農業じゆう人

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二十世紀ナシは千葉発祥

2016年10月28日 13時00分30秒 | 
   一昨日・昨日が暖かかったせいか、きょうは時間が経つほど寒くなってきているようです
   今朝、ウォーキングの途中で知り合いにさせてもらった農家さんにバッタリ・・・
   “チョッと待ってて”といわれ待っていたら、秋の味覚の「ナシ」を持ってきてくれた
   “この寒さじゃ合わないか?”と言われたが、好きなんでいただいてきてしまいました!

    秋の味覚「ナシ」といえば鳥取県の「二十世紀ナシ」を思い浮かべる人が多いのでは・・・?
    ところが「和ナシ」の産地としては収穫面積・収穫量・出荷量ともに千葉県が全国1位です
    
    二十世紀ナシも実は、千葉県が発祥の地だそうです。
    ところが千葉県では二十世紀ナシはほとんど生産されていない。 その理由は何・・?
    薄緑色でシャキシャキとした歯応えが特徴の二十世紀ナシは1888年に千葉県松戸市に
     住む当時13歳だった‘松戸格之助氏’が裏庭で見つけた1本の木が「起源」だとか?
    その木を植え替えて10年目の1898年、実ったナシを口にしたところ、
     多汁で今までにない新鮮な味わいだったとビックリ
    やがて迎える20世紀に王座を成すナシになるとの期待を込め、農学者の“渡瀬寅次郎氏”らが
     「二十世紀梨」と命名したんだそうです。
    鳥取へは1904年に千葉での評判を聞きつけた農家、“北脇永治氏”が苗木を購入し
     持ち帰ったのが始まりなんだそうです?その後“北脇氏”は傾斜地で栽培し、病気への耐性を
     高める研究を重ねたそうだ。 火山灰が多くて水はけがよく温暖な千葉に比べ、冬場の寒さが
     厳しい気候風土が栽培に見合っていたことが、鳥取県を二十世紀ナシの一大産地に育てた。

    今や千葉県産のナシは酸味がなく甘みが強い「幸水」や果汁が多く甘みと酸味のバランスのよい
     「豊水」、程よい甘みで香り豊かな「新高」など「見た目が赤い赤ナシが特徴」ですよ!と
     千葉県市川市でナシ農園を営む“伊藤さん”は話しています・・。

    農林水産省がまとめた千葉県の2015年産の和ナシの収穫面積は1570㌶で全国1位です。
     収穫量は3万1700㌧、出荷量も3万500㌧でそれぞれ全国1位となっています。
     県内では船橋市の非公認キャラクター「ふなっしー」の活躍で、ナシと言えば船橋市を思い
     浮かべる人もいるだろが・・実はこんなランクになっているそうです。
     県内最大の産地は「白井市」で、「市川市・鎌ヶ谷市と続き、船橋市は4位」です・・!

    ナシの収穫は千葉県では終盤を迎えているが、秋の行楽にナシ狩りを楽しめる地域もまだある。
    先の伊藤さんがおっしゃるには「ナシの樹木は15~20年で植え替える。苗木を育てるのに
     3年ほどかかり、4~5年で実がとれるようになる」と教えてくれました。

     もうすでに来年のナシ作りに向けて動き始めているんだそうです。
     来年の収穫時期に、産地の品種を食べ比べて見るのも面白いのではないでしょうか・・!

     鎌ヶ谷市(日本ハムの二軍グランドがある街)の洋菓子店では、ナシを原料としたワインやブランデーを
      使ったケーキを販売しいますよ!

       私も独身時代は、松戸市の外れに合った寮にいた関係で、よく近くのナシ園に行きました。
        朝食を抜いて、どれだけ食べられるか・・?などバカなことを友人らとしていましたが
        ナシは水分が多いので4~5個食べるとお腹がタプタプしてそれ以上は無理でした~

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