今週から2回に分けてWJの記事は書きます。主に、ラブコメ枠中心ですけど。
◆恋染紅葉
坂本次郎×ミウラタダヒロによる新連載。
まずは一言・・・面白かったですね!!(笑)。
読切の出来が非常に宜しかったのであれ以上のインパクトを出せるかどうか不安でもあったんですが
蓋を開ければあの時と変わらないくらい純真で初々しい恋愛模様がここにあって
個人的には大満足の一話でした。ただ、読切の場合は後先考えなくてもいい節があるので
キスシーンまで描いて最高の読後感に仕立て上げられた訳ですけど
連載となるといきなりキスまで描いちゃダメだろうから
その意味では読切を越えた!なんて軽々しく書くことは出来ないです。あれはあれで最高だったので
単純に比較は出来ないんですけど、
ただ連載なら連載なりの盛り上げ方があるだろう、とも思うので
その点でも今後の展開に期待、ですね!
こんなに可愛いとヒロインと恋愛ゲームが出来るだけでワクワクして来ます!
それくらいの期待値は持たせられた一話だったのではないでしょうか。すっげえ良かったです。
具体的にどう良かったのを書くと、
凄く恋愛、誰かと恋をする事に主人公が純粋なんですよね。
憧れの女の子にドキドキする気持ちだったり、一つ一つの仕草や事実に歓喜する部分だったり
好きな女の子を全力で守りたい!って気持ちだったり・・・
不快感を与えない主人公作りは出来てるかなあ、と。若干某タカヤっぽさは出ちゃってますけど、
まあこの程度なら問題はないのかな。
ぶっちゃけ作者がタカヤであろうとなかろうとあんまり気にしないんですが
確かにマイナスイメージは確実に存在するだろうから隠すのもまた道理なのかなあ、と思いつつ
自分は別にタカヤが大嫌い!って訳でもないんですけどね(笑)。
ただ自分は嫌いじゃないけど、世間的には恐らくタブーな作品だとは思うので
これ以上面影が出すぎると若干危ないかも、ですね。
適材適所って感じじゃないですかね。
この漫画は現在のWJラブコメの中では最も年少の読者向けって言うか
分かりやすい作りになってるんじゃないかなあ、とか思いますね。大人向けのネタもないし
切なさを煽ってるわけでもない、特殊な設定はほぼないと言っていい
あるとすれば芸能人ネタくらいですけど
ぶっちゃけ装飾程度で
本格的に芸能云々って話にはならないだろうし、一番分かりやすいラブコメって事で
割と人気は取りやすいかなー、って思う。その点を考慮すると他二つも大好きな自分にとっては
若干複雑でもあるのですが・・・まあ、上手く共存してくれるのを願います。
最初から彼氏彼女の体から始まるラブコメって点では
差別化も出来てると思うし、
芸能ネタはパジャマの白雪先輩とモロに被ってますけど、まあ芸能よりも幽霊設定中心の作品なんで
案外そこまで印象が似通う事もないんじゃないかな、と個人的には思います。
紗奈ちゃんが主人公を選んだ理由っていうのは
何となくに近いものがあると同時に、
自分のことを本気で可愛いと言ってくれた、全力で守ってくれたって事実のお陰でもあるのは明白で
そこから考えても非常に分かりやすい、感情移入のしやすい良質なラブコメになってるかな、と。まるっ!
何よりも、その紗奈ちゃんがしっかりと可愛いですからね~。
純情だったり大人しそうに見えて、実際は結構に小悪魔な一面があったり
恥じらいの気持ちも強かったり、
芸能人とは思えぬ話しやすさ、親近感があったり
それで一番重要なのはきちんと身体のラインだったり見た目の雰囲気がエロいこと、かな(笑)。
ここまでの逸材を大人しくさせとくにはもったいない!!って事で
来週からは積極的なサービスシーンをお願いします(笑)。
一種のサブリミナル効果っていうか
作中であそこまで美少女だって強調されると、思わず引き込まれてしまう威力はあると思う。
その辺もネームと構成の上手さの賜物ではあるかなって個人的に感じました。
みんなの憧れのヒロインと、ドッキドキのラブゲーム!
でも、
個人的には初めから知っててそうなったのではなく
初めはただの観光客として惚れたっていうのがさり気に素敵な部分だなー、とは思います。
そこもまたこの物語の純真さの演出に一役買ってると思えますね。ポテンシャルは十分、期待大です!
テーマ的には、誰かに恋することに怯えない、必要以上に怖がらない
勇気を出して飛び込むこと、臆病者からの脱出・・・って感じですかね。
それに加えて男の子ならではの欲望と願望か。
でも恋って本来はこれくらいドキドキして当然のものだと思うので、こういうテーマ性は素直に好きかな。
後はヒロインの魅力をどれだけ掘り下げられるか、維持できるか。素直に楽しみです。
読切版の感想
「恋染紅葉」
◆現存!古代生物史パッキー(最終回)。
この漫画、タケルとか低学年中心の回はそこまででしたが、
杉田中とササコと一緒に馬鹿やる話は割と好きだった気がします。
本人は巻末コメントで「未熟」と表現されてますが
個人的にはメインキャラの配役ミスじゃないかなあ・・・となんとなく思ってたり。
というか、マモナガくんみたいなブラックなキャラをもっと見たかったですな。
そんな彼が大活躍(?)する花屋の話が個人的ベストでした。
◆いぬまるだしっ
何これ、終わるの!?
雰囲気的にいつ終わってもおかしくない流れなんですけど。
でも、何気に縁の下の力持ちだと思う。この漫画。
まだまだ続いて欲しいなあ。「友達100人」のネタとか、いつの間にか敬語になってるとか、
考えてみりゃ不思議なことだらけですなあ。そして兄の馬鹿さ加減は嫌いではないです(笑)。
そんな訳で、後編(パジャカノ+ニセコイ)に続く!
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