二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

年齢制限?

2013-04-30 20:23:12 | 徒然に想う
「大人の休日倶楽部」に入れるようになってしまう…。まだ幾ばくかの月はあるにしても、まだまだずっと先のことと思っていた。それがねェ、直に入れてしまうと言うのだから…。いや、恐ろしい、恐ろしい。





今日の一枚:神社を出たところにあるイチゴのハウス。そのわきに、多分ジャーマン・アイリスが植わっている。その一本。5時20分頃。

正確なダイヤ

2013-04-29 13:14:54 | 徒然に想う
(28日にアップしようとしたもの)

電車がダイヤ通りに運行される。その正確性は驚異的で、世界でも有数なレベルとか。日本人の几帳面さを表したり、国民性を表しているとも聞く。

もちろん、ピッタリ、ダイヤ通りというわけじゃない。見ていると、何もない場合、一分以内の揺らぎがある。だが、同時刻に何編成もの列車が何十キロで疾走し、何百、何千の乗客が乗り降りしている。そんな中、車体の制御、ダイヤの制御、いろんな技術を駆使して、そんな揺らぎの幅の中に納める。驚異的である事に間違いない。

正確であるということに落とし穴が潜んでいる。正直、ちょっとでもズレれば、イライラし始め、10分も20分もズレたら、鉄道会社に当たりたくなる。そんなズレで、そんな時間で何がどう変わるというのだろう。が、気持ちを掻き乱される。

今まで、ダイヤが正しく維持される。それが当たり前だと思っていた。…どうしたんだろう。それが妙に虚しい。正確ということに慣れされ、自分の時間でないものに従わらされていることを忘れさせられていた、からか…。





今日の一枚:昨日、5時半頃。遊水池にて。

サクラ咲く

2013-04-27 09:55:21 | 徒然に想う

早く咲くやつもいれば、みんなと合わせ満開の中の一輪になるようなのもいる。だが、こうして、もう誰もが咲いていないだろうと思うようなときに、葉が生い茂る中、ひそかに咲くやつらもいる。どれもが美しい。

…いやいや、そうじゃない。

この花が一番。一番花と同じように、我が道を、我が時を、誰かに指示されるのではなく、自らの思うままに咲いている。だが、それだけじゃない。これだけ葉が生い茂っている中だから目立たない。目立つ目立たないなんて全く意に介していないし、周りから注目されるされないも関係ない。周りからどうかということでなく、ただ咲いている。

今まで何度こんな機会を逸してきたことだろう。どれだけ、近くを歩いたことか、チャンスがあったことか。ただ、今朝は遊水池の土手に着き桜の葉のトンネルに入った時、偶然目にすることができた。どうしてその方向を、その場所に目を向けたのか、全くわからない。自然が何かを教えようとしたのか…。歩いていると、こんな素晴らしい光景に出合える。自転車や走っていたら、決して目にすることはなかったろう。散歩の、いや歩くことの良さは、こんなところにある。そして、これが自分にとって心地良いリズム。

自分のリズムを見つけたい、手にしたい。そう思い続けてきた。それがようやく何とかなりそうな雰囲気になってきた。自然の花々のように完全に自分でコントロールするには至らないかもしれない。が、ある程度実現させられる、そんな気がする。今朝の、これらの桜のようになれれば、最高なんだが。

 

 

今日の一枚:5時、遊水池の畔の桜並木にて。

 

 


カッコイい?

2013-04-24 22:25:28 | 徒然に想う
カッコイいって、どんなこと? 良いおべべを纏っていること? そんなことじゃないよね。 年を取っていること? それも違うよね。見たくれなんて、なにも語らない。

隣にいる人のことをどれだけ思いやってるか、そのことを意識せずにどれだけ表現できるか。言い方は物凄く酷いが、Tシャツ姿の若い女の子だって、無礼なオバチャンを一蹴する。そんな子に貫いている何か。その何かが何をさておいても、カッコイい! カッコイいって、そんなこと、大げさなことじゃない。

帰り道、庵主のズボンに濡れた傘が押し付けられていた。隣りに座ってた子が傘の持ち主、オバチャンに一言、注意。カッコ良かったなぁ!

ドッペル・ゲンガー?

2013-04-24 21:29:02 | 徒然に想う
何かの拍子に、「道」を思い出すことがある。例えば、会社から昼飯なり最寄りの駅に出ようとすると、高速道路の下をくぐる。それは香川県に入った頃、見かけた光景。

歩いている限り似た光景を目の当たりにする。あぁ、早くお四国をまた歩き出したい。




今日の一枚:神社下の公園。モミジの若葉が文句を言いながらも開きだしてる。

待ち遠しき水音

2013-04-23 18:34:28 | 徒然に想う
また一つ、夏が近付いた証しを見つけた。夕方窓から見下ろすと、学校のプールがきれいに清掃され、スッキリ。今までの藻や落ち葉などの濁りなど一切なくなっている。

《空盗み まっ青プール 子らを待つ》



いつでも、来い! と言わんばかりだ。






今日の一枚:オフィスの窓から。16時頃。

変わりゆくただ中

2013-04-22 12:37:54 | 徒然に想う
「穀」雨が「酷」雨じゃなかったかと思うくらい寒かった土日。仙台では40数年だか60数年ぶりに1センチの積雪、長野マラソンも雪の中。桜が凍えていた。寒暖の差が大きい、大き過ぎ。

それでも、ニュースではGWの混雑予想。GWが終わる頃には、立夏となって季節がまた進む。


《いずこから 綿毛いずこへ 春連れて》





今日の一枚:5時頃、遊水池のほとりにて。

肌寒い「穀」雨

2013-04-20 16:50:37 | 徒然に想う
どうも週末になると天気が良くない。この土日も寒く、雨勝ちの予報。されど、天気に負けじと、小川町の畑へ。

カボチャ、インゲン、ナスタチューム、バジルを播種。先日切った竹を整理して、午前中で切り上げてきた。

奇しくも、今日は穀雨。穀雨とは、穀物の成長を助ける雨のこと。『暦便覧』には「春雨降りて百穀を生化すればなり」とウィキペディアから。

これを行いの良さというだろうか。家に着く頃、傘は要らないほどだが、雨が降ってきた。発芽が促されればいいが。また来週の楽しみが増えた。

《種蒔いて 帰る途中の 穀雨かな》

美しい、その瞬間の次

2013-04-18 19:04:59 | 徒然に想う
遊水池の入り口から木道へのスロープを下りていくと、湿地帯。そこに菖蒲や色々な湿地を好む植物が群生している。この季節、多種多様な緑や花が咲き始め実に楽しい場所になる。

今朝、そのスロープを下りていくと、一輪の黄菖蒲。確か…、昨日の朝は咲いていなかった。今年初めてなので近寄って、一枚パチリ。まだ青の時間の余韻を残す水面が背景…うん。

《朝陽待とう 黄花菖蒲と 佇んで》



「あっ、花が咲いてる」と目に飛び込んでくる。すると、最初はきれいだなぁと思う。だが、次の瞬間、「どうして」「なんで」今まで気付かなかったのだろうと…。もちろん、前日通ったあとで咲いたかも知れないが、見ているようでなにも見ていない。あるいは、記憶するセンスがない…のかと思うのだ。どちらにしても、美しいものは美しいのだからかまいやしないが、ものを見ることの難しさを感じる瞬間だ。





今日の一枚:先ほどの黄菖蒲。4時50分頃。