退職者さんが総会の用事で見えました。居間で父と会話が弾んでいました。
彼「奥さんとむかーし2度程会ってるんやけど、顔変わったで・・・・・」
母「あのの、33年もたてば顔も変わるわの、そん時私、美しかったんやろかの」
美しかったとも、不細工だったとも言う間もなく皆で大笑いして別れました。「又、来るでの」と言いつつ帰って行きました。
久しぶりにSちゃんが遊びに来て母の顔を見て「顔半分おかしくないかぁ」と言いました。
母「Sちゃんが初めてやわ、顔は全部おかしいけど半分って気づいたのは貴方だけです」
Sちゃん「こっちの目がなんか可愛らしくなってるよ」
母「ほやっての、怪我した時の北野たけしさんの気持ちが分かるわ」
Sちゃんはナースさんなのでよく分かるみたいです。
後はコーヒータイムになり久しぶりの話で盛り上がりました。前は甘いコーヒーが好きだった子が今日は「ブラックコーヒー」を所望してきました。
Sちゃん「暫く会わない間に私も少し大人になってコーヒーはブラックになったんやって」
Sちゃんが帰った後せっちゃんおばちゃんが来てくれゆっくりお茶しました。楽しい1日でした。
父が退職者の会の「総会の資料」を持って歩くというのに付き合いました。昨日は父が一人で持って歩き10軒回り、留守が半分だったそうです。
今日は母と回り2割が留守でした。父は「お母さんのお陰です」と何回か言ってましたがランチは母が奢る事になりました。何でやねん!!
ランチの後に茶々と梅吉の買い物をし、ショッピングセンターにも連れて行ってもらい食品の買い物を済ませ、帰り道も何軒か回りました。
父は明日も回るそうです。来年も退職者の会の役員だそうです。ご苦労様です。
母がパソコンに向かっていると後ろのテレビから「シンメトリー」という言葉が聞こえてきました。
テレビを見ていた父に「シンメトリー」って知ってるかぁと聞くと
父「あのお茶の新芽なんかを取るって意味やろ」と自信満々に言い放ちました。
母「イヤ、イヤ、イヤ、左右対称って事でないかの、」と、自信なげに母は答えました。余りにも父がハキハキと答えたからです。
たとえば豪華な家の調度品なんか、立派な家具の両横にランプとか・・・・・。まぁ我が家のような規模の家には対称に置く場所もないけどの。