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西のつぶやき

日々考える事

初盆、終戦記念日、雨

2011-08-15 13:24:48 | Weblog
8/15
 今日は父の初盆だ。母も6年前に亡くなり、寂しい盆となった。
 昨日はお坊さんにも来てもらい、お経をあげた。親戚もごく限られた数しか参加がなくて、簡素なものとなった。

 私も51歳になったが、この年で両親を失うとは思ってもいなかった。現実になった今、特に寂しいということはないが、何かにつけ両親との会話を思い出す。
 「人に迷惑をかけるな。人のために頑張れ。まじめに働け」小さい時から、よく言われていた。その時は口うるさいと思っていただけだったが、今はほんとに大事なことだと思う。

 高度成長期だった昔は、まじめに働けば何とかなった時代のような気がする。小さいながらも我が家。円満退職。退職金をもらって第2の人生。そんな一生が当たり前だった。

 しかし、今は、働きたくても仕事がない。大震災を受けたところはいうまでもない。仮設住宅に避難した人は、自立が前提だそうだが、就職先がないため、お金がない。だから稼げない人は、避難所を離れたがらないという。さらには放射能の被害を受けた地域は、農林水産業でせっかく作った品物が売れない。しかも避難区域には我が家にも戻れない。

 被災地以外でもある程度似たような状況になっている。原子力発電がストップすることなどにより、企業が生産拠点を海外に持っていく志向を強くしているというが、それは国内の雇用の場を失うことに他ならない。また、地場中小企業、商店街が減少していることもそれに拍車をかけている。国内中小企業、農林水産業に力を入れて内需を拡大する施策が今は本当に重要な時期だ。

 これからもっとグローバル化がすすめば、そのうち、大学を出ても英語を話せない学生は就職できないだろう。中国や韓国など東南アジアの語学達者な学生が日本企業を席巻することになるような気がする。だから、大企業に就職をめざすのであれば、本当に英語を話せる力を子どもたちにつけさせなければ、日本人は仕事がなくなっていく。

 話はそれたが、お盆に帰ってくる御魂には、今の日本はどのように映っているだろう。戦争で祖国のために戦い散っていた魂。原爆で一瞬にこの世から消された魂など様々な魂があるが、故郷や我が家に帰ってきて、子や孫たちの暮らしぶりを楽しみにあの世から戻ってきているだろう。生きている私たちは、祖先の御霊に感謝して、しっかりした、家庭、地域を守り続けていかなければならないし、そういう姿を見せなければいけない。特に政治を目指した私は頑張らなければならない。

 昨日今日と、珍しく一日中、強い雨が降り続いている。終戦記念日は毎年、暑い晴天だったのに珍しい。もしかしたら今の日本を見た先祖の魂が、悲しく号泣しているのかもしれない。
  

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1 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (オカ)
2011-08-15 23:34:00
こんばんは。
そうですね。
グローバル化になり、
これからはいろんな人種の人達とかかわっていくようになってくるだろうし、語学力?って
必要不可欠ですね。
少し西さんの話からずれますが、熊大あたりも
留学生をかなり受け入れられているようですが
いろんな意味で留学生の方のフォローアップしてあるのでしょうか?

昨日今日の雨は、涙雨かもしれませんね。
頑張ってください。

写真楽しみにしてます。
昼間は留守にしてますので、
ソフトボールの試合の時にいただけますか。
よろしくお願いします<(_ _)>
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