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にほんブログ村奥さ～ん。
ワタシ、おなか痛いのぉ～ん。
あの日の旦那さまのお持ち帰りは
ピなく別途と、porkギ酸テス…
違うわ。
違うじゃないのよ奥さん。
ピナクベットと、ポークギサンテス。
(夏野菜これでもかと豊富なベジタブルシチューと、豚肉とグリンピースの煮込み的な。フィリピ―ノフードですのよ)
五分搗き玄米に、押し麦とキノアをブレンドしたものもふっくら炊いたのよ。
たいへん、美味しくいただいたのでした。
なぜ。
なぜそこで。
自制心というものを発動させなかったのでしょうワタシは。
かえすがえすも、後悔先にまったく立たず。
胡瓜やセロリの生野菜スティックに、Lee Kum Kee(李錦記)の
Sriracha Mayonnaiseを、遠慮会釈なく、いいだけディップしたやつも、つい食べちゃった食べちゃった。
奥さんワタシ。
普段からカライもの好きなのね。
だからって、Sriracha Mayonnaiseを、特にナメてかかったみたいなの。
激辛といえば
激辛なのかもしれない。
でも。
ワタシに超えられない激辛など、この世に在り得るはずがない。
奥さん。
ワタシ、傲慢この上なかったわ。
食後。
なんとなく胃のあたりが熱い。
ふと、いやな予感がよぎらないでもないけれど、そこは持ち前のバカで振り払う。
振り払うや否や、始まったのは祭りです。
なんかね～。
胃腸がね～。
マイルドに、低温やけどしてないか～？
だんだん祭りは盛り上がってきて。
気づいたときにはもう、あっちゅ～まにカテゴリー５みたいなね。
艱難辛苦。
昼夜分かたず、熱狂の祭り。
えらいこっちゃえらいこっちゃ。
踊らにゃワタシ。
ソイやソイやソイやソイや！豆乳はソイや！
狂奔の祭り小休止の翌夕。
「殿ぉぉぉ～…！(夫のこと)
きゃん ゆー めいく お粥 ふぉ み？
のーにーど うぉっしゅ １かっぷ オブホワイトライス。
ゆーず 土鍋。
コメ１、ミズ７～８かっぷス。
ふぁーすと おぶ おーる ボコボコして(強火)
あふたわーずsimmer。
and thenりーぶ 土鍋 さーてぃめにっつくらいね～」
このような言語コミュニケーションで
見事な出来栄えの白粥が出来上がるのですから、この世に奇跡は溢れていると、確信せずにはいられません。
かの時代。
殿、みずから、病床の奥方に粥を炊くなどということがあったかどうかは、時代考証も、間に合うどころではからっきし無く。
でもなんでかしら奥さん。
「沸騰した湯に７分。その後直ちに冷水に浸ける！」
と、謹厳なまでに指示したのに。
しかもお腹痛いのに。
どうしてどうしてどうしてどうしてどうしてダーリン？
「中火で１４分煮る」のです？？？
↑奥さんワタシ。
白粥に添える、半熟卵の作り方のことを言っています。
この製法では、完全無欠な固ゆで卵にしかなりません。
殿！
殿はナニ？
殿だからって、奥方の言うことなんか、耳素通しなワケ？
英語わかんないの？
日本語わかんないの？
手話とかなら通じるの？
イザとなったらどうするの？
「ぷっと タマゴ いん とう ボコボコ ボイリングウォーター。
カウントきっちり７めにっつ。
and then ぷっと ぜむ いん とう コールドウォーター。
you got it dude？」
って、ワタシ何度も言ったよねえええ？
日本じゃ、そういうハズバンドは戦力外通告されて、強制収容所に引き渡してもイイことんなってるけど、そんなに行きたいんだ収容所。
コンセントレートキャンプ、鉄条網張り巡らしてあるんだよ。
脱走不可能。
ワタシ面会行かないよ。
ねえねえねえねえ、そこの殿、この奥方の言ってること、一体ドコまで届いてる？
アレだよね。
ハリケーンイルマの動向が気にかかってるのはわかるけど、心ここにまったく在らずだよね？
殿はぁぁぁ。
この奥の言うことなど、これっぱかしも、じぇんっじぇん聞いちゃいないよねぇハナっからぁぁぁ？
どゆこと？どゆことぉぉぉぉぉ…？」
おなか痛いわりに、殿の竜顔に面と向かって、おじけずくじけず、家事ハラ砲大炸裂！
奥さんワタシ。
二日間、白粥と紀州梅と紫蘇昆布と愛の茹で卵で。
からくも生き延びております。
明日には完全復活するつもり。
※↑お写真は、バセンジーのえみこさん。冬になったら満十歳。綺麗なお顔に、白いものが目立つようになってきましたが、衰えなど全く見せず、海辺でも溌剌としています。
