六畳の神殿

私の神さまは様々な姿をしています。他者の善意、自分の良心、自然、文化、季節、社会・・それらへの祈りの記。

萩尾望都原画展

2009年12月19日 | 読書
 そういうわけで、年越しに向けて気分を変えるために? 昨日、行って参りました~。萩尾望都原画展(於 池袋西武 別館2階。入り口1階は無印良品になってる建物)

 ローティーンの頃から何度も何度も、穴の開くほど眺めた絵の原画が目の前に~

 ・・それは感動というよりは、しみじみとした邂逅のため息。これをほぼリアルタイムで見ていた、当時の自分との対面。ふたりで眺めているような奇妙な感覚。

 だから正直言うと、人形作家の作品とか、スタジオライフの関連グッズとかは、ちょっと引いた
 何というか・・・アタリマエだけどモー様の作品はリアル今のものだし私だけのものでもないのね、こういうふうに他の人のものにもなっていくのね・・・というおいてけぼりの疎外感・淋しさが仄かに。

 むしろ24年組など他の漫画家さんとの交流や、モー様が影響を受けた作家さんとか出来事とか、そういう内面に迫る展示コーナーを作ってくれたらもう少し展覧会としての深みと広がりが出たのでは?と思うのはファンの勝手な想い~

 そして(期待してなかったけど)過去のLP(幻のイメージアルバム)に関する展示は無く。・・・つーか、もしかしてあのレコード、モー様ご自身の記憶からも抹消されてたりして。
 ・・・

 噂の「ポーの一族」をイメージした限定香水は売切れだったのかしら。もしかして目にしたら買っちゃうかも!と思って会場に足を運んだけど、結局、みあたらなかったので散財せずにすみました

 23日まで開催なので、興味のある方はぜひ~


最新の画像もっと見る

コメントを投稿