二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

思いすごし

2010-08-29 10:10:35 | 徒然に想う
国際理解だ、協力だとか思いながらも、心から信じていない? いや、正直なところ、不気味で不安すら感じてしまう。どうしてなんだろう…。またレアアースに関して、こんなニュースを読んだ:

日中間の「ハイレベル経済対話」が28日、北京の人民大会堂で開かれた。日本は中国が7月に発表した「レアアース」の輸出規制の見直しを要請。世界経済の回復に向けた対応や経済政策や金融政策などについても関係閣僚が意見交換。知的財産権の保護問題についても議論したほか、環境・エネルギー分野の協力強化で合意する。

かの国は世界の供給量の9割超を握るというから仕方ないかもしれない。が、米国といい、この小さな島国といい、元締めに手をスリスリ、大きな風呂敷を持って出向き、嫌われないようお伺いをたてているかのよう。

「独裁者」というチャップリンの映画がある。間違って独裁者のいすに座らされた男が、風船でできた地球儀を執務室で、それこそ世界をもてあそぶかのように、放り投げたり蹴飛ばしたり好き勝手するシーンがある。もちろんそのままいかない、最後に地球儀は割れてしまう。

米国は自前でなんとかなるとして、日本なんて機嫌を損なわれてしまわれたら。ほかの国に求めようにも、恐らく食糧や貿易関連でその国々は抑えられてしまっていて、日本に窓を開くことはあるまい。淀川長治が「独裁者」を紹介した際、「もしヒトラーが世界を征服していたら、見事に無残に殺されたでしょうね」とコメントされていたのを思い出す。





今日の一枚:日の出時間がだいたい5時10分ころ。何も制約がないから、その時間の30分ほど前に家を出た。切り通しにへ向かう畑の道にて。

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