のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

癒し画像(GIF):「みんなのために、取っといてやるね!」

2016年08月14日 10時24分00秒 | 日々の思い


ところで、

「癒し」を看板に掲げながら、硬い話をするのは気が引けるのですが、

ちょっと、このミニ動画を題材にして、

聞いて欲しい話があります。

それは、

冒頭の動画が

自民党憲法草案に

憲法が取って代わられてしまったら、

笑い話に

ならないということです。

現に、

北朝鮮で

この動画見て笑う人はいないと思います。

なぜか――。

金 正恩さんを

思い出すからです。

自民党憲法草案を書いた人と言うのは、

日本を

実質、北朝鮮のようにしたいのです。

そのために、公益的観点から

強い個人の振る舞いを許そうとして案出されたのが

自民党憲法草案にある

「公益及び公の秩序」概念なんです。

国家権力をバックにして

こんな勝手なことやられたら、

本当、誰の顔からも笑顔が消えると思います。

許さない建前があればこそ、

面白いと思えるのです。

日本国憲法の

「公共の福祉」概念では、

動画の

青年がやっているような

勝手な振る舞い、

どういうときに許されるでしょう。

許すとすれば、

弱者保護の観点からです。

下の

漫画を見て考えて欲しいです。

もし、日本国憲法が壊されたとすれば、

弱者保護の観点など考慮するのは、

簡単に

「戦争反対」と同視され

迫害されるでしょう。

あなたは、

どちらを望みますか。


転載元:ひろみ‏@hiromi19610226さんのツイート〔16:51 - 2016年7月27日

ちなみに、

日国民とはどんな場合に言われるかについて、

こんな証言があります。


転載元:ナベ‏@kzx750f1 さんのツイート〔10:22 - 2016年8月14日

さて、日本国憲法上、

なぜ、上記のような解釈ができるか、

補足説明をします。

次の通りです。

日本国憲法における「公共の福祉」には、

人権の調整原理、

すなわち、

自由競争から生じる格差を是正して

社会的・経済的弱者を救済するために、

社会的・経済的強者側の

人権を制限する根拠とされていた文言なんです

(伊藤 真さん著「赤ペンチェック 自民党憲法改正草案」P48参照)。

自民党は、

この「公共の福祉」概念を破壊したいのだと思います。

富める者を

より富まそうという

安倍政権の立場からすれば、

到底、認められないのが

この「公共の福祉」という考え方でしょう。

以上のような、

「強きをたすけ、弱きをくじく」

という価値観の下、自民党憲法草案は、

人権を制約する原理として

公益・公序を

人権に伴う義務として

持ってこようとしていると言えます。

図式的な言い方をすれば、

日本国憲法には

「弱きをたすけ、強きをくじく」

ために

「公共の福祉」概念があります。

これを取っ払うことで

上掲、「強きをたすけ、弱きをくじく」のような

世にも醜い、

道義の観念に逆らった

みっともない自民党憲法草案の理念、

「公益及び公の秩序」が実現されるということです。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿