父は早く出かける日でした。早めの朝食をしていると居間の大きなガラス戸に蜂が歩いていました。
ご飯を食べながら
父「昨日の夜から部屋の中に居たんやって」
母は蜂が外に行きやすいようにガラス戸を全開にしました。そしてそのまま食事をしていました。
しかし、蜂はガラス戸を行ったり来たりして中々外に行きません。
ガラス戸の枠まで行ってもまた戻ってしまいます。
母「その一線を越えてみね、あなたは窓の内側で満足する子じゃないやろの、外へ出てみね、外は広くて自由ですぐそこに友達もいるがの」
父は今日は「ほぉか」も言わず無言でご飯を食べていました。急いで父が出かけた後、30分程したら蜂は外に飛んで行きました。めでたしめでたし。
昼からはせっちゃんおばちゃんとアイスを食べながら録画した映画を見ました。