二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

「キビ」のこと、しりたいなぁ

2017-08-05 15:38:22 | 徒然に想う

昨日のこと、台風五号の影響の不安定な天気。草刈りが一段落してたことから、冬野菜の種蒔きをした後、市内にある牧野植物園でやっている『「きび」と高知の暮らし』を見に出かけた。改めて、貰ってきたパンフレットを読み返してる。

栽培技術として面白い。①今でいうところのコンパニオンプランツの手法が取り入られてる。土地の有効活用という観点でもあったろうが、昔の人は良く知っている。紹介されてたのが、二種類。キュウリ、マメ類(アズキ、ダイズなど)。混植するとキュウリは病気にならない。マメ類は窒素固定をしてくれて、「キビ」がよく育つ。さらに、②播種するタイミングをずらし、収穫期間を延ばす「時間差」方式の採用。③連作もやってるし、ハダカムギとの輪作もある。④播種するときは、山のもんのために五粒。⑤定植するとき、二、三本で一組にし、定植後の発根を促すため葉を切る。驚くのが、⑥紙漉きで使われるミツマタと「キビ」の関係。展示を見たとき、三圃式の輪作体系のような図があって、その中にミツマタが組み込まれてた(これがパンフレットで確認できない)。どうも、「キビ」のお世話がミツマタにもつながるんだとか。食物と換金作物とを合わて作る知恵、なんとも合理的。

地域活性化の資源はどこにあるか。その地域が望んでることを把握しすり合わせた上で、外から持ってくる。どこかの地域で成功したからと言って、そのビジネスモデルをただ持ち込んだり、持ち込ませては成功しない。むしろ短期間で費用の無駄に終わる。地域の当事者性を顧みなければ成功は望むべきもない。一方、地域内にあるもの、例えば、この「キビ」に関する技術、生活習慣を振り返ってみること。それを引き継でいくことも資源と見做せるのではないだろうか。温故知新方式といったらいいか。

「キビ」の栽培は雑穀類やイモ類と比べて日が浅い。しかし、七夕やお盆の行事に神様にお供えされているところから、大切な欠かせないものとして生活の中にあった、とか。実際、こうやって中山間地で生活していると、いかに水を引き田を作り稲を育てるか、その壮絶さはいとも簡単に想像がつく。アワ、キビなどであれば、斜面でも畑地があればしよい。まっこと大切にされてきたんだろう。こういった技術(知恵)は、まさに地域の一つの資産。ただ、どうしてもそれを継ぐ人たちが少ない、いない。お祭りも同じ。廃れてもいいだろうか、果たして・・・。

 


今日の一枚:台風5号に備えて、昨日から上流にあるダムで予備的放水が繰り返される。ラフトは多少水が多い方が楽しいか? 15時過ぎ、家に帰る途中。

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