戦場ヶ原からこんにちは

日光自然博物館がお送りする奥日光の自然情報+αです。

ん~~秋色の小田代原

2013年08月19日 | 自然情報

きのう、18日の奥日光
Akanuma_aozora
朝からよく晴れて、日向では汗が流れるほど
とはいえ、気温は24.5℃(12:45赤沼自然情報センター)と、やはり別天地なのですねぇ

 

さて、あまり前向きでない言葉づかいで情報を出してからまる一か月
小田代原はすっかり秋になってました
Odasiro
こちらは幅広木道少し手前
13日の(とし)の状況と比べてどうでしょうか?

Odasiro_akiiro
西側から貴婦人と男体山

Hozaki_wide
お花畑 ホザキシモツケ群落

Ohanabatake_yori
お花畑から南側

今回は、時間の都合でここまで
原の中の色の具合もそうだけど、花もすっかり夏→秋の入れ替わりなのです

Waremokou
ワレモコウは見ごろ

Kasensou
カセンソウも目立つ

Yanagitampopo
ヤナギタンポポはこれから見ごろ

Kifujin_to_akinokirinsou
あちこちに黄色の群落をつくっているアキノキリンソウ 当たり年かな?

Sobana_2
たくさんあるけど、しおれたつぼみも目立つソバナ なぜに!?

Furo_kouyou
足元を見れば、赤く色づいたハクサンフウロの葉っぱ
草紅葉もスタートなのです

 

そして、植物に加え目立ってたのがトンボ
Tombo_to_azami

タイミングによっては、こーんなふうにブンブン(??)飛び回ってます
Tombo
ご存知の向きもあるでしょうけど、奥日光でトンボが目立つのは春から夏にかけて
アキアカネなどは、平地から避暑に来てるという説もあるほどで、赤~く色が付けば里に帰っていく物が多く、トンボが見られるのもあとわずか

まだ暑いけど、『お盆を過ぎたら秋風が吹く』奥日光の暦は、いつも通りに進んでいるようですね (も)