西京極 紫の館

サッカー観戦、映画や音楽鑑賞、読書などなど、
日々のなんやらかんやらを書いてみようかな、と♪

8/24 第28節 FC東京戦(京都・サンガスタジアム)

2024年08月25日 00時32分20秒 | サンガ観戦レポート2024
イカす『スプラトゥーン3』のピッチイベント!
江戸の仇を京で討つ!イカすホーム3-0完封勝利

前節関西ダービーでセレッソを撃破、再浮上を果たしたサンガ。中三日で迎えた天皇杯R16ではターンオーバーして苦手大分に勝利。勢いを維持して臨む今節、ホームで対戦するのはセレッソと勝ち点38で並ぶ8位・FC東京だ。前回アウェイで対戦して敗れている相手だけにその借りを返し、残留争いライバルとの勝ち点差を広げ、あわよくばさらに上を目指せる位置に駆け上がりたい。

試合当日は外に出ただけで目が眩むほどの灼熱地獄。最寄りの駅まで歩いただけで汗ダクになって倒れそう。かなり体力を消耗しそうだと覚悟して亀岡まで来てみたら、意外にもひんやりした空気。かめきたスクエアの猫のしっぽのお姉さんに訊くとついさっきまで暑かったが雷が鳴り始めて急に気温が下がったとの事。どちらにしても応援する身には有難い。試合前のピッチでは対戦ゲーム『スプラトゥーン3』のイカすイベントをやってました。サンガの試合もイカす内容だと良いんだけど…

【サンガのスタメン】
 GK: ク ソンユン
 DF: 福田、宮本、鈴木義、佐藤
 MF: 米本、福岡、平戸
 FW: トゥーリオ、エリアス、原
 SUB: 太田、喜多、L.オリヴェイラ、川﨑、中野、平賀、ムリロ

金子クン累積出場停止で、今日アンカーを務めるのは天皇杯から引き続いて慎平。左サイドには響が入った。天皇杯で勝利に貢献した喜多クンがベンチメンバー入り。天皇杯で温存したハファが今日はスタメン。今日もゴール決めてくれるだろうか?

一方、F東のスタメン、ベンチには元サンガの白井も原川もいない。ディエゴ・オリヴェイラと仲川の2人には要注意。

【試合感想】
試合は序盤からサンガ猛攻。開始2分に得た右CK、キッカー平戸がゴール前に入れたボールにヘッドで合わせてハファ先制ゴール!これで移籍後6戦6ゴール。スゲーなハファ。その後もほぼサンガペースで試合が進む。サンガの連動したプレスがF東のパスミスやインターセプトを誘発している。追加点の匂いがプンプンするゾ!

その追加点は後半35分過ぎ、またしてもサンガCKのチャンス。平戸のキックに今度ヘッドで合わしたのは元F東の原大智!大智の恩返し弾で2点のリードのまま前半終了。ピンチらしいピンチもなく、ここまではパーフェクトな内容でした。
ハーフタイムのコトノちゃん。勝つで~!
次の1点がどちらに入るかで試合の流れは大きく変わる。その大事な1点は後半5分に決まる。慎平が相手のミスパスを奪い、マルコへ。そのマルコが絶妙な縦パスを入れると、相手DFの裏に抜け出した平戸がズドン!サンガの3ゴールすべてに絡む大活躍。

要注意だったディエゴ・オリヴェイラも仲川も今日はほとんど仕事をさせなかった。DF陣もよく頑張っていたが、アンカー慎平、インサイドハーフ平戸と米本の中盤3枚がすごく機能していたと思う。今年のベストバウトな内容ではないだろうか?アディショナルタイムにも途中出場した中野瑠馬がゴールネットを揺らしたがVAR介入、味方のハンドと判定されて無効になったが、ポテンシャルは示してくれた。サンガサポにとって最初から最後まで楽しめた試合だった。江戸の仇を京で討ったぞ~っ!イカす~っ!
最高最強~っ!
【試合後】
マジで今季が2シーズン制なら2ndステージの優勝を狙えるほどの成績じゃないか!瞬間的にはクラブ史上最高最強と言っても過言ではない。だが、現実にはまだ降格圏との勝ち点差に余裕がある訳ではない。次節は鹿島、その次は横浜Mと強豪との対戦が続く。目の前の試合一つ一つで勝ち点を積み上げ、一つでも上の順位を目指したい。


【試合結果】 京都3-0

【観客数】 13,193人

【得点者】
 京都 : エリアス2、原36、平戸50

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK: ク ソンユン6
 DF: 福田6、宮本6、鈴木義6、佐藤6
 MF: 米本6.5(69分 川﨑6.5)、福岡7.5、平戸8(90分 中野-)
 FW: トゥーリオ6.5(90分 ムリロ-)、エリアス7(83分 平賀6)、原7

【現在のサンガ成績】 9勝7分12敗 勝ち点34 15位↑(暫定)

【今日の私的MOM】
 平戸 太貴 : 1ゴール2アシストと全得点に絡む活躍で文句なし!

殊勲の二人。太貴と慎平。よ~やった!!
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8/21 天皇杯ラウンド16 大分トリニータ戦(大分・レゾナックドーム大分)

2024年08月22日 12時42分28秒 | サンガ観戦レポート2024
本気で天皇杯獲りにいくって事でイイかな?(笑)

平日でかつ700km遠方のアウェイナイトゲーム。こんな試合に京都から応援に駆け付ける奴らはバカ野郎だ。
僕もそんなバカの一人でぇ~すww

会社の有休使って試合当日朝6時半、マイカーに乗り込み自宅を出発。アウェイ新潟戦に続いて中津で高速を下りてお城見学(レポートは後日!)。中津城を堪能した後、さらに1時間かけて自身9年ぶりとなる大分ドームへ。大分ドームのネーミングライツがいつの間にやら変わっとる!レゾナックって…何の会社?

【サンガのスタメン】
 GK: 太田
 DF: 佐藤、オリヴェイラ、松田佳、喜多
 MF: 福岡、金子、川﨑
 FW: ムリロ、平賀、安齋
SUB: 圍、福田、宮本、平戸、トゥーリオ、原、エリアス

メンバーは当然の如くリーグ戦からターンオーバー(って言ってもベンチはほぼ主力入れてるけど…使わなくて済むならリーグ戦次節のF東戦に温存しときたいな~)。注目は初スタメン起用のルーカス(オリヴェイラ)とムリロ(コスタ)。ムリロがゴールしたらさらに前線の選択肢が増えるんだけどな~。

【試合感想】
今日対戦する大分とはあまり相性がよろしくない。J2プレイオフでも痛恨の敗戦を喫してる上に、ここ大分ビッグアイでは杮落しで勝って以来、勝った記憶がない。カシマ同様サンガにとっては鬼門スタジアムなのである。だが、今のサンガは絶好調。J2で15位と低迷している今の大分に勝てるハズ(と言いながら実はやっぱり心配)!

試合前半はその心配が的中。全然シュートまで行けない。前にボールが収まらないんだよね。長身の大智やフィジカルお化けのハファ、ボールコントロールの巧いマルコらがいないと全然ダメなんだな~。一方の大分も攻めきれておらず、ピンチもないけど、チャンスもないという低調な内容。こりゃやっぱ大智らレギュラー出さないと勝てないか…とか思ってたらルーカスが相手選手をペナ内で倒してPK献上。あ~あ、なにやってんだよ!?

大分のPKキッカーはFWの選手じゃなくてなぜかDFのデルラン。む…名前からして枠の外に出ルランって気がするけど…あ、やっぱり外したww助かった~!!

前半0-0で終え、迎えた後半開始10分過ぎ。サンガCKのチャンス。キッカーはムリロ(プレスキック蹴れるんやムリロ)。そのムリロの蹴ったボールを空中戦ヘッドで競り勝った佳大が決めて先制!!そこから平戸、マルコ、大智と主力を投入すると、当然の如く試合はサンガペースに。後半33分大分の茂平が大智を倒して一発レッド退場。数的優位も活かし1-0のまま逃げ切りもOKかと思われた後半35分過ぎ、颯太が敵ゴール前で収めて大智にパス。それを大智がシュートするもポスト直撃、リバウンドを抜け目なく颯太が押し込んで追加点。試合はそのまま2-0でサンガ天皇杯ベスト8進出!

【試合後】
カテゴリ差通りの結果と言えなくもないが、あのPKが決まっていればどうなったか分からない試合だった。それほど前線でボールが収まらなかったし、シュート出来なかった。結局主力投入しちゃったし、投入したらしたで主力と控えの差を再認識させられただけだった。キミらセカンドメンバーの底上げがないと本当の意味でチーム力がアップしたとは言えないからね。

天皇杯準々決勝の相手はどうやら千葉になったようである。水曜日ナイターでフクアリか…今回は仕事休めたけど、う~ん厳しいな。


【試合結果】 大分0-2京都

【観客数】 4,358人(百桁以下が京都から来た愛すべきバカ共の数、かなw)

【得点者】
 京都 : 松田佳56、川﨑81

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK: 太田6
 DF: 佐藤5.5(83分 福田-)、オリヴェイラ5、松田佳6、喜多5.5
 MF: 福岡5.5(65分 平戸6)、金子5.5、川﨑6(83分 宮本-)
 FW: ムリロ5.5(69分 トゥーリオ6)、平賀5.5、安齋5(69分 原6)

【今日の私的MOM】
 松田 佳大 : イヤな流れを一変させた先制ヘッド!さすが京都の漢(おとこ)!


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8/17 第27節 セレッソ大阪戦(大阪・ヨドコウ桜スタジアム)

2024年08月18日 10時03分59秒 | サンガ観戦レポート2024
ハットトリック達成、ハファ劇場で再浮上!

新潟との6ポイントマッチに敗れ、再び降格圏18位に転落したサンガ。痛い敗戦ではあったが、まだ上とはさほど勝ち点差は開いていない。一つ勝てば2つ、3つ順位を上げる事も可能だ。まずは連敗しない事。それが大事。

再浮上を賭けた一戦はセレッソとの関西ダービーマッチ。近場のアウェイゲームという事で長居公園には大勢の紫ユニ姿が集まった。ビジター席の待機列は前日から場所取りをしたサポも多かった様で僕が到着した開場前の16時頃にはもう長い列が出来ていた。でもこのヨドコウ桜は大旗専用のエリアを確保してくれているので慌てる必要はない。いざ入場!

【サンガのスタメン】
 GK: ク ソンユン
 DF: 福田、宮本、鈴木義、三竿
 MF: 米本、福岡、平戸
 FW: トゥーリオ、エリアス、原
SUB: 太田、オリヴェイラ、金子、佐藤、川﨑、平賀、ムリロ

前節、負傷退場して心配されたソンユンは問題なくスタメン復帰。同じく脳震盪退場したアピの代役CBは予想通りランニングマン宮本。そして右サイドには心之助が約一か月ぶりに復帰。本日のアンカーは慎平。前の3枚はマルコ、ハファ、大智。ベンチには腰を痛め休養していた颯太と新加入ムリロも名を連ねる。ムリロ…観たいな。

セレッソは現在6位。一時は優勝も狙える位置にいたが、ここ数戦は勝ちなし。2試合ゴールもない現状だが、16ゴール挙げているリーグトップスコアラー、レオ セアラがいるのでもちろん油断は出来ない。そして今日のセレッソには移籍した山﨑凌吾がベンチ入りしている。恩返し弾もご勘弁である。凌吾、今日だけは大人しくしててくれw

【試合感想】
ド派手な試合が動いたのは前半12分。ハファが前からの鬼プレスで相手DFのボール奪い取ってショートカウンター。ハファのパスを受けた大智のシュートはポストに弾かれるもこぼれ球に反応したハファが左足では初となる先制ゴールを決める!(VAR介入も問題なし)その5分後、心之助からのパスを相手陣ペナ右手前で受けた大智が角度をつけたループ気味の技ありシュートがファーサイドのネットを揺らし、あっという間に2点差。スゲー!!今日のサンガはこれで終わらない。前半28分、マルコからの優しいパスを受けた心之助が完全復帰アピールとなるゴールを決めて3点目!サイドスタンドに陣取ったサンガサポキッズたちがウェーブを作って盛り上げてくれてる!こ、これは…祭りの予感(笑)

しかし、ここから地獄のようなセレッソのコーナーキック10連発を喰らう。ソンユンとDF陣さらに前線の3人までがゴール前で体を張ってセレッソの猛攻に耐える。耐える。耐える。もう大旗部隊もこの時間帯攪乱横振り続けでキツかった。耐えに耐えてきたサンガ守備陣、AT突入直前ついに失点。点差は再び2点差に。3-0のまま前半を終えたかったところだが、まぁ2点差のうちはOK。

試合の流れが大きく変わりそうな次の1点。それを決めてくれたのはハファ。後半11分、心之助のクロスにヘッドで決めた。これはサンガにとっても、セレッソにとっても、デカく、重い1点である。サッカーで3点というのはまあある得点だが、4点となるとそう簡単に獲れる得点ではない。これでサンガの負けはなくなったと言って良いだろう。

その後、ハファがこの日3点目ハットトリックを達成セレッソがPKを含め2点を返すも、反撃はそこまで。余裕…とまでは言えないが、5ゴール2点のリードを守り切ってダービーマッチを勝利で飾った。
サンガ祭り…いやラファエル祭りや~っ!!!

【試合後】
サンガが4点以上獲ったのは今季初。J1リーグで5得点となるとなんと18年ぶりらしい(苦笑)なんにせよ連敗しなかった事、好調の流れを繋ぎ留められた事、取り敢えず降格圏から脱出出来た事、心之助、颯太らが復帰してくれた事、とにかく色々と良かった。あと時間は短かったがムリロ登場。ワクワクするようなドリブル突破を2度ほど魅せてくれたのも良かった。最後に…凌吾は途中出場ながら最後まで大人しくしててくれてソレも良かった(笑)


【試合結果】 C大阪3-5京都

【観客数】 19,019人(ビジター席はほぼ満員!がんばった!)

【得点者】
 C大阪 : ブエノ45、北野79、レオ セアラ90+6(PK)
 京都 : エリアス12、56、64、原17、福田28

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK: ク ソンユン6
 DF: 福田7(69分 佐藤6)、宮本5.5、鈴木義5.5、三竿5.5
 MF: 米本5.5(69分 川﨑5.5)、福岡5.5(HT 金子6)、平戸6(86分 ムリロ-)
 FW: トゥーリオ6.5、エリアス8.5(80分 平賀6)、原7.5

【現在のサンガ成績】 8勝7分12敗 勝ち点31 16位↑

【今日の私的MOM】
 ラファエル エリアス : 前線からのプレスでハット達成、まさにハファ劇場!

お前たち最高だぜ!
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8/12 第26節 アルビレックス新潟戦(新潟・デンカビッグスワンスタジアム)

2024年08月13日 16時52分21秒 | サンガ観戦レポート2024
このプレーで試合の流れが変わった。倒れているのはダニーロと交錯したソンユン。
色々痛い敗戦で降格圏へ逆戻り

後半戦だけの成績を見れば4勝2分0敗、勝ち点14で断トツ首位。史上最高最強のサンガやないかい!?瞬間的に、やけどね(笑)

前半戦なかなかゴール出来なかった大智もようやっと調子上がって来た。ハファ加入効果でマルコもリーグ戦初ゴール。平戸も存在感を示し始めているし、颯太のいない中盤は米本がしっかり穴を埋めてくれている。これでまだ出場機会のないルーカスや新加入のムリロが活躍し始めたら…誰をスタメン起用すれば良いか迷うやん?なに、この嬉しい悩みwwこうなったら行けるとこまで突っ走ろう!俺たちサポも一緒に走るぜ!

前日の試合結果で脱出したはずの降格危険水域18位に逆戻りしてしまったが、今日新潟に勝てば一気に14位まで浮上可能。なんとしても勝たないと!

試合当日は東北地方に台風5号が上陸して、その影響を気にしつつもちょっと早めの朝6時マイカーで京都を発ち新潟を目指す。高速移動中は時折小雨には遭ったが、思ったほど天候悪くなく新潟到着。一旦ビッグスワンを通り過ぎ、新発田城へ。お城見学(の模様は別レビューで!)後15時過ぎにスタジアム入り。結局、雨は降らずむしろ蒸し暑い。今日もスタミナ勝負になりそうだ。

【サンガのスタメン】
 GK: ク・ソンユン
 DF: 宮本、アピアタウィア、鈴木義、三竿
 MF: 米本、金子、平戸
 FW: トゥーリオ、原、平賀
 SUB: 太田、鈴木冬、オリヴェイラ、福岡、佐藤、中野、エリアス

米本がスタメン復帰で慎平はベンチ。前節ゴールを決めたハファはベンチスタート。代わりにソラが先発。ハファは前節も途中交代したがどこか痛めているの?加入発表されたムリロはやはりデビューは天皇杯あたりになるのだろうか?ルーカスのピッチ上のプレーも観たい気はするが…出番はあるのか?

ポゼッション重視のサッカースタイルを志向する新潟はサンガにとって相性は良いはずだが、前の対戦ではロングボール戦術を採られて不覚を取っている。元サンガでもある力蔵監督はまた何かやってきそうな予感。

【試合感想】
その力蔵監督、やっぱり今回もやってきた。ボールをサンガに持たせて自陣ゴール前をがっちり守る本来とは真逆な戦法を採用する。ハイラインハイプレスが信条のサンガは、ボールを自分が持っているとプレスが機能しない。新潟との対戦では1点が勝負を決める事も多い。お互いに先制点だけは許さないぞという慎重な試合運びとなった。ポゼッションしているサンガがやや攻勢と見えた前半だったが、1度のミスが試合の勝敗を分けた。

前半20分過ぎ、ソラのバックパスが受け手の三竿と合わず、新潟のダニーロ・ゴメスに奪われそうになる。追うべき三竿が同じく止めよう出て来たソンユンとお見合い状態となり、最後はソンユンがダニーロとペナ内で交錯、決定機阻止と判定されPK献上。さらにこの際ソンユンが痛み、その影響もあってか小野のPK止められず先制許す。一発レッドで数的不利になってもおかしくなかった。イエローで止まったのは不幸中の幸い…だったが…。

さらにアクシデントは続く。終了間際、アピが空中戦の競り合いで脳震盪。一度はプレーに戻ったが、再び倒れピッチを去ってしまった。アピに代えて響を投入し、宮本を右CBにポジションチェンジし、前半を1失点で凌いだ…っていうか、新潟のシュートって小野のPKの1本だけやないかい!ノーチャンスの相手に負けてるんかい!?

ハーフタイムでサンガ3枚替え。やはりソンユンはダニーロとの交錯時に負傷したようで岳志が急遽登板。バックパスでミスをしたソラと三竿も交代。ハファと冬一にチェンジ。その後半、新潟はまたしても戦術変更。本来のポゼッション重視のパスサッカーに戻して来た。そうなるとサンガのプレスが効き始めて攻撃の形は創れる様にはなったが、シュートが悉く枠を捉えられない。これって勝てへんかった頃のサンガの形やんか。

追いつけそうで追いつけずにいると、相手に追加点を許してしまうところも、ダメな時のサンガ。後半25分、交代出場の谷口にヘッドで2点目を与えてジ・エンド。上位浮上の足掛かりと成り得た大事な大事な6ポイントマッチで新潟に屈辱のシーズンW敗戦。順位は降格圏18位に逆戻りとなった。

【試合後】
前節は奇跡的に逆転勝ちしたが、そんな奇跡は何度も起きない。同じ様な守備の連携ミスを繰り返し、せっかく積み上げて来た良い流れも自ら叩き壊すなんて…情けなくて泣けてくる。次節までに守備を立て直して欲しいが、ソンユンとアピが負傷。もしかするとしばらくピッチには戻って来られないかもしれない。台風5号は大丈夫だったけど、にわかにサンガDF陣には暗雲が立ち込めて来た。いよいよルーカス オリヴェイラ殿登場かな?


【試合結果】 新潟2-0京都

【観客数】 27,643人(満員とは言えないまでも八割方埋まっていた)

【得点者】
 新潟 : 小野25(PK)、谷口70

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK: ク・ソンユン5.5(HT 太田5.5)
 DF: 宮本5.5、アピアタウィア5.5(43分 佐藤5)、鈴木義5、三竿4.5(HT 鈴木冬5.5)
 MF: 米本5(76分 福岡5.5)、金子5.5、平戸5(67分 中野5)
 FW: トゥーリオ4.5、原4.5、平賀5(HT エリアス4.5)

【現在のサンガ成績】 7勝7分12敗 勝ち点28 18位↓

【今日の私的MOM】
 福岡 慎平 : 途中出場ながら彼と冬一だけが状況を打開しようと足掻いてくれたが…


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8/7 第25節 名古屋グランパス戦(京都・サンガスタジアム)

2024年08月08日 00時59分03秒 | サンガ観戦レポート2024
リーグ再開!数的優位を活かして大逆転

サッカー男子が決勝トーナメントでスペインに敗れ、パリ五輪もサッカー目線で終幕。中断していたリーグ戦が今日から再開される。各クラブは夏の移籍ウインドウで獲得した新戦力を実戦投入してリーグ戦に臨む。ウチもすでにスタメン起用し始めている米本、ハファに加え、圍、ルーカスも本格稼働、ここから反転攻勢といきたいところである。

37度の高温多湿の中、仕事を早めに切り上げてサンガスタジアムへ向かう。ミッドウイークながら名古屋サポはビジター席を埋め尽くしている。その熱意には頭が下がる。でも勝ちは譲らんよ、マジで。

【サンガのスタメン】
 GK: ク・ソンユン
 DF: 宮本、アピアタウィア、鈴木義、三竿
 MF: 福岡、金子、平戸
 FW: トゥーリオ、エリアス、原
SUB: 太田、鈴木冬、オリヴェイラ、松田天、佐藤、中野、平賀

名古屋からレンタルの米本は出場できず。颯太もパリ五輪で受けた負傷未だ癒えずか欠場。代わりは金子と慎平。米本以外はシュツットガルト戦の先発メンバーと同じ。サマーブレイク明けも果たして好調を維持出来ているかどうか?それはこの試合の結果如何に掛かっていると言って良い。

対する名古屋は首位争いをしていたシーズン序盤の勢いは鳴りを潜め、サマーブレイク前に挙げた久々の勝利の立役者・相馬が復帰後たった1試合で町田へ電撃移籍。これがどうチームに影響するのか?FWには昨季サンガに在籍していたパトリックが先発起用。恩返し弾には注意したかったが…

【試合感想】
サンガDF陣の連携ミスから5分、19分と連続被弾。それも一番決められたくなかったパトリックの2発。三竿と義宜の左サイドがズタボロ。アピはアピでハイラインの裏を再三突かれてピンチの連続。名古屋の丁寧なビルドアップにサンガは後手後手に回らされている。空中戦の競り合いでもほとんど負けてるし…前半の内に1点でも返せれば何とかなるかもとか思ったりしたけど、結局チャンスらしいチャンスを創る事さえ出来ず前半終了。正直この時点では120%負け試合だった。

ところが思いもよらないアクシデントで状況は一変する。後半入りっぱなの2分、前線でボールを収めた大智に競り合った名古屋DF内田が一発レッドで退場処分。サンガは数的優位に立つ。ここから試合の流れは一気にサンガに傾いた。後半14分の大智からのクロスにハファがニアで合わせるダイビングヘッド先制ゴール!押せ押せ状態になった26分には平戸のクロスに大智ヘッドで同点!!こうなればもう勝つっきゃないでしょ?その8分後に待望のリーグ戦初となるマルコのゴールで怒涛の逆転劇~っ!!!サンガの前線3人揃い踏みで、もうサンガゴール裏はお祭り騒ぎだった。

【試合後】
勝つには勝ったが、名古屋のレッド退場がなければ、逆にウチが大敗を喫していた可能性もあった。前半のウチの守備の混乱は目も当てられない酷さだった。ここは次節までにしっかり修正しておいてもらわないと困りまっせ。
殊勲の平戸、マルコ、ハファのご挨拶
ともあれ、サンガスタジアムでやっとこさ2勝目。順位も一つ上がったけれど、まだまだ危険水域から抜け出したと言える状況でもない。勝って兜の緒を締めよ。目の前の一試合、一試合をしっかり勝っていかないと。ここから史上最高最強を目指すんだからね!


【試合結果】 京都3-2名古屋

【観客数】 14,924人

【得点者】
 京都 : エリアス59、原71、トゥーリオ79
 名古屋 : パトリック5、19

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK: ク・ソンユン6
 DF: 宮本6、アピアタウィア5.5、鈴木義5、三竿5
 MF: 福岡5.5(HT 松田天6)、金子5.5、平戸6
 FW: トゥーリオ6.5(90+8分 佐藤-)、エリアス6(90+1分 平賀-)、原7

【現在のサンガ成績】 7勝7分11敗 勝ち点28 16位↑

【今日の私的MOM】
 原 大智 : ハファの先制Gをアシスト、自ら同点Gも決め試合の流れを決定づけた

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