センター集計

駿ベネ、東進、河合、臨海にセンターデータを提出するために
センター翌日は学校でそして家で解答データの入力を頑張っていた長女、
特に東進と臨海には東大向けの特待コースでお世話になっているので
義理はきっちりと果たしておかなくてはいけない。

そんななか聞こえてくるのは長女の同級生たちの志望変更の話題だ。
東大を目指していた生徒たちは実際にセンターの自分のスコアを突きつけられ
いよいよ重くのしかかってくる現実と対峙しなければいけない。
高校2位を走ってきたT君も理Ⅲから阪大医に志望変更したという。
東大の過去問演習を夏以降からすごく頑張っていると聞いていたし
そのことは長女に少なからぬ刺激になっていたと思う。
しかしセンターは90%は超えるも自分の思っていた点数には届かなかったのか、
加えて一連の冠模試でも納得のいく結果を得られなかったのだろうか。
無駄になったとは言えないが東大の過去問演習に時間を割いてきたぶん
京大医対策しているグループには勝てないと判断しての
大阪医への志望変更となったのだろう。
いっぽう長女と同中学出身の女子2人も東大志望であったが
足切りギリギリのあたりらしく文Ⅲから文Ⅰに変更してでも、という話だったが
そんな「ドラゴン堀江」みたいなことに自分の受験を賭ける子もいるのだと驚いた。

仲の良かった友人たちも旧帝大クラスから地元国立へと
志望変更を余儀なくされていると聞いた。
総じて文系にはやや数学の荷が重すぎるセンターだったようだ。
センター試験という怪物が子供たちの人生をグチャグチャと攪拌しながら
それぞれの進路へと交通整理をしている姿がこの年になると本当によく見えてくる。

長女よ、センターの門を無事通過できたことに感謝し、そして自信を持ち
迷うことなく油断することなく第一志望へと続く道を突き進んでいってくれ。