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イグ・ノーベル賞

2017年09月25日 13時53分35秒 | 世間
  イグ・ノーベル賞授賞式の模様を一部だがニュースで見た・・!
  イグ・ノーベルは、英語のイグノーブル(不名誉)のもじりでなないか?といわれている。 
  でもこれは見方を変えれば、ノーベル賞のパロディではないか?の見解の方が多いようだ。
  パロディといっても、中身はかなり本格的なものあることには違いない。
  ハーバード大、MITなどの科学者が運営し、壇上には本物のノーベル賞受賞者も並ぶ。
  医学賞・科学省など10部門の、すぐれた研究者が世界から選ばれるものだ。

    今年の9月14日の式典は例年通り、ハーバード大のサンダース講堂で開かれた
    ここは、サンデル教授の白熱教室でおなじみの、由緒ある建物だという。
    南北戦争に斃(たお)れた学生たちの銘板が見下ろす
 日本人の受賞が最近続いているが、今回は“ヨシザワ
 (吉澤和徳)氏”“カミムラ(上村佳孝)氏”
らの、日本・
 ブラジル・スイスのチームが生物学賞に輝きました。
 研究テーマは「メスが男性器、オスが女性器をもつ洞
 窟の虫の発見」
。 受賞のニュースを知った時はさすが
 日本の科学者!と思ったが、その受賞内容を知ったら
               真面目な研究なのだろうが、笑ってしまいました。
               「笑って、考えさせられる」が、選考基準なんだそうだ。
     医学賞は「チーズ嫌いな人の脳をfMRIでスキャンする」。
     物理学賞は「ネコは固体か液体か」と題する研究だった。
     [不機嫌そうに装置に入れられたネコたちの写真に、会場はまた大笑いに・・]

     イグ・ノーベル賞はどう素晴らしいか。
      聴衆は、科学へのリスペクトがあるという。 科学も聴衆に歩み寄っているのだ。
      24/7(年中無休の看板)のコーナーでは、学者がまず専門語で24秒、続いて
      日常語で7語で、専門の説明する。
      ノーベル経済学賞の受賞者は「不確実性」を、「それは、たぶん(プロバブリ)の
       ことですね」と、説明していた。

     一生を科学に捧げているサイエンチストがこんなにいらっしゃる。
     イグ・ノーベル賞やノーベル賞を取らなくても、彼らに乾杯を・・!