西京極 紫の館

サッカー観戦、映画や音楽鑑賞、読書などなど、
日々のなんやらかんやらを書いてみようかな、と♪

12/14 天皇杯3回戦・サンフレッチェ広島戦 (京都・西京極競技場)

2003年12月14日 16時37分39秒 | サンガ観戦レポート2003
【試合感想】
まったく見るに値しない試合内容。
前半開始からサンガが圧倒的にボールを支配するもフィニッシュがすべてクソ。
相手の広島の出来も決して良くはなく、昨年の天皇杯で快進撃を続け、
準決勝で対決した時の迫力もなにもない、にもかかわらずである。
リーグ最終節のガンバ戦同様、前半の好機を生かせず、カウンターによる失点。
さらに後半には攻め疲れからスタミナ切れで追加点を決められオシマイ。
天皇杯の覇者が聞いて呆れる。
恥ずかしくてヤタガラスなんか肩につけてられませんわ、まったく…

【試合結果】 京都0-2広島

【観客数】 3001人

【得点者】
 広島:マルセロ35 、森崎浩74

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK:平井5.5
 DF:鈴木和5、林裕煥5(41分 辻本5)、手島4.5
 MF:安藤5.5(58分 冨田4)、ビジュ5、斉藤5.5(72分 大野4.5)、
   鈴木慎4.5、松井4
 FW:黒部4.5、田原5

11/29 2ndステージ最終節・ガンバ大阪戦(大阪・万博記念競技場)

2003年11月29日 16時28分42秒 | サンガ観戦レポート2003
5点獲って4点差以上で勝つ。それしか残留の道はない。
それも仙台が大分に1点差で勝つとしての事。可能性は限りなくゼロに近い。
それでも応援するしかない、それがサポーター。
小雨降る中、サポ仲間と共に万博へ向かう。

【サンガのスタメン&ベンチ】
 GK:上野
 DF:鈴木和、手島、斉藤
 MF:安藤、ビジュ、中払、鈴木慎、松井
 FW:黒部、田原
SUB:平井、辻本、森、冨田、町田

黒部&田原の2トップ、トップ下に松井の実質3トップ。
両サイド上がり気味に慎吾、安藤を配し、ボランチにも攻撃的なビジュとハライ。
まさに攻撃のみを考えたメンバー。
ベンチにもディフェンシブな選手は一人もいない。玉砕覚悟の神風特攻スタイル。
失うものはなにもない。
僕らは選手を、そして奇跡を信じて声の枯れるまで応援するまで。

【試合リポート】
【前半】
序盤からサンガ攻撃陣はフルスロットル!
息もつかせぬ波状攻撃を繰り返すもガンバ守備陣がゴールを許さない。
この有利な時間帯にゴールが決められなかった事が今でも悔やまれる。

前半17分、3バックの右・斉藤が抜かれ、グラウンダーのクロスを入れられる。
フォローに入ったテッシーが濡れたピッチで滑り、クリアできない。
さらにボールの軌跡が変わってGK秀章がキャッチ出来ずファーにこぼす。
こぼれたボールはマグロンの目の前に…あっけなく先制ゴール。

それでもサポーターは勝利を信じて、さらに応援をヒートアップ!
選手も攻撃の手を緩めない。
その後もビジュ、松井、田原、黒部と決定的なシュートを放つものの
ポールに嫌われ、ガンバGK松代の好セーブに阻まれ続ける。

前半ガンバのシュート2に対して、サンガ11。
この日の勝利の女神はあくまでもサンガに冷たかった。

【後半】
後半に入るとガンバは新井場を投入。サイドから揺さぶりをかけてくる。
対する京都。前半より攻撃の勢いが落ちてきたのでは…
そう感じ始めていた後半6分、またしてもDFラインの裏を盗られる。
二川の放ったスルーパスをDFの裏で受けた吉原が和裕を振り切り、
飛び出すタイミングを誤った秀章と1対1に…嗚呼、0-2。

もう残留はあきらめた。
でもこの勝負だけは勝ちたい!ゴール裏の応援は止まない。

DF斉藤に代えてさらに攻撃的な勇介を入れる事で
相手のプレッシャーを押し戻そうと試みる京都。
それによって(結果からいえば一時的だったが)京都に勢いが戻ってくる。
そして松井のCKから黒部が決めて1点差に!

ここから逆転!…と信じて応援したサンガサポーターだが
もはや前半から飛ばしまくった選手には反撃するスタミナは残っていなかった。
二川にループを決められ、中山にも、大黒にもゴールを割られ
結果はサンガがやりたかった4点差の1-5の惨敗。

すべては終わった。
天皇杯優勝の歓喜で幕を開けた今季、予想もできなかった惨めな終末。
序盤戦での攻守の要・黒部、手島の離脱、
オフの補強の失敗、
度重なる監督交代、
運がなかったと言えばそれまでだが、運を呼び込む為に全力を出したのか?
フロントは…?
選手は…?
そして我々、サポーターは?

降格と共にチームを去る選手も出てくるに違いない。
悲しいけれどそれが現実。
来季はJ2という修羅場が僕らを待っている。
僕らサポーターはそんな現実から逃げ出す事はできない。
京都パープルサンガというチームがある限り…

【試合結果】 G大阪5-1京都

【観客数】 11416人

【得点者】
 G大阪:マグロン17、吉原51、二川64、中山83、大黒89
 京都 :黒部57

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK:上野5
 DF:鈴木和5.5、手島5、斉藤6(56分 森6)
 MF:安藤5.5(62分 冨田5)、ビジュ6、中払5.5、鈴木慎6.5、松井6
 FW:黒部5.5、田原6

【現在のリーグ戦サンガ勝ち点】23(最終年間順位16位、J2降格決定)

11/22 2ndステージ第14節・ヴィッセル神戸戦 (京都・西京極競技場)

2003年11月22日 16時24分27秒 | サンガ観戦レポート2003
このレポートは言うまでもなく観戦後に書いているので結果はみなご承知のはず。
負けました。残留の可能性は限りなくゼロに近づきました。
でも可能性が0.0000001になろうともゼロでない限り応援するしかありません。
そういう意味で気力を振り絞ってこのレポートを書きます。

この日は木枯らしの吹く冷え込みの厳しい気候でしたが、
もう後がない我々サポーターは応援で出来る事は何でもやろうと言う事で、
一部有志が早朝5時からスタジアムへ集まり応援の相談を開始。
僕自身は(家庭の事情で5時には出席出来なかったが)12:00にはスタジアム入り。
通常の10倍は長い手描き横断幕を団長らと制作。
このメッセージが選手に届けと願ったのだが…

【サンガのスタメン&ベンチ】
 GK:上野
 DF:安藤、ビジュ、手島、鈴木慎
 MF:森、中村、石丸、中払
 FW:黒部、松井
SUB:平井、鈴木和、辻本、大野、田原

前節残留ライバル直接対決の第2戦・仙台戦でも破れ、
遅きに失した感はあるもののピムを更迭し、木村GMを代理監督として臨んだ一戦。
GK平井を含む3名の選手をスタメンで起用、
さらに出場停止の斉藤の代役には本来ボランチのビジュをコンバート。

期待と不安の試合前。この日5000名にタオルマフラー、
8000名に「絶対J1」とプリントされた応援Tシャツが配布された。
そのマフラーをゴール裏全員が掲げる、回すという応援を練習。
みんながんばって試合前からやってくれている。
この試合の持つ意味は観客には十分伝わっている。

しかし…

【試合リポート】
試合はその観客の期待を裏切る凡戦。
両チームとも中盤をすっとばした放り込み合戦。
両サイドの慎吾、安藤もまったく精彩がない。サイドからの崩しは皆無。
そんな戦法、元々カウンター放り込みが基本戦術の神戸が有利に決まっている。
前半8分にDFラインの裏へこぼれたボールを神戸FW播戸に拾われゴール。
(このゴールだけなのに…神戸の前半のシュート…)

そのまま神戸にペナルティエリアを固められ、攻めあぐむサンガ攻撃陣。
後半に入ってハライOUTで田原投入。3トップでパワープレイとするが、
この日は黒部にキレがなく、田原のゴール前の粘りも生かせない。
松井もマークをはずせず時間が過ぎる。

後半14分、ゴール前のボールの競り合いに破れ0-2とされると、
神戸は完全にゴール前を固めて逃げ切りを図る。
サンガ攻撃陣にはまったく工夫がない。

唯一の見せ場は田原のシュート。
あわやというシーンも神戸の守備に弾き出され実らず。
結果論だがスタメンで田原を使っていれば…そう思ってしまう。

試合は終わった。
なすすべもなく。
残された希望は限りなく淡い光になった。
試合終了後、ブーイングする観客も多くいた。
でもうなだれる選手を見ると怒りを通り越して哀れに思えた。
ブーイングする気にはなれない。
若さゆえの弱さ、そう表現するしかない今の京都イレブン。

顔をあげてくれ。

俺達は最後までお前達と戦う。

俺達がついてるぜ!


【試合結果】 京都0-2神戸

【観客数】 16181人

【得点者】
 神戸:播戸8、オゼアス59

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK:上野5.5
 DF:安藤4.5、ビジュ5、手島5、鈴木慎4.5
 MF:森5(61分 大野5)、中村5、石丸5.5(61分 辻本5)、
   中払5(45分 田原5.5)
 FW:黒部4、松井4.5

【現在のリーグ戦サンガ勝ち点】23(最終節目標5-0以上で勝つだけ)

※翌日の市原-大分戦が引き分けとなった為、
次節サンガが残留するには仙台が大分に1点差で勝ち、
サンガがガンバに5点差以上で勝つ事が絶対条件。

11/8 2ndステージ第12節・ジェフユナイテッド市原戦 (京都・西京極競技場)

2003年11月08日 16時17分51秒 | サンガ観戦レポート2003
もう完全にテンパッてます。
前節、残留争いのライバル大分との対戦を0-1で失し、
年間総合順位も最下位に転落…一気にムードは崖っぷち。
さらにウチの会社の社員がリクレーションで市原戦の応援へ来ているときた日にゃ
もう平常心でいられる訳もない。無様な試合を見せたりしたら…月曜が怖い。

今日の相手の市原は元来苦手な上に、ステージ優勝争いの一角。
守るも責めるも苦戦は必至。
いつもはのんびりムードのサポーターミーティングもこの日は全体にピリピリ。

もう引き分けじゃダメなんや!
勝ち点3!
それしかない!

【サンガのスタメン&ベンチ】
 GK:平井
 DF:角田、手島、斉藤、鈴木慎
 MF:冨田、ビジュ、石丸、松井
 FW:黒部、田原
SUB:上野、林裕煥、中村、安藤、大野

黒部とのコンビネーションが悪く厄介者だったレジが累積警告で出場停止。
代わりに入ったのは個人的に期待している田原!たのむでユタカ!

【試合リポート】
【前半】
序盤20分…怒涛の市原の攻撃。
応援していても気が気じゃない…上の空。もう恐ろしくて観てられない!
前からのプレスがかからないくせにDFラインを高く保とうとするもんだから
チェヨンスにフリーでシュートを許すわ、
村井やら佐藤に最終ラインを突破されるわ、サンドロにはかき回されるわ、
果ては見た事もない15番(中島)にまでシュートされる
と言ったていたらく。文字通りやられっ放し…ううう心臓止まりそう…

ところがサッカーというものはつくづく不思議なものだ。
一発のプレーでここまでゲームの流れが変わるとは誰も予想できなかっただろう。
24分、最終ラインから斉藤がロングフィードしたボールを受けた黒部が
相手DFをブロックしながら角度のないところから体勢を崩しながらもシュート!

GOOOOOOOOOOOAL!!!!!

待ってたゼ!くろべ~!!!!!
抑え込まれていた分だけ一気にサポーターはヒートアップ!
流れの中で点を獲ったのは5試合ぶりか?やっぱりええねーゴールは!

この後サンガ側にとり憑いていた呪縛が逆に市原に乗り移った。
市原のチェックは甘くなり、パスミスが出始め、セカンドボールはサンガに…
ここまで坂本のマークに苦しんでいたプリンス松井も復活!
ウソのようにサンガ選手全員が活性化し始める。
フィニッシャー黒部とポスト田原という役割も明確になり
押せ押せムードのまま前半終了。
うぉぉぉぉぉぉっ!!!(興奮のあまり、ヘンです)

【後半】
なんと…ハーフタイムで田原に代えてミニラ?
おいおいピム、まさか1点を守りきろうなんて甘い事考えてるんじゃないだろうな?
慎重になるのにもほどがある!こりゃ後半開始10分が心配やな…
ポジションはミニラを松井の位置に入れて松井を田原の位置へ。大丈夫か?

しかしその心配は杞憂でした。(ピム、すまんかった…)
前半のサンガ攻勢の流れをそのまま維持している様子。(ホッ…)
ミニラもビジュとのコンビネーションも良く、効いている。
松井もFWに上がった事で前半よりプレッシャーが減って
得意のトリッキーなトラップからドリブル、パス交換と好き放題。
(ス、スバラシイ…)
こうなると追加点が欲しいところ。

そこへ最高のチャンスが訪れたのが後半の15分。
中央でボールを獲ったビジュが猛然とドリブル。
その左に黒部、右に松井!相手DFはまだ準備できていない!
ここでビジュは黒部にパス!
誰もが黒部がドリブルで持ち上がって、ビジュか松井へパス…と考えたが
なんと黒部はトラップしてそれを約25mから強烈なミドルシュート!

ズ  ド  ン  !

サポーターの度肝を抜くミドルはゴール左隅へ叩き込まれた!
狂喜乱舞のサンガサポーター!いつまでもつづく黒部コール!
そうや!そんなゴールを観たかったんやっ!
エース黒部のゴールで勝ちを確信したサンガサポーター。
さあ調子に乗ってさらに追加点獲ろう!!!

市原はチェヨンスを下げて巻を入れたがサンガDF陣が落ち着いて対処。
シュートを浴びるシーンもあったけれどそこは平井くんがナイスセービング。
そしてとどめは待ちに待ったこの人のゴール。
後半35分、黒部が空中戦で競り落としたボールを受けたプリンス松井。
中央をドリブル、つま先でチョンと蹴り上げたボールで
飛び出してきたGKをかわしてエレガントゴール!

と れ び あ ~ ん っ!!

ここで王子は体力の限界。足がつった模様。お疲れ交代。ご苦労様!
…ん?イム入れるの?なんで?DF別に崩されてないやん?
ここは大野か安藤投入じゃないの?

この交代のせいとは言えないかもしれないが…サンガのペースはここまで。
またしても呪縛はサンガ側にとり憑き直したらしい。
残り5分で立て続けに市原FW林に2ゴール決められ、
終わってみればヒヤヒヤの勝利。ロスタイムの長かった事、長かった事…

とりあえず…勝てて良かった。

あと3試合。

ぜ  ん  ぶ  勝  と  う  !


【試合結果】 京都3-2市原

【観客数】 12285人

【得点者】
 京都:黒部24、60、松井80
 市原:林86、89

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK:平井6
 DF:角田6、手島5.5、斉藤6.5、鈴木慎6
 MF:冨田5.5、ビジュ6、石丸5.5、松井6.5(84分 林裕煥5.5)
 FW:黒部6.5、田原5.5(45分 中村6)

【現在のリーグ戦サンガ勝ち点】23(目標勝ち点30まで残り7)

10/18 2ndステージ第10節・横浜Fマリノス戦 (京都・西京極競技場)

2003年10月18日 16時11分42秒 | サンガ観戦レポート2003
前節のアウェイでの痛い敗戦から2週間。ますます激しくなる残留争い。
そんな状況の中、今日の相手は目下ステージ首位の横浜マリノス。
厳しい試合になる事は予想できるが、なんとか勝ってもらいたい!

それなのに…嗚呼それなのに、それなのに…
試合前々日、ピム監督の今季限りの退団と来季オランダ領アンティル諸島の
代表監督に就任するという報道が…

な ん じ ゃ そ ら?
ど こ や ね ん あ ん てぃ る しょ と ー って?

もうええわ、来季ピムなんてどーでもええ。そやけど残留だけはしてもらうぞ!
心配なのは選手らが動揺したり気落ちしたりしてないかって事だけ。
不安を胸に西京極へ向かう僕。

【サンガのスタメン&ベンチ】
 GK:平井
 DF:角田、手島、斉藤、鈴木慎
 MF:冨田、ビジュ、石丸、松井
 FW:レジ、黒部
SUB:上野、中村、大野、町田、田原

お、今日はFWを二人も入れてる!?ピム、やる気あるやん!
僕の注目は田原。古巣との対決と言う事もあるし、
先週の佐川急便京都との練習試合では4得点と存在感をアピール。
この試合でも機会があれば何かやってくれると思うのだが…

【試合リポート】
【前半】
この日は僕の甥っ子(6歳)が初めてサッカー観戦に来た。
僕としては少しでも「応援って楽しいやん」って思ってもらいたかったので
ゴール裏サポーター席の中で甥っ子を肩車しながらいつも通りの応援。

さて試合はと言うと、序盤からマリノスの猛攻から始まった。
ドラゴン久保が速い速い!なんなくサンガDFラインを突破してくる。
いきなり中央右を突破されるがソコに立ちはだかったのが守護神・平井!
いつになく絶妙のタイミングで飛び出して間一髪セービング!

♪ひらーいイエィ!ひらーいイエィ!
 ひらーいなおひとイエィ!イエィ!イエィ!イエィ!♪

えーぞ平井!!!その調子でたのむぞー!

その後もほぼ一方的に攻め込まれるがDF陣が踏ん張りゴールを許さない。
特に斉藤は局面局面での判断がよく、守備だけでなく奪ってからの
前線へのロングフィードでチャンスメークまでやっていた。

とにかくマリノスはさすが首位と思わせるワンタッチのパスワークと分厚い攻撃で
サンガサポとしては気の休まる事のない45分だった。(時間がすごく長く感じた…)
なんせ相手のシュート6本に対して、サンガはなんとシュートゼロ。
さらに30分あたりから肩車していた甥っ子の重さが…うううお、重い…
でも耐えました。だって選手も耐えてるんだもんね!

【後半】
後半になっても甥っ子は「ここで応援したい」とノタマワレテまたしても肩車修行。
覚悟を決めました。90分間僕も闘うぞ!

そんな願いが届いたのか、後半はサンガにもチャンスが…
横浜が決定機をはずしまくるFW陣に業を煮やし、清水を投入3トップに。
さらに薄くなった中盤を省略するロングボール戦法に切り替えてくれた。
その結果、速攻が不得手な京都にとって中盤でボールが拾えるようになる。
そこから徐々に両サイドからの攻撃も出来始めシュートも生まれてきた!

相変わらずサンガのヤバいシーンは続出したが、今日の平井はホンマ「神」!
ことごとく相手の決定機を阻んでくれている!!
さすがの横浜も攻め疲れたのか、運動量が落ちてきた。
平井に神が降臨している間に早くFW陣がゴール決めて欲しい!!
でも入らない。肩が痛い、腰が痛い、でもここでくじける訳にはいかん!

肩の上の甥っ子が「なあ、このまま0-0で終わるんかなぁ?」と訊く。
「う~ん、そんなことないで!絶対サンガがゴールして勝つって!」と僕。

そうだ!!こんな時に流れを変えよう!選手交代だ!
今日はベンチに田原と町田がいる!動きの悪いレジに代えようぜ、ピム!
それともトミに代えてスルーパスを出せる大野の投入か?
どっちにしても何か手を打とうよ、ピム!

え?トミに代えてミニラ?それって引き分け狙いなの?また?
ライバルの神戸はもうデーゲームで勝ち点3獲ってるってのに?

そして疑問を残したまま試合はスコアレスドロー。勝ち点1。
守りきったサンガ。攻め切れなかったマリノス。
喜ぶべきか悲しむべきかなんとも微妙な試合結果。
僕自身も甥っ子を90分肩車をやり通しましたよ。一緒に闘う気持ちでさ。

「ボクの言うた通りやったなぁ」と肩から降りた甥っ子。
「うん、そやね…面白かったか?」と痛む肩をさすりながら僕。
「うん!本物のサッカー選手はすごいなー思た。」と甥っ子。

サッカー少年たちにはお前ら(サンガの選手)のがんばりは伝わってるよ。
次の大分戦は残留の懸かる大一番…だから次は勝ってくれ。頼むから。

【試合結果】 京都0-0横浜FM

【観客数】 11913人

【得点者】 なし

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK:平井8
 DF:角田6.5、手島6、斉藤7.5、鈴木慎6
 MF:冨田5.5(88分 中村-)、ビジュ6、石丸6、松井6.5
 FW:レジ5.5、黒部5.5

【現在のリーグ戦サンガ勝ち点】20(目標勝ち点30まで残り10)