分かり合えると信じてるから。
いや~今週は3本とも実に素晴らしかったですね!!常に頬が緩みっぱなしで
クオリティ的には多分今まででベストだったんじゃないかなあ。とにかくどれも実直に面白かった。
って思うのはやっぱり丁寧に作ってるっていうのと
キャラの動かし方が上手いのかな。
オチはどれも最高で、特にラストのオチが個人的には感動モノでしたね。一期越えも出来るんじゃないか、と。
少なくとも現時点では一番面白いし、楽しみだって思えるアニメですね。大満足。
●もてなさなイカ!?
(原作8巻 第138話「もてなさなイカ?」より)
千鶴さんの私服姿かわええのう・・・とか思ってたら
全然かわいくないオヤジが主役のお話でした(笑)。あれで機嫌が良いんだったら不機嫌な時とか
どうなっちゃうの?って感じですけどね。トイレにしろ包丁ネタにしろ
アニメオリジナルなんですけど
本当に原作でもやりそうな行動なんですよね。だから原作ファンの視点から観ても違和感がなく
安心して観れる感じが素晴らしい。んでアニメになると原作以上にぶっきらぼうに見えるから不思議ですね(笑)。
この回はもうワンカットワンカットがツボに入る感覚で観てて笑いっぱなしでした。
あの千鶴さんですら汗をかく程の肝っ玉の持ち主・・・オヤジパネェっす。
そしてトイレで散々揉みくちゃにされたイカちゃんを是非生で観たかった(笑)。私も人間嫌いでゲショ←
ただ、鮎美ちゃんだけはそんな彼の心境を察してたみたいでね
長年連れ添ってるからこそ
水面下で知る事の出来る感情の情報っていうか、何だかんだいって親子なんだなあ、と。
千鶴さんが翻弄されてたのは単純に面白かったんだけど
それ以上に
そんな親子の通じ合いを表現するための演出だったのかもしれないな、と。いきなり来て「何か話せ」って、
芸人でも呼んでるのかって思ったけど、それもまた一種の照れ隠しというか不器用というか。
実直に娘の事について感謝を伝えるシーンもグッと来ましたね。
実際の所は無駄ばっかでしたけど(笑)
そんな不器用な優しさは無駄じゃない、っていう。素敵な話でした。
●記憶喪失じゃなイカ!?
(原作6巻 第106話「記憶喪失じゃなイカ?」より)
記憶を失ったイカちゃん。随分変わり果て・・・てなかった(笑)。ある意味まんまでした。
ただ、あれですね、ここに来て妹属性が追加、って
既に「イカ姉ちゃん」って呼ばれてるじゃん。姉属性も妹属性も完備って何気にオールマイティで凄いな。
でも、一番可愛かったのはそういう風に呼ばれて照れている栄子でしたが(笑)。
一瞬見せる女の子らしさが何とも言えない!
とかいいつつ、さり気に改竄しようとしているシンディーと早苗も面白かった。この会話もレベル高い。
最後には一緒に手まで繋いじゃってるノリノリっぷりに笑いつつ、早苗だけ思い出さなかったのは
きっと普段の態度によるものなんでしょうね。
妄想の中のイカ娘は妖艶だな(笑)。
それもまた願望か。
つくづく破廉恥な娘さんですね、早苗は。でも進んで汚れを買って出てるその勢いやよし。
その調子でこれからもどんどんオイシイネタ投下して下さい、って事で。
記憶を取り戻した、と思いきや怖い記憶ばっかだった・・・とかいうその前に
取り戻した方法が死の淵からってあまりに不謹慎過ぎますね(笑)。
一歩間違ったらこのアニメ終わってましたよね。
危ない危ない。
さり気に目的が「侵略」から「侵入」にグレードダウンしてたのにも笑った。無意識下の本音か、と。
●入部しなイカ!?
(原作9巻 第165話「入部しなイカ?」より)
部活という名の青春。
・・・って事でただ遊んでばかりいるイカ娘の侵略部(笑)。ですけど
部員のみんなの心は確実に侵略してるよね、って事で。
青春を知らないイカ娘が
青春のド真ん中で分かり合う姿は何気に感慨深いものがあった。とどめにあの最高のオチが・・・!
感動っていうものはわざとらしく押し売りするものではなく
さり気なく、そっと出てくるもの・・・
って個人的には思ってるので、その観点からすると純粋に感動出来たお話でした。みんな良い子だなあ!
最近は妙に雰囲気作って盛り立ててる演出が目立って辟易する時もあるけれど、そんなんなくても、もう余裕でさ。
でも今回の話のMVPは栄子でしたね。鋭いツッコミをしつつ、腹の中では半ば呆れつつ、
最後には解決への手を差し伸べてくれた、人の良さが光ってました。
何気に良いお姉ちゃんポジションなのかもしれないですね。本質的にね。そんな関係性もまた好きですね。
どれも原作にあるお話なんですけど
これがどれも上手い具合に料理されてるんですよね。文句の付けようがないくらいに。
以前原作付きアニメのお手本って形容したんですが
今回は飛び抜けて「上手い!」と唸らざるを得ないお話でした。ここまで良いアニメにしてくれて嬉しいですね。
って具合に原作ファン冥利に尽きる7話目でした。無駄なキャラがいない、っていう。
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