にしのサラリーマン時代

にしがサラリーマンで幸福のときを書いている。当時の知り合いや、子や孫たちに読んでもらいたい。

昆陽池に鯉がいた

2005-04-15 10:20:35 | サラリーマン退職後
 4月14日、遅れているさくらの様子を見に、昆陽池(こやいけ)公園へ妻と出かけた。桜木もとめて池のほとりを歩いていると、鯉の群れに出会った。この池にこんなにたくさんの鯉がいるとは、いままで知らなかった。おもわず水面にカメラを向ける。 (写真クリックで拡大します)

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↑ 池岸に立っていると、池の管理人(?)さんがパンくずを投げた。われ先にえさを得ようと、押し合いへし合いしている。体長は40cm以上あるかな。太っていて元気がよい鯉たちだ。空に舞っている「こいのぼり」以上の元気さだ。手前には、岸にこぼれたパンくずを狙うハトがいた。

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↑ えさを持たない還暦おやじ、カメラを向けていると、鯉と目が合った。おもわず、「わたしは、えさを上げる人間でないよ」と断り、シャッターを切った。あきらめのない鯉たちは、入れ替わり立ち代わり向かってくる。まだお腹がすいているのだろうか。
 お昼過ぎなのでこちらもお腹がすいてきた。先ほど買ったばかりのほかほか弁当を、ベンチで妻といただいた。
 さくらは、半分散っていたが、久しぶりの昆陽池であった。撮影:2005.4.14
(昆陽池公園:兵庫県伊丹市に昔からあるため池(昆陽池)が公園になったところです。あひるやかも、はとなどがたくさんいます)



さくら と つばき

2005-04-11 12:12:58 | サラリーマン退職後
 今年のさくらは、昨年より遅れ気味だ。でも、近所を散歩していると、やっと満開のヤマザクラとソメイヨシノに出合った。途中、まだ花を残しているツバキにも出会った。春と冬を同時に感じる散歩だった。 2005.4.9 午後 (↓全写真、クリックで拡大)

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↑ ヤマザクラ。 摂陽小近くの道端。
 ヤマザクラを見ると、むかし、実家の里山に咲いていたヤマザクラを思い出す。茶色がかった葉っぱと白い花びらが同時に開く。よそのさくらは、花びらだけで美しい。当時は種類の違いが理解できず、花びらだけの桜がうらやましかった。
でも、いま見るヤマザクラは、葉っぱと花びらが混ざる独特の色に、どことなくなつかしさを感じる。こどものころの里山風景を連想して、心をキュンとさせる桜木だ。

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↑ ソメイヨシノ。 稲野小の校門。
 ヤマザクラのような切ない想いはないが、神社の桜と同種なので春のだんじりまつりを思い出す。
ちょうど今頃、実家の地域でだんじり祭りが盛んに行われているのだろう。

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↑ ツバキ。 摂陽小近くの庭木。
 このツバキは種類が違うのかな。4月でも散らずに咲いている。
 これとは違うが、むかし、実家にもツバキがあった。1~2月に花が咲き、小鳥のめじろがよく来ていた。
幹(みき)は直径20cmほどと太く、木登りしていると祖母から、「自然に落ちるまで花びらを取るな」と注意された。夏を過ぎたころ、「カタシ」とよぶ栗のような実になり、秋に落ちてくる。それを集めて業者にたのんで頭髪あぶらにしていたのだ。撮影したお宅では、カタシが実るのだろうか?