース24)
(photo from ロケットニュース24)
ちなみにこれに関して、再び先の参考サイトを参照頂きたい。
『ペアの太陽 - 「2012年ベテルギウス超新星爆発の予測」に関しての大騒動』
ここの記事後半ではペテルギウス以外の超新星爆発の可能性を紹介している(HR 8210)。
ともあれ、外宇宙の天文学的な「2つの太陽」である。
3:太陽系9番惑星
つい最近まで太陽系9番惑星とは「冥王星」とされてきた。
しかしながら現在、この天体は準惑星というカテゴライズに区分けされている。
そんな「冥王星」に「2つめの太陽」になる資格があるのだろうか?
冥王星の発見の経緯というのには、ちょっと興味深い話がある。
そもそもこの惑星の発見の経緯としては、かいつまんで云うと、天体の運行上の計算の上で想定された星なのである。
実際の発見はその後になるわけだが、しかし、冥王星の発見があっても計算上の矛盾というのは解決しきれなかったようだ。
それもそのはず、太陽系外縁には冥王星クラスの重力、大きさをもった天体というのはゴロゴロあるという話。
となると、真なるドミネーターがオールトの雲の中に隠れていると考えるのが自然の成り行きだそうだ。
真の支配者とは?
・ネメシス
・・・ネメシス(Nemesis)とは、オールトの雲以遠の、太陽から50000から100000天文単位の軌道を回っているとされる仮説上の赤色矮星、または褐色矮星。地球史上の周期的な生物の大量絶滅を説明するために仮定された。(from wiki)
ちなみに上記に関して『伴星ネメシス』の記述も興味深い。
※伴星ネメシス
・・・ネメシス (Nemesis) 仮説は、太陽に伴星が存在するのではないかという説。(from wiki)
・惑星ニビル
思うのだが、古代人は我々と違った文明を発展させていたのでは無いかと思うところがある。
少し脱線するが、我々の文明を機械文明と例えるのなら、その後に残るのは膨大な鉄くずの山である。
それを後世の人間は遺跡から発掘するのである。
我々より古代の人間場合、遺跡からは粘土板しか発見されないのである。
しかしながら、それには今でも通じるような天文学的知識や学問的なテーマが描かれているのである(太陽系に10の惑星とか)。
これはどういう事か?
話を戻すと、『ニビルとティアマトの伝説』というものがある。
考古学者ゼカリア・シッチンの提唱した説だそうだ。
※ニビルとティアマトの伝説
・・・シッチンのシュメール宇宙論の解釈によれば、太陽系内に、長い楕円形軌道をした3,600年周期の仮説上の天体が存在するという。
この惑星は「二ビル」(バビロンの宇宙論では惑星マルドゥクに伴っている惑星として表現)とよばれていた。
シッチンによれば、二ビルは、火星と木星の間に存在していたと考えられる惑星ティアマトと衝突し、地球、小惑星帯、彗星を形成したという。
なお、ティアマトはまた、メソポタミア神話の文書のひとつエヌマ・エリシュにおいては、女神として描かれている。
あるとき、二ビルの月のひとつと衝突し、ティアマトは2つに割れた。
続いて、ニビル本体が衝突し、ティアマトの1つ目の破片は小惑星帯となった。
そして2つ目の破片はニビルの月のひとつと再び衝突し、新しい軌道に押し出されて、現在の地球となった。
分かるのは、火星と木星には確かにアステロイドベルトが拡がっている。
ちなみに以前、ウケモチの首を刎ねる月読尊の記事(1,2)を書いたが、それを思い出す。
宛ら月読大神は「2つめの太陽」のようである(もっと云うと、月読尊は本来、太陽なのかもしれない)。
補足的に記述するが、9番目惑星に関する記事はまたまた同じサイトに詳しい。
※太陽系9番目の巨大惑星の存在についての公式アナウンスが近いという報道
木星は太陽のなり損ねとも云われるが、この9番目惑星が木星クラスであるとしたら、これもある意味「2つめの太陽」である。
さてこれまでは自然界における「2つの太陽」について記述してきたが、ここからは人間社会におけるそれを挙げて行こうと思う。
1:民主党旗
民主党旗について顕著なニュースが『切り刻まれた日本国旗』であろうか。
参照サイト:麻生首相 「民主党の党旗、日の丸を切り刻み作成…」→鳩山氏「神聖マーク、きちんと作らねば」→民主HPから写真削除
なるほど、民主党の党旗というのは「分断旗」に見える。
また現実に日本国旗を2つに裂いてそれと掲げたこの事件はその意味合いを更に深長なものとしている。
更に現在与党閣僚が国旗に敬意を称しないとか、またこの総理大臣が「君が代」を歌わないとか枚挙に尽きない。
ときに震災があってその後、氣がついた事がある。
それは東京電力のマークである。
東京電力のマークも「2つの太陽」がある。そしてそれは3つの太陽の下にある。
いや、一つの太陽が2つの太陽を孕み、3つの太陽を生み出すという感じだろうか。
それとも、2つの太陽を孕んだ太陽が3つの太陽に支配されている、もしくは3つの太陽のように輝いている・・・か?
個人的には最初の、1が2、2が3といった段階の解釈と受け取っている。
つまり、個人的な感想としては、民主党旗の「分断旗」と東京電力のロゴというのは象徴的にシンクロしているのではないかという事である。
こういった感想は、他に誰かしているであろうか?