望の富士山(blog版)

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h25.2.11 行きはよいよい、帰りは・・・高川山、むすび山

2013-02-11 21:55:09 | 山歩き

3連休の最終日は車移動の選択肢は無く、9日のアイゼン歩きで負ったダメージとを考えれば、あまり無理はできない。10日夕方の時点では○宮まで電車移動して、○○山公園で富士と○の花撮影を検討していたほどだ。我ながら軟弱になったな~。

しかし、それだけでは物足りないし、後悔すると思い直し、自分の登山記録を見直した。高川山なら、h22.12のように駅から1時間半あれば山頂。そして大展望だ。それにこの標高ならそれほど雪も無いだろう・・・

当日は無理をせず、平日と同様に5時起床。朝食と出すモノを出し、6:15に出発。6:30国分寺、立川で甲府行きに乗り換えた。これならアラームを初狩駅到着の5分前にセットして寝ていけるってもんだ。

ZZZ

目覚めたのは鳥沢を過ぎた所だったが、二度寝しないようにipodで水道橋博士の木曜wantedを聴き始めた。ナイターの無い時期だけの番組だが、ケチなTBSには珍しく、この番組の殆どをpodcastで聴くことが出来る。博士のちょっとエロで、ディープな話とこの番組を聴くまで知らなかった山内あゆアナの絶妙のかけあいに夢中になっている。先週2月7日のテーマは『男の知らないこと!女の知らないこと!』→こちら

7:50 初狩駅

トイレに寄ってから出発。このコースはもう4回目だ。

いつもは電車を降りたらラジオに切り替えるが、この日のゲストは『元男で現在は女』の能町みね子さんの話(→こちら)が面白すぎて、そのままイヤホンを付けて歩き出した。

駅前を右折し、数十m先のガード下をくぐった所に設置されていた地図をパチリ。

この付近は山の陰になっていて、肌寒く、早足で歩くことで身体を温めた。

 

7:59 自徳寺霊園。この付近からわずかだが凍結箇所もあった。

8:11 椎茸ほだ場。トイレが新設されていた。川崎№の車が一台。早朝から登ったのなら富士狙いかな。

 

ここで一休みし、一つ目のパンを食べ、テルモスの紅茶を飲んだ。そして、ステッキを出し、スパッツを履き、内側に着ていたフリースを脱ぎと登り始める準備にわざと時間をかけた。上記の能町さんの話の区切りがつくまで歩き出す気にならなかったのだ。

ソロの男性、高齢のオジーチャンが追いつき、追い越していった。そういえばトイレで一緒だった人たちだ。

彼らが通過して数分後、能町さんのコーナーが終わったところで、ipodをしまい、ラジオに切り替えた。土、日ならTBSだが、平日(祝日)に歩くときは文化放送がお気に入り。丁度くにまるジャパンが始まる所だった。

8:31 男坂女坂と沢コースの分岐。当然男坂だ!? 先ほどのソロ男性とオジーチャンが見えている。

 

途中でオジーチャンを抜いた。

8:46 直進が男坂、女坂は右へ。ソロ男性はメモをとっていた。歩行記録をとっているのだろうか。挨拶だけして男坂を登った。

(お顔にはボカシを入れています)

数分後、登山道がこの通りになった。凍結箇所もわずかにあったが、アイゼンを付けるほどは無かった。(下りなら付けた方がイイと思う。) 

 

さらに数分で乾いた道へ。ジグザグに付けられた登山道を進んだ。

 

9:04 ロープはあるが、頼らなくても登れる程度だった。

9:08 女坂との合流地点。ここで初めて富士が見えることを覚えていた。

デジイチタイム~。かなりの強風がふいているようだ。

リスタートして数分。再び雪の残る道へ。ここも凍結箇所はあるものの、アイゼンは必要ない程度だった。(下りなら必要)

 

9:29 山頂へ。ソロ男性が二人、男性コンビが休憩中だった。足下はグチャグチャ。レジャーシートを敷いてからザックを置いた。

 

数分後追いついてきたソロ男性にシャッターをお願いした。大月市の山名標と山梨百名山の標柱が新設されていた。

お湯を沸かしている間にデジイチタイム~

左手前は御正体、倉見山

右は三ツ峠。コンディションが良ければ三ツ峠のさらに右に間ノ岳や甲斐駒が見えるのだが、雲がかかっていた。

笹子雁ヶ腹摺山、お坊山

白くなっているのは白谷丸だろう。

リニアをズームで

三ツ峠ズーム。新雪が着いているときに歩きたいな~

ちょっと心配だったオジーチャンも到着した。そして、夫婦×2、ソロ男性×2、男女のグループ・・・頂上は賑やかになってきた。

10:21 下山開始。実はこの瞬間までどのコースで降りるか決めていなかったが、とりあえずこっちへ。

 

雪が中途半端に残っており、下る方が気を遣う・・・

 

10:32 ここで曲がれば富士急の田野倉だ。ちょっと迷ったが、ここは直進した。ようやく決心した。むすび山まで行こうじゃないか!

そうだ、思い出した。ここから急下りなんだ!

 

この画像を撮った直後、トレランの男性が登ってきた。この先の様子を尋ねると「ちょっと泥濘があるけど、貴方の靴なら大丈夫でしょう」との返事だった。逆に言えば彼は軽い靴でこの超急坂&泥濘を登ってきた訳だよね・・・

ここからはぬかるんで、踏ん張りのきかない場所もあり、スリリングだった。ロープを頼りにしながら油断しないように慎重に降りた。

  

といっても、数分で乾いた道へ

 

まだまだ油断出来ない・・・

この岩場を通過したところで、思いきり尻餅をついてしまった。岩などがないところだったので、隙ができたようだ。

幸い岩などは無かったので、痛みはなかったが、尻とズボン、左手も泥だらけになってしまった。

この数分後、先ほどと同じトレランの男性に声をかけられた。もう山頂まで行って戻ってきたとはオドロキだ。あっという間にみえなくなってしまった。

11:23 確かここが富士急への最後の分岐だが、直進して緩やかに登った。

 

右上画像の小ピークから緩く下ったところで、3年前の記憶と繋がった。

11:31 ここがちょ~急坂なんだ。

左手でロープ、右手でステッキを使い、慎重に降りた。

距離はそれほどでもないが、傾斜は半端じゃない。緊張しまくりの数分間だった。

※ 他の人はどうなんだろう。ググってみた・・・この方は後ろ向きに降り、ダンナさんは転んだとのこと。

この急坂からほんの数分後、岩殿クラブのプレートを発見。ここがP12なんだ。この数字が減っていくとむすび山が近づくって訳だ。

 

その後もいくつか小ピークを越えながら先へ。

ここがp10。どういう基準でこのプレートがついているのかわからなかかったが、3年前に見た風景を思い出しながら進んだ。

ちなみに右画像の伐採地ピークは登らずに左(北)側に巻き道があった。

 

11:59 祠を通過すると天神峠。この分岐を左折しても大月駅へ行けるらしいが、ここも直進。

  

何回目の登り・・・経験しているけど、そろそろ面倒になってきた。これを登り切ったところが峯山。富士は辛うじて見えていたが、ライティングが良くないので、撮らなかった。それに眺めが良いわけでは無いので先へ。

 

※ この付近で後ろから夫婦が追いついてきた。挨拶だけして先へ進んだ。後で話を聞いたが彼らはここでお昼にしたらしい。

また、この付近は右(南)側の展望が良い。九鬼山の見え方が段々変わってきた。それだけこちらも移動したってことだよね。

12:44 sanpoさん命名のおはぎ岩(レポはこちら) ここがP3。数分後、ササヤブ帯へ。

  

ほぼ横移動。イヤホンのラジオが大竹に変わった頃、ゴールが見えてきた。

 

振り返れば富士が見えていたが、やはりライティングが悪く、撮る気になれなかった。

(撮ってないけど)穴の奥のベンチに座り、パンを食べて紅茶を飲み、大休憩

初狩駅から高川山までが楽ちん登りで1時間半なのに、高川山からここまでが2時間40分&スリリングな急坂だからね。

このコースは2回目で、分かっていたはずなのに長く感じたし、ホントに疲れた~

元気なら(?)デジイチを出して、向こうに見える岩殿や百蔵を撮るのだろうが、これしか撮ってない・・・

十分ほどして、先ほど峯山付近で挨拶した夫婦が追いついてきた。彼らの記念写真を申し出たが断られてしまった・・・

13:29 リスタート

ほんの数分でここへ。『登山靴の泥を落とさないで下さい』との表示が出ていた。

さて、どうしよう・・・これで迷惑がかからないだろう!9日の反省から、アイゼンの泥を落とせるように持ってきていたブラシが役立った!

この作業をしている間に先ほどの夫婦に抜かれた。まあ良い、後は帰るだけなのだから。

病院の脇を下り、20号へ。大月橋を渡る。(13:53)

14:03 大月駅へ到着。富士急の車両には『富士登山鉄道』とペイントされていたが、何かのイベント車両だろうか。

ラッキーなことに、次の高尾行きの発車まで十分弱あった。駅前に有る新設されたトイレで顔を洗って、さっぱり出来た。今日のコースは風呂なしなので、これで精一杯だ。

高尾で乗り換えて、自宅に到着したのは15:40。直ぐに洗濯などに取りかかり、洗濯機を回している間にレポに取りかかることが出来た。

久々にライブで荒川強啓をライブで聞いたが、繰り返し高速の渋滞のニュースが入ってきた。やはり連休の最終日は電車移動の方が良いと改めて思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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