西のつぶやき

日々考える事

解散総選挙、民進党の解党、希望の党は私たちの希望なのか

2017-09-29 08:47:48 | Weblog
9/29
 昨日、臨時国会が開かれ、首相の所信表明演説もなく、野党からの不信任決議案もなく、民進党を中心とした野党の主席もない中で、衆議院が解散された。
 これほど議会を軽視した、国会運営は考えられない。憲法に規定されている議会制民主主義を、憲法を守らなければならない内閣が、軽視したことは大きな問題だ。

 そして、大義のない選挙が開始される。・・というシナリオだったのだが、小池新党である「希望の党」が゜設立され、一部国会議員が集まってきたと思ったら、民進党が一挙に解党して合流宣言を行った。
 2大政党を実現するため、安倍政権を倒すため、原発ゼロを実現するため等々の理由は大いに賛成だが、現実的な憲法改正や、安保法制についても実現するという、中立的な保守勢力を目指すという。このことは、最終的には自民党と合流する可能性もあるのではないかという懸念がぬぐえない。

 まずは、目の前の目的を達成するための選挙に全力を注ぐべではあるが、それが本当に有権者にとって大事なことなのか。国民や地方議員の意見は置き去りに、議論もないまま、国会議員の生き残りのための小手先の選挙対策ではあってはならない。逆に国民からの政治家の本質を問われる選挙になっているのではないかと思う。

 しかし、あまりにも時間がないし、ドラスティックな変化となっている選挙である。様々な講釈を垂れている場合ではないだろう。時代を先取りする感覚が求められている。
 先の参議院選挙から、「戦争に突入するかもしれない、歴史の転換点となる選挙になる」と訴えてきたが、具体的にしかも前原代表は退路を断った選挙を仕掛けたわけであるから、まさに明治維新のように、革新的な未来を目指しての選挙そして政治運動にしていかなければならないと考える。
 私自身は、政権を握るということに躍起になるのではなく、国民が主権となり、国民に支持を得られる施策を実現していく政治体制を目指し、そして絶対戦争を起こさない日本。核や放射能でおびえない原発削減に向けての日本を目指していきたい。

解散総選挙か

2017-09-18 14:31:22 | Weblog
9/18
 突然の解散総選挙の風が吹き始めた。来年の12月が任期満了なので、いつあってもおかしくはないが、森友学園、加計学園問題で自民党が失速していたのに、山尾議員問題による民進党の失速、小池新党ももたもたしている間に選挙に打って出るのは、自民党としては至極当然だろう。

 しかし、問題なのは北朝鮮の動向だ。ミサイル問題で危機感が増す中で、保守層の支持により自民党の支持が高まる一因もあるが、それくらい危機感がある中で、政治空白を作ることになる選挙に大義を感じない。本当に危機感があるのだろうかと疑ってしまう。

 しかも、消費増税、憲法改正も視野に入れて、国会の議論をへないままに、いっぺんに選挙によって解決していこうとしている。このまま自民党政権が勝利すれば、国会審議は適当にされ野党の意見はかき消されてしまうだろう。その結果、消費税増税によって税金は上がるし、その税収アップ分は、今は少子化対策に使うといっているようだが、必ず防衛費に回されるだろ。またオリンピック・パラリンピック大会をまじかに控えて、わけのわからない公共事業費の増額も見えている。

 結果として、地方は衰退し、大都市へ人と金が集まる経済政策がいっそう進むことだろう。

 政治も一方体制翼賛的な政治集団が出来上がり、憲法を改正し、アメリカの良きお友達として、戦争への道をまっしぐらと、まるで戦前のような政治体制に向かうのではないか。
 歴史的に大変なターニングポイントとなる選挙だと私なりに考えているが、争点の見えないまま、雰囲気で終わってしまう選挙になるのではないかと懸念する。

県政報告会

2017-09-10 18:09:57 | Weblog
9/10
 昨日、県政報告会並びに地元後援会総会を開催した。
 130人ほど参加していただき、自分なりに盛会にできたのかなと思う。12年前からの後援会総会の開催についても、役員の方をはじめ支持をしていただく皆さんに感謝だ。

 直近の県政のテーマや動きを報告するるともに、これからの展望を報告させていただいた。また、最近の議員の不祥事報道を取り上げ、自分は「決してそんなことは致しません」と強く宣言させていただいた。
 国政は、風によって大きく投票行動が動くが、地方議員は支持者との信頼のある政治をしっかりすることだけだと思う。

 また、新たな一年に向かって頑張ろうというエネルギーを頂いた、県政報告会そして総会だった。