六畳の神殿

私の神さまは様々な姿をしています。他者の善意、自分の良心、自然、文化、季節、社会・・それらへの祈りの記。

「どーせムリ」と教えてくれるのは誰?

2014年11月24日 | 心や命のこと

Hoping invites | Tsutomu Uematsu | TEDxSapporo

「絶滅したオオカミを、再導入して野生復帰させる?そんなの どーせ無理」と言う人がよくいます。特に、理系や、高等教育で生物系を学んだ20、30代の男性に多いようです。時には口汚いほどの罵倒の言葉を投げつけられてビックリさせられることがあります。

研究や生物教育で給料を得ている人が「どーせむり」を言う場合もあって、オオカミ再導入を口にした学生が教授から怒鳴られたという話も聞きました。「私の気持ちは中立ですが、オオカミに関わると共同研究者が気を悪くするから」という理由で、超一流の国立大学の学生が寄稿オファーを断ってきたこともあります。・・・いろいろな考え方があっても良いけど、こういう日本の学究の場って、どうなの・・とは思いますね。

ともあれ、

わたしたちは みな等しく

1回きりの人生を

ぶっつけ本番で生きている。

初めてなんだから失敗して当たり前。

失敗は、成功へ積み重ねていくデータのひとつに過ぎない。

・・その通りだと思います。オオカミをめぐるあれやこれやも、何もかも初めてのことですから。データを積み重ねていくしか道はないのでしょう。