西京極 紫の館

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腐食の構造  森村誠一/著  角川書店

2023年07月24日 22時28分16秒 | 西京極の本棚
【紹介文】
原子力科学の若き第一人者である新婚の夫・雨村を乗せた旅客機と自衛隊機が北アルプス上空で衝突した。乗客全員の生存が絶望視されるが雨村の遺体は見つからず、生存を信じる雨村の妻・久美子は捜索に乗り出す。やがて研究成果に群がる政財界の陰謀と、妖しい女の影が浮かび上がり―。最先端技術を巡る恐るべき“腐蝕の構造”の正体とは!?日本推理作家協会賞を受賞した、巨悪の癒着と戦う愛の行方を描く壮絶なロマン。

【総合評価】 ☆☆☆☆★(満点は☆5つ)
 ドラマ性 ☆☆☆☆☆
  独創性 ☆☆☆☆★
 読み易さ ☆☆☆☆★

【西京極の読後感想】
70年代後半、角川書店のメディアミックス戦略で一大ブームを巻き起こした森村誠一が亡くなった。享年90歳とのこと。当時映画化された『人間の証明』『野性の証明』の他、太平洋戦争時代軍部が密かに行っていた人体実験を暴いた『悪魔の飽食』などを発表。推理作家の枠を超えた活躍をした作家さんだった。その森村誠一で僕が一番最初に買った小説がこの『腐食の構造』。御巣鷹山の民間機と自衛隊戦闘機が衝突墜落した事件をモチーフにし、男と女の業や哀しみを描いた名作です。他にもホラーサスペンス調の短編集『魔少年』も怖かったという記憶がある。
一ファンとして森村誠一先生のご冥福を心よりお祈り致します。お疲れ様でした。

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