NOHEA 'ILIO

僭越ながら、屋号犬神屋を名乗らさせていただいております。
19年春、ホノルルからラスベガスに転居してまいりました。

~戦勝の碑~🎄I can't live without you🎄

2016年12月01日 | Weblog
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これから記すは、勇者もののふの戦歴の軌跡であります。

木曜日。
不意打ちといっていい、都会の積雪もなんのその。
総大将、日本国からまかり来たる。
アラモアナの老舗レストラン前で、久方ぶりの邂逅。
腹が減ってはいくさにならじ。
オイスターロックフェラー、シーザーズサラダでレモンドロップの杯を干す。
戦勝祈願である。
愛飲するピノノアールで、ラムフロック切り分け、ミントソースでむしゃぶりつく。
フレンチオニオンスープ、サーモングリルバルサミコソース、ポテトリヨネーズ、フィレミニオンetc。
宴も佳境。
チョコレートスフレ ヴァニラアイスクリームアラモード美味絶佳。
不覚にも、つい酔いが意外にも回り過ぎ、拙者(←筆者)開戦前から、半ば戦意阻喪ぎみにあい果てる。
ところが、そこは総大将。
大音声にて、御下知くだされる。
彼は誰刻(かわたれどき)から、敵陣前には縷々長蛇の列、そこかしこに散見され、総大将あっぱれのメイシーズ一番乗りの勇猛ぶりであった。
やがて、総大将、時差により睡魔に抗しがたくなる段階となって、謹んで本陣までお送り申し上げる。
拙者、老残兵とはあいなりしが、老骨に鞭打ちしんがり承る仕儀に。
衣類、香粧品等、狙い目の品に、かっき!と照準を定め撃て。
戦況は、深更増せば増すほどに過酷を極め
駐車場大混雑、まるで真昼のごとき人ごみに押され苦戦を強いられる。
レジまで打ち並ぶ蛮勇も失し、刀傷矢傷も疼きだし、郎党に(←旦那さまのことを言っている)に肩担ぎにされながら、戦地をあととすることに。
そこに。
一条の光り射す。
おお若武者殿!
後輪背負うかの如く、緋縅(ひおどし)の甲冑に美々しく身を固め(←赤っぽい服着てた)
若武者一個中隊、意気軒高、果敢に斬り込んでいこうとするではないか。
(↑子1さんとその仲間たち、深夜からの参戦であった)
あとは託した!
軍資金も兵糧も進ぜよう。
この、半ば負傷兵の母の身代わりに、誰ぞヴィクトリアシークレットに奇襲攻撃を仕掛けてはくれまいかぁぁぁ!

金曜日。
早暁より。
激戦、死闘の、ブラックフライデー開戦。
ついに、戦いの火蓋は斬って落とされた。
この老軍師、奸計を用い(←どうせ、どこもかしこも大渋滞大混雑だから、好機を狙って時間稼ぎしている)
半日、湯殿に沈みっぱなし、刀傷矢傷をじっくり労わる謀略の戦士であった。
日没後。
郎党(←旦那さまのことを言っている)に鼓舞され、再び馬上(?)のヒトとなる。
夜戦は、今宵も、容赦なく開かれた。
日本で、パンダエクスプレス一号店の報に接し、どうしてもオレンジチキンやウォルナッツシュリンプ食べたくなる。
夜陰に紛れ
見参!
フードコート!
そこを動くなパンダエクスプレス!

腹も中華飯で満ち、その後、雪崩れ込んだは
パールリッジ方面、Bed Bath & Beyond。
ソルトレイク方面、ターゲット。
戦禍の名残りが、目を覆うばかり、痛ましいほどである。
想像を絶する混雑であったろうことが、まざまざと恐ろしく眼裏を灼く。
ひるむな自分!
えいえいおーっ!
かちどきも、独り、前倒しではあった。
日常生活必需品、君よ是が非でも生きて還れ。
ペット用品完全50%OFF、嗚呼君よ死にたまふことなかれ。
愛犬たちよ、愛猫たちよ。
与謝野晶子氏の御霊に、ココロで合掌しながら、ペットフード&猫砂等、俵担ぎにして駆け巡る。
天も照覧、血刀振りかぶりながらの、勇猛果敢の誉れも高い、縦横無尽ないくさ運びではあった。

土曜日。
籠城。
老残兵が、兵糧の和風パスタを啜り込んでいるあいだ。
総大将、マライアキャリーのコンサートで、日系ダンサー「タナカ」の男っぷりに、陶酔のひとときを過ごされる。

日曜日。
大本戦。
総大将に徒歩(かち)で付き従い、激戦区のターゲット再びの襲来。
結局今年も、飾り付け終わったと満足した数分後
猫たちのおかげで、我が家のクリスマスツリーは、無残にも横倒しであった。(←あんまりだ!)
老残兵、涙にむせびながら
「落ちても割れない壊れない、メルヘンチックな縫いぐるみ系🎄ツリーオーナメント」を物色することとする。
滅多に飲まないエッグノッグラテに、レッドブル的なパワー飲料をぐっと干し、さかづき土間に叩きつけカチ割ってから
バターチキンマサラカリーで、総大将に滋養を摂っていただく。
老残兵、ここでチョイスを間違い、へんなもの凄くカライ軍艦巻きなどつまんで、ますます異常にハイになる。
攻防に次ぐ攻防。
そして、パールリッジSCに、軍神追い風を受けるかのごとく転戦。
馬蹄を轟かせながら(!)一歩も退かない威風堂々のいくさぶり、とくととっくと御覧じませぃ!
うわりゃりゃりゃあぁぁぁ~っ!
「総大将!ここまで来たからには、ワイケレアウトレットまで攻め入りましょう!
でも、拙者は見るだけ、これ以上、なんにもなんにも買いませぬぞッ!」
それでいて。
アウトレットにざんぶ!と飛び込み、鼻息荒く行列に打ち並びその数分後。
みどもは、あやかしにたぶらかされたのか、気づけば、大き目な買い物袋を手に提げていた。
「定価○○○$が、70%引きで○○$だったのよ!買うでしょおおお!」
老残兵、舌の根も乾かぬうちに、無意味な半ギレぎみながら、先手必勝の雄たけびをあげるのであった。
しのつく雨。
泥濘に足をとられながらも、貪欲にロングス、フードランドなども回る。
「提督~っ!
お土産用のコーヒー豆等、超お買い得プライスになっておりま~すッ!
全部まとめて、我が軍で面倒見てやりましょおおお~っ!」
総大将、提督兼任。
老残兵、あるときは伝令、またあるときは軍師として、影の采配をブンまわす。

月曜日。
サイバーマンデーである。
えてして、サイバーテロにはむかない古参兵である筆者は、ルーキーたちに指令を鋭く飛ばすのみ。
ラクだな。
超ラクだ。
このいくさは、歴戦のつわものにはチョロいが、ただ、のちの引き落としが怖いだけである。
ええい怖じ気るでない!
勝機は、常に我が軍の御旗のもとにアリ!
やみくもに進軍あるのみ。
猪突猛進&獅子奮迅である。
ブラックフライデー期間は、傍目には終焉を迎えたかに見えよう。
だが、ここからは残党討伐。
追討&掃討作戦は、夜陰に紛れて、隠密裏のうちに開始された。
ワイキキからのカハラモール、ホールフーズからのチャイナタウン、そして〆はセーフウェイであった。
激戦地中の激戦地。
クリスマスグディを積み上げた上にシートを被せ、じりじりと合図を待ち焦がれながら、いよいよもって時来たりて
衆生民草、憶することも無く、その積み荷目がけて身体躍らせ
狂乱の争奪戦が繰り広げられるという、煉獄の魔窟ウァルマート。
無念の亡骸が累々と横たわっている上を、一片の呵責&斟酌なく、踏みつけ踏み越えて、民衆は物品を奪い合うのだ。
"Black Friday Sale"
This Means War!
Attack! Attack!Attack!
その魔窟ウァルマートにて、なんの戦利品があったのか、老残兵の記憶ももはや掠れがちである。

火曜日。
雨には負けじ、ノードストロームラックである。
寒いので
「地鶏の柚子胡椒ラーメンを!(←美味しい)」
そう哀願する老残兵の訴えは、グルテンフリー生活を推し進めようとしている提督に、敢え無く却下される。
結句。 
本年のサンクスギヴィング、いまだ食することのなかった
ローストターキー&クリーミィグレーヴィー、マッシュポテト、サラダ、クランべリソースなどを口に運ぶことにあいなった。
そして死闘も終焉の銃口は、Wのつく観光繁華街方面に向けられたのであった。
さすが、観光繁華街方面、ブラックフライデー期間を終えていても、充実の品揃えがみっしり。

水曜日
提督兼総大将。
現地の空港ラウンジでお茶漬けを掻っ込み、真冬の日本国へ舞い戻られて行かれました。
老残兵、戦闘の果て、口元に、熱の華咲く剣舞かな。

万歳!
万歳!
万々歳!
次回の大乱は、アフタークリスマスセールの日とあい成る。



※↑お写真は、愛犬中の愛犬、虹の橋一丁目ドッグスクールに遊学しているフレディ兄さん。
🎄I can't live without you🎄
「君がなくては生きてはいけぬ」
ヒトのオスに言い放ったとしたら、毒にも薬にもなるでありましょうこの言葉。
でも。
長い目で見た場合。
永続しません。
一過性であります。
一見、愛かもしれないコワい呪詛。
これは決して、愛の呪文ではないのです。
愛の皮を被った、まごうことなき、これはたらしこむため呪詛調伏の文言。
奇しくも、マライアキャリーも歌っているではないですか。
あなた無しでは生きてはいけぬと、真珠の涙を見せながら
あなた無しでも、ちゃっかりしっかりしゃあしゃあと、図太く生きるのが婦道の極みというものです。
この、旦那さまにすら言ったことがない、甘いんだか辛いんだかのセリフを
愛犬になら、ピュアラブ♡で、ママは言えるよココロから。
そこが、愛犬のスゴイところだと思うのです。
そこが、犬バカのスゴイところだとも思うのです。
フレディ君。
ママは今日も元気です。
ちゃっかりしっかりしゃあしゃあと、図太く生きてる毎日です。
🎄I can't live without you🎄
「君がなくては生きてはいけぬ」
12月ですもの。↑この言葉を伝えるにはいい季節になりました。
😍最高潮のときに伝えるのなら、たとえ一過性でも有効です。
ただ、「繋ぎとめる&引き留める」ために使用するのは避けましょう。
ヘタ打つと、心底冷えます12月。
ヒトのオスから言われてしまったそこのアナタ。
考えるな。
感じろ。
その場から、是が非でも速攻逃げるのよ!











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